昔の芸能界ってのは、ドリフや欽ちゃんなんかのように、「アイドル」と「芸人」の棲み分けを上手くコントロール出来る人が沢山いた。
"アイドル(チーム)は、ここまで頑張ってくれ! オイ、芸人たち、ここからは、お前らの出番だぞ! 大御所の方、すいません…いろいろとお願いします。
素人のみんなは、とりあえず、全力で!"ってな感じでさ。
でも、もう、『ひょうきん族』の頃には、そんな感じじゃなくなっていき…、そういう(仕切り)技術を持った人自体も減っていき…。
で、突然、「アイドル」と「芸人」が、横一線で扱われる時代が来た。
正確に言うと、「アイドル」に「芸人」の領域のことをやらせて、どんなんかな~?って流れ&風潮ね。
僕、そのキッカケというか、今までのを全部ひっくり返して、ある意味、同列としちゃったのが、「とんねるず」だと思っている。
そして、その盟友…秋元 康。
この時から、「アイドル」は、必然的に、自分自身をプロデュースする力を、いきなり、身に付けなければ生き残れない芸能界になってしまったような気がする。
そういえば、ドリフのいかりや長介は、3人のアイドルが体操のコーナーにて、(マットの)開脚前転の出来がイマイチだったとしても、最後に全員がセンターに集まって、小さくガッツポーズ! この直後に発するお助け言葉、"可愛い、可愛いネ、はい!"+"加藤-!もう1回-!,次は、一番上からやってみろ-!"…このギャップで、オールOK!だった。
でも、今だったら、「アイドル」,「芸人」に関係なく(ただし、贔屓してる人は例外)、"ったく、なにやってんだよ-!"…石橋貴明の怒号パターンの方が、おそらく、スタンダードなんだろな?
だから、だからの自己プロデュース力。
松田聖子は、いかなる場面でも、笑顔&ガハハ笑いで、「聖子ちゃんとしてのアイドル性」を勝ち取り続けてきたと思う。
小泉今日子は、満面のスマイル全開で、"それは、ちょっとゴメン!"、そして、時には、ハッキリと、"絶対イヤ!"…こういう賢さで、「キョンキョン」を守ってきたんじゃないかな!?
いや、まてよ。
最初っから、ソロってことが、グループアイドルと違ってデカイのかな?
"いつも個人戦!"の状況で培ってきた、たくましさ?…ま、いっか。
僕、「アイドル」ってのは、たとえ、時代は変わっても、最後の最後、ポッケの中に、人知れず、"アイドルとしての可愛らしさ"だけは、残しておくべきだと思ってる。
本当の本当に、全部100%やってしまったら、それは、「芸人モドキ」になってしまう。
「アイドル」は、「芸人」ではない。
でも、そういう棲み分けコントロールが上手く出来る人って、本当に少なくなってしまった現在、アイドルの自己プロデュース力ってのは、すごく必要な要素だと、僕は思うんだよなぁ。
さて、ある意味において、革命を起こしてきた「とんねるず」…そして、秋元 康。
以前(2ケ月ぐらい前?)、『EXILE魂』(TBS)という番組で、AKBが、2週に渡ってゲスト出演した際、次のような場面があり、僕は、すっごく、ひっかかったんだ。
(ちなみに、出演は、EXILE,AKB48から20人ぐらい?,秋元 康)
なんか、トークのコーナーで、AKBがツッコむような種類の面白い事があったのかな?
とにかく、20人中、5人ぐらいが、中途半端なタイミング、さらに、バラバラ&小さな声で、"オイオイオイ…"。
すると、秋P、メンバーの方を振り返って、"遅い!遅い!"。
で、メンバー全員が、慌てて、"オイオイオイ"。
僕、この場面、すっごく、気持ち悪かっんだよね。
ていうか、その前に、"秋P、このパターンは、出てきちゃダメだ!"と思った(せめて、VTR出演で止めとくべきだと思った)。
いくら、HIROと親交が深く、プロデュースという枠が共通してるからって、彼は現役! 現役バリバリのパフォーマー・・・出る人なんだ。
僕は、あそこで、秋Pが一歩引くことで、HIROとたかみなちゃん…タイタイの関係をちゃんと演出してあげてほしかったよ。
それに、あれは、EXILEとゲストのための収録番組。
生放送のMステとは、すべてが違う、カット部分も含めて、自由なんだ。
正直、あそこ、秋Pが出てくることで、AKBメンバーが、本当に聞きたかったことが、聞けなかったりする場合がある(雰囲気的にね)。
HIROのリーダーシップについて,USAのダンス技術について,ATSUSHIやTAKAHIROの歌唱テクニックについて,AKIRAの2つの才能(ダンスと芝居)の気持ちの切り替えについて,MAKIDAIの…。
ぶっちゃけ、1つのカベが(秋Pのこと)、こういうのを聞く楽しい機会を奪ってると思った。
正直、"オイオイオイ"…あれ、ふだんのAKBメンバーなら(そのカベが無かったとして)、メンバー全員で、いい感じにツッこんで、笑いの雰囲気になっていたはずだよ。
あの愛想笑いに、何も感じないのかな? 秋P…。
秋P…"作詞の才能はあっても、そういう才能は無いなぁ~"って、改めて思った。
そして、確信した、こんなこと。
秋元 康こそ、"とんねるずイズム"の継承者だと。
"オイオイオイ"に対して、間髪入れずの"遅い!遅い!"…あれは、完全に、秋Pが、AKBに、「芸人100%」を求めてる!ってことだ。
AKBメンバーは、気をつけなければならないよ。
「アイドル」と「芸人」は違う。
「芸人100%」に対する期待に対し、完璧に応え続け、卒業…した後で、同じようにした時、その子は、100%!…「芸人」に負ける。
その時に、初めて気付いたって遅いんだ。
ただ、時代の流れ、テレビの流れ…昔よりも、いろんな仕事をやらなければならない今の「アイドル」は、本当に大変だと思う。
だけど、最後のひとかけら…"アイドルとしての可愛らしさ"ってのは、自覚して(意識して)持っておいた方がいいと真剣思う。
だだし、自分以外の全ての人にわからないようにね。
特に、バラエティー戦略に関して、「アイドル」に必要なのは、"100%"ではなく、"100点"の方だと、僕は思う。
最後に1コだけ…"『スクール革命』(日テレ)にレギュラー出演してる、ジャニーズの4人が羨まし-!"。
前半冒頭に述べた技術をちゃんと持ってる数少ない人物…内村先生に鍛えられ、段階的&大切に育てられている彼らを観る度、僕は、こう思うんだ。
"そのポジション、渡り廊下走り隊の最初の4人に譲ってくんないかな?"…悔しくて悔しくて、仕方なくなるんだ。
でも、最近、こうも思う。そら、内村先生はスゴイんだけど、もっとスゴイのは、ジャニーさんなんじゃないか!?って。
秋Pは、どう思う?
"アイドル(チーム)は、ここまで頑張ってくれ! オイ、芸人たち、ここからは、お前らの出番だぞ! 大御所の方、すいません…いろいろとお願いします。
素人のみんなは、とりあえず、全力で!"ってな感じでさ。
でも、もう、『ひょうきん族』の頃には、そんな感じじゃなくなっていき…、そういう(仕切り)技術を持った人自体も減っていき…。
で、突然、「アイドル」と「芸人」が、横一線で扱われる時代が来た。
正確に言うと、「アイドル」に「芸人」の領域のことをやらせて、どんなんかな~?って流れ&風潮ね。
僕、そのキッカケというか、今までのを全部ひっくり返して、ある意味、同列としちゃったのが、「とんねるず」だと思っている。
そして、その盟友…秋元 康。
この時から、「アイドル」は、必然的に、自分自身をプロデュースする力を、いきなり、身に付けなければ生き残れない芸能界になってしまったような気がする。
そういえば、ドリフのいかりや長介は、3人のアイドルが体操のコーナーにて、(マットの)開脚前転の出来がイマイチだったとしても、最後に全員がセンターに集まって、小さくガッツポーズ! この直後に発するお助け言葉、"可愛い、可愛いネ、はい!"+"加藤-!もう1回-!,次は、一番上からやってみろ-!"…このギャップで、オールOK!だった。
でも、今だったら、「アイドル」,「芸人」に関係なく(ただし、贔屓してる人は例外)、"ったく、なにやってんだよ-!"…石橋貴明の怒号パターンの方が、おそらく、スタンダードなんだろな?
だから、だからの自己プロデュース力。
松田聖子は、いかなる場面でも、笑顔&ガハハ笑いで、「聖子ちゃんとしてのアイドル性」を勝ち取り続けてきたと思う。
小泉今日子は、満面のスマイル全開で、"それは、ちょっとゴメン!"、そして、時には、ハッキリと、"絶対イヤ!"…こういう賢さで、「キョンキョン」を守ってきたんじゃないかな!?
いや、まてよ。
最初っから、ソロってことが、グループアイドルと違ってデカイのかな?
"いつも個人戦!"の状況で培ってきた、たくましさ?…ま、いっか。
僕、「アイドル」ってのは、たとえ、時代は変わっても、最後の最後、ポッケの中に、人知れず、"アイドルとしての可愛らしさ"だけは、残しておくべきだと思ってる。
本当の本当に、全部100%やってしまったら、それは、「芸人モドキ」になってしまう。
「アイドル」は、「芸人」ではない。
でも、そういう棲み分けコントロールが上手く出来る人って、本当に少なくなってしまった現在、アイドルの自己プロデュース力ってのは、すごく必要な要素だと、僕は思うんだよなぁ。
さて、ある意味において、革命を起こしてきた「とんねるず」…そして、秋元 康。
以前(2ケ月ぐらい前?)、『EXILE魂』(TBS)という番組で、AKBが、2週に渡ってゲスト出演した際、次のような場面があり、僕は、すっごく、ひっかかったんだ。
(ちなみに、出演は、EXILE,AKB48から20人ぐらい?,秋元 康)
なんか、トークのコーナーで、AKBがツッコむような種類の面白い事があったのかな?
とにかく、20人中、5人ぐらいが、中途半端なタイミング、さらに、バラバラ&小さな声で、"オイオイオイ…"。
すると、秋P、メンバーの方を振り返って、"遅い!遅い!"。
で、メンバー全員が、慌てて、"オイオイオイ"。
僕、この場面、すっごく、気持ち悪かっんだよね。
ていうか、その前に、"秋P、このパターンは、出てきちゃダメだ!"と思った(せめて、VTR出演で止めとくべきだと思った)。
いくら、HIROと親交が深く、プロデュースという枠が共通してるからって、彼は現役! 現役バリバリのパフォーマー・・・出る人なんだ。
僕は、あそこで、秋Pが一歩引くことで、HIROとたかみなちゃん…タイタイの関係をちゃんと演出してあげてほしかったよ。
それに、あれは、EXILEとゲストのための収録番組。
生放送のMステとは、すべてが違う、カット部分も含めて、自由なんだ。
正直、あそこ、秋Pが出てくることで、AKBメンバーが、本当に聞きたかったことが、聞けなかったりする場合がある(雰囲気的にね)。
HIROのリーダーシップについて,USAのダンス技術について,ATSUSHIやTAKAHIROの歌唱テクニックについて,AKIRAの2つの才能(ダンスと芝居)の気持ちの切り替えについて,MAKIDAIの…。
ぶっちゃけ、1つのカベが(秋Pのこと)、こういうのを聞く楽しい機会を奪ってると思った。
正直、"オイオイオイ"…あれ、ふだんのAKBメンバーなら(そのカベが無かったとして)、メンバー全員で、いい感じにツッこんで、笑いの雰囲気になっていたはずだよ。
あの愛想笑いに、何も感じないのかな? 秋P…。
秋P…"作詞の才能はあっても、そういう才能は無いなぁ~"って、改めて思った。
そして、確信した、こんなこと。
秋元 康こそ、"とんねるずイズム"の継承者だと。
"オイオイオイ"に対して、間髪入れずの"遅い!遅い!"…あれは、完全に、秋Pが、AKBに、「芸人100%」を求めてる!ってことだ。
AKBメンバーは、気をつけなければならないよ。
「アイドル」と「芸人」は違う。
「芸人100%」に対する期待に対し、完璧に応え続け、卒業…した後で、同じようにした時、その子は、100%!…「芸人」に負ける。
その時に、初めて気付いたって遅いんだ。
ただ、時代の流れ、テレビの流れ…昔よりも、いろんな仕事をやらなければならない今の「アイドル」は、本当に大変だと思う。
だけど、最後のひとかけら…"アイドルとしての可愛らしさ"ってのは、自覚して(意識して)持っておいた方がいいと真剣思う。
だだし、自分以外の全ての人にわからないようにね。
特に、バラエティー戦略に関して、「アイドル」に必要なのは、"100%"ではなく、"100点"の方だと、僕は思う。
最後に1コだけ…"『スクール革命』(日テレ)にレギュラー出演してる、ジャニーズの4人が羨まし-!"。
前半冒頭に述べた技術をちゃんと持ってる数少ない人物…内村先生に鍛えられ、段階的&大切に育てられている彼らを観る度、僕は、こう思うんだ。
"そのポジション、渡り廊下走り隊の最初の4人に譲ってくんないかな?"…悔しくて悔しくて、仕方なくなるんだ。
でも、最近、こうも思う。そら、内村先生はスゴイんだけど、もっとスゴイのは、ジャニーさんなんじゃないか!?って。
秋Pは、どう思う?