AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

お人形さんでいいのかな いいですよ AKB48にも反原発ソングはある(KC)

2011-10-18 23:24:05 | 新聞・本に登場、AKB48・アイドル
お人形さんでいいのかな いいですよ AKB48にも反原発ソングはある(KC)

10月18日の朝日新聞13面「AKBいまさらBiginner」という題の一面オピニオンに三人のインタビュー記事。

新しいビジネス飛翔入手(フライングゲット)
没個性フォーマットできた
岸博之 慶応大教授

秋元康のこだわり10年桜
ガチンコ総選挙 執念だなぁ
森田秀一 月刊誌BUBKA編集長

「脱原発」で会いたかった
お人形さんでいいのかな
橋本美香 社会派アイドル「制服向上委員会」会長

いずれも突っ込みどころの多い内容であったが、本日は、3つ目の制服向上委員会を取り上げたい。
9月16日の朝日新聞夕刊の赤川次郎のコラムから引用。

「制服向上委員会」という中高生の女の子たちのアイドルグループが、「脱原発の歌」を歌っている、と新聞で読んで、ユーチューブの動画で見た。リンクyoutube
ミニスカートの少女たちが、飛んだりはねたりしながた歌う。なかなか爽快だ。歌詞は結構厳しくて、
「忘れないから 原発推進派 安全だったら あなたが住めばよい」なんて、まことにその通りと思ったりする。 歌詞をリンク
この少女たちを冷笑するのは簡単だ。しかしこの少女たちも間違いなく原発事故の被害者であり、またその子供の世代にも放射能の被害は続いていくのだ。被害者である以上、誰でも原発に対して発言する権利がある。
この歌の車内広告が断られ、CDショップでポスターも貼ってもらえず、TVでも全く流れないと聞くと、そんな情けない大人たちへ、少女たちが抗議するのも当たり前だと思える。

赤川氏は、この曲がメディアから封殺されているという報道に基づいて書いているが、ネット記事では、スポンサーの圧力はなかった、話題作りのための虚構だという報道もある。
冷静に考えると、制服向上委員会は、反原発の新曲を出す前も、出した後もTVでは歌っていないし、CDショップでポスターも見かけない。

AKB48のように、TV、CDショップでバンバン売られているアイドルが、反原発の歌をリリースして、突然街の中から消えるということが起きたら、日本という国は悪い国だと証明されるが、
制服向上委員会をTV、CDショップで見かけなくても、変化がなく、日本が悪い国かどうか実感ができない。

背景説明はこれくらいにして、橋本美香の発言を引用する。( )は私の感想。

AKB48はCDを買うと、総選挙の投票権が手に入る。同じ曲でジャケットやの写真や仕様が違うものを何種類も出す。
もちろんコレクションをすることに魅力を感じる人もいますし、楽しみ方はいろいろあるでしょう。
でも私は、本来はこの曲が聞きたいという方に届けるべきものだと思うのです。 (橋本さんの意見に賛成です)

私たち制服向上委員会は13人のアイドルグループですが、スタンスは全く違う。1992年の結成以来、社会問題を題材にした歌も発表し、メッセージ性を大切にしています。
(1992年のデビューから見て、現場で10回は見ているファンとしては、このグループが社会問題・メッセージのグループだという認識はなかった。 会場のファンがステージに罵声をあびせごねる場面に遭遇したことはありますが、あれはメッセージに対する反発でなく、興行を邪魔しているだけだったという印象だった。)

「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」は、イベントで歌わないでと言われることもある。
活動はライブが軸です。 (AKB48もそうだった)
メディアの露出はあまり考えなくてなくて、そこはAKBと対極にいます。 (AKB48は売れてしまったアイドルグループで、アイドルグループとはハロプロ系以外はメディアに露出できない時代が長かった。現象を見ると二つのグループは対極だが、本質は同じ)

アイドルが政治的な発言をしてはいけないことはない。
ただのお人形さんと言われるより、私は好きです。
独自のスタンスがあったから、メンバーが変わっても20年近く続いてきたと思う。
AKBは立場を考え、社会問題にについて発言しないということもあるでしょう。
大きな力を持つ方たちが発信すれば、より広く問題を投げかけることができると思います。

(売れてしまったアイドルは発言できず、売れていないアイドルは発言できる、それでよい。売れたアイドルが、収入を犠牲にして発言することはない。発言したければ、アイドルを辞めて、発言すればよい。)


AKB48と制服向上委員会を比較して、どちらが、お人形さんに見えるかというと、制服向上委員会であろう。

反原発の歌を歌っていても、制服向上委員会はお人形さんに見えるし、
恋愛の歌ばかり歌っていても、AKB48は、相対的にはお人形さんに見えない。

より、お人形さんに見える方が、アイドルらしいと言えるので、AKB48は劣っているのか。
と言うより、
AKB48は、シアターで歌って踊る姿を見ていると、お人形らしくないのである。
お人形は、汗をかいたりしないから。

長年アイドルファンをやっていると、赤川次郎のように素直な心で、報道を受け取れない。
反原発の歌を歌っているという事実より、制服向上委員会が、お人形に見えてしまう。

制服向上委員会の反原発ソングより、こちらの記事で引用した藤波心のブログに、メッセージを感じる。

表題の、AKB48にも、反原発ソングがある、は次の記事で。

KC
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幸福レコード 仲川遥香 松原夏海 芝居のセリフに共感 **ネタバレ注意**(ナッキー)

2011-10-18 12:19:14 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
幸福レコード 仲川遥香 松原夏海 芝居のセリフに共感 **ネタバレ注意**(ナッキー)


幸福レコード  HPリンクします

幕があく前の、前説に、仲川遥香が登場しました。
見たい方は、5分前には、入場下さい。

公演終了後に告知で、仲川遥香が、「是非、買って下さい」と強く言った後で、「よろしければ」と小さな声で言ったのが、観客に受けました。


芝居を見ながら、共感したセリフをメモしました。

その1:松原夏海(入院中、お見舞いに小説を持ってきた母に対して)
「どれだけ生きるか分からないのに、先行投資なんてできない。」

その2:仲川遥香(入院中、このセリフの場面は思い出せませんが)
「かけがいのない日常がいとおしい。」

その3:仲川遥香に恋する男性(自分の想いを一人で、客席に向かって語る)
君が与えてくれる喜びや優しさ・・・・(生きていこう という趣旨、メモ取りそこねました)
もし君が死んだら、私は毎日君のことを思い出して生きるでしょう。
そのためには、ストックが必要なのだ。

その4:小説家夫人、一人で家にいる時に、
水前寺清子の365歩のマーチを口ずさんでいる。

その5:松原夏海
「誰かのために、一生懸命になれるのは、・・・愛」

その6:????(メモ取り忘れ)
「あなたと出会えたこの世界が、素晴らしくないわけがない。」


ここに並べたセリフだけ見ると、愛の賛歌という感じですが、芝居全体のトーンは、
人間は悪意によって、どんなひどいこともできる
という負の側面を強く表現しています。

セリフ一つ一つには、ギャグあり、笑いありで、私も一度声を出して笑ってしまいました。

さて、男性のセリフ(その3)は、
恋をしてしまった女性(仲川遥香)が心臓病でいつ死ぬか分からないから、彼女との思い出を少しでもたくさん作りたい、彼女とできるだけ一緒にいたい、という想いを表現したもの。

ストックという表現に、アイドルファン と アイドルの関係を深読みしてしまいました。
「自分の愛する相手がすぐ死んでしまう」というのは、

いつ引退するか分からない、人気がなくなったらメディアに登場しなくなってしまうアイドルを暗示していて、

たとえ、芸能界からいなくなっても、好きだったアイドルの思い出はファンにとっての生きる喜びである、ことを作者は訴えたかった。  (私の勝手な解釈なので、本気にしないでください。)

平嶋夏海のファンなのに、何故、握手会に参加しないのか、三つの理由を書いたのは、私が、平嶋夏海さんとは、十分な思い出を作ってしまったから。
握手会には行かないかもしれないけれど、シアター公演(当選すれば)や、お芝居(切符を買います)は、見続けたいと思います。

ナッキー
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幸福レコード 仲川遥香 松原夏海 (ナッキー)

2011-10-18 00:12:40 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
幸福レコード 仲川遥香 松原夏海 (ナッキー)

AKB48初心者の友だちと、横浜本多劇場で、「幸福レコード」を見てきました。
8月に「ポチッとな。」(平嶋夏海、松原夏海出演)を見た劇場と同じ。
200人くらいの小劇場で、すごく近くに舞台が見えます。
本日(17日)初日、18時15分に到着、当日券は10枚くらいあり、5列目を購入。
2列目の端が4枚ありました。

「DUMP SHOW」「ポチッとな。」「ブルース・イン・ザ・ナイト」「中野ブロンディーズ」と、芝居の紹介記事を読んだだけで、話の筋が読めてしまう大衆性のある(分かりやすい)芝居に比べると、「幸福レコード」は、複雑な心理劇でした。
しかし、見ていても何が何だか分からない前衛劇ではなく、話の筋と登場人物13人の役どころは、理解はできました。
最後まで、どういう結末になるのかが読めないという意味では、ミステリー、謎解きの要素がある芝居でした。

同行した友人の感想は、
はるごん、可愛かった。
テレビで見るより、実物ずっと可愛い。
出番が少なかったのが、少し残念、もっとはるごんが見たかった。
(入院している役だったので)じゃんけん大会と同じパジャマ姿。

私の感想としては、
じゃんけん大会と同じパジャマ姿というより、ユニット曲「パジャマ・ドライブ」を彷彿させるパジャマ姿。

中野ブロンディーズの浦野一美と同じで、素の仲川遥香に近い役。
でも、最後に、真面目になるところが、演技力の見せどころ。

芝居の進行とバックグランドに、ピアノ曲が使われていて印象的でした。
あのピアノの曲(クラシックと推察)を知っている人は、曲に隠された作者のメッセージが分かるのだろうか、と疑いながら見ていました。

将来、このような心理劇で、バックに使われているアイドルの名曲が、劇の謎を解くヒントになっている、という芝居を観てみたいものです。

公演日程:
10月17日(月)19:30~
10月18日(火)19:30~
10月21日(金)追加公演で、多数切符ありと告知していました。
10月22日(土)13:00~
10月22日(土)18:00~
10月23日(日)13:00~
10月23日(日)18:00~
10月24日(月)19:30~
10月25日(火)19:30~

ピーナッツさんは、仲川遥香二推しだったと記憶していますが、見に来られるのでしょうか。

ナッキー
コメント (3)
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