ネタばれ注意 松井咲子出演「ザ・デッド・エンド」観戦したけど意味不明(ナッキー)
「ネタばれ注意」というより、ネタが分からなかったので、状況を説明しています、舞台の内容を知りたくない方は、読まないように注意して下さい。
銀座博品館劇場。当日券6500円。後ろ3列、右端の席は空席。
1時間半弱のお芝居。観終わった後、意味が分からなかったので、ツイッターとネットを検索して調べましたが、今年の6月に、大堀恵が同じ芝居に出演していました。
広告によると、この芝居は、
一年前の殺人事件。捕まらない犯人。個室に集められた8人の容疑者。
一年前に無惨に殺された女性。
警察の捜査も虚しく、犯人が捕まらないままに1年という月日が経とうとしていた。
落胆する親族の前に現れたのは、信じられない提案をもった一人の刑事だった。
「8億円あれば、犯人を捕まえる…」
今、1億円を賭けた8人の男女が繰り広げる「犯人探しゲーム」が幕を開ける…
松井咲子の役どころは、
殺された女性の隣の部屋に住んでいる
殺された女性の親友と言っているが、本当はそうでないと芝居では暗示されている。
女性が殺された時間には、ツイッターで連続ツイートしていたとのアリバイを主張している。
芝居が始まる前、
ちらしを見ていたら、「集められた容疑者は以下の8人」という紙。登場人物8人が3-4行で紹介されていました。
これを把握しておかないと、ストーリーが追えないのだろうと、真剣に読みました。
幕が開く。
映像で、女性がナイフで刺されて殺されるシーン。
舞台は真っ暗の中、恐怖におびえる出演者の声。
明かりがついて、芝居がスタート。
(本編)
エンディングシーン
出演者が退場した後、映像で出演者の紹介(映画のエンドロール)
アンコールのような一節(これは回想シーンと理解しましたが、よく分かりません)
カーテンコール 出演者挨拶(おじぎだけ)
芝居の感想:
セリフが早口、殴り合い・リンチあり。最初から最後までドタバタしている芝居。
全員でまとまった演技をするのは難しく、拡散していく感じ。
よほどベテランで演技力のある役者をそろえて演じないと、難しい芝居と感じました。(婉曲に表現しましたが、そのレベルには達していなかったのではないかと。)
松井咲子の感想:
セリフはきちっと、よどみなく、バッチリ。
一番の見せどころは、「落ち着け」と言って、男性の頬にビンタするシーン。もっと、強く叩いてもよかったかと。
私が松井咲子を一番見た公演は、おそらくチームA5th恋愛禁止条例です。大島麻衣の引退後アンダーだった記憶がありませす。
AKBシアターで見る松井咲子は、まわりが子供なので、大人びて見えますが、(そして、あなたのようなレディが何故アイドルをやっているの???という疑問も、時々感じてしまう。)
今日の芝居は、子供がいない舞台で、違和感が全くなかったです。
しかし、これは逆に考えるべきで、AKB48の魅力とは、少し雰囲気の違う松井咲子のようなメンバーがいることなのだと思います。
大堀恵は、松井咲子と同じ役だったのではないかと推察。
二人とも、チラシ・広告に2番目に名前が書いてある。松井咲子は、カーテンコールで最後に登場した。
この役が、重要な役だったのか、よく分からないが、こじつけて考えると、次のQ2のシーン。
***注意*** ここからは、ネタばれです。 ***注意***
この芝居のストーリーを理解している方に教えていただきたいのですが、
Q1
エンドロールの後のシーン、悪徳警官2人と、容疑者8人が眠らされているシーンは、回想シーンで、
この次に、オープニングの、闇の中で、閉じ込められた8人が、恐怖におののくシーンに続いていく。(そうですよね。)
Q2
回想シーンの最後に、悪徳警官が、松井咲子のアイマスクに手をかけて、「これでうまく行ったな」という趣旨のセリフを言ったのは、悪徳警官と松井咲子が、グルだったという意味なのでしょうか。(よく分かりませんでした。)
Q3
話の筋は、遺族から金をだましとろうとした悪徳警官が、8人を拉致して閉じ込めたが、
だまされたのは悪徳警官で、だましたのは遺族。
遺族は、自力では、8人を拉致できないので、金を餌に、警官に拉致させた。(これで正しいでしょうか。)
だまされた悪徳警官は、後で、遺族に殺されてしまった。
Q4
疑問:容疑者8人のうち、一人は、遺族にリンチされて殺されてしまうが、遺族は「彼女は犯人ではなかった」と言った。どうしてそれが分かったのか。
Q5
疑問:最後に犯人とされてしまう人は、遺族に殺されたと暗示されている。遺族は「彼が犯人だと分かったのか」「納得して、恨みをはらすことができたのか。」
冒頭のシーンで、警官は、遺族が納得できる理由と証拠(をねつ造して)とともに、犯人を遺族に引き渡すと言っていたが、最後は理由と証拠なしに、犯人にされた人を引き渡していた。何故、遺族は、彼が犯人だと納得したのか。
Q6
本当の犯人は、エンドロール前のシーンで、最後まで部屋に残った、あの人なのか。
松井咲子は、最後から2番目に部屋を出て、その人に部屋を出るように促していた。
Q7
疑問:せっかく拉致したのに、何故遺族は、一人一人を別々に尋問(脅迫)して、本当の犯人を捜し出さないのだろうか。 (それでは面白い芝居にならないからだと思います。)
遺族は警官に何故犯人捜しに時間制限を設けたのか。時間を制限せずに、じっくりと尋問して、本当の犯人を追及すればよいのに。 (それでは面白い芝居にならないからだと思います。)
Q8
この芝居では何を訴えたかったのか。
親戚を殺された遺族は、かたき討ちをしてよい??? (違うなあ)
親戚を殺された遺族の恨みは、容疑者を拉致して、リンチするほど強い??? (これも違う)
人間は、窮地に陥ると、他人を陥れてでも、生き延びようとする (現代国語の模範解答としては、こんなところでしょうか)
Q9
殺された女性は、17か所刺されていたというセリフがあったので、オリエント急行殺人事件の故事より、犯人は17人いたのか。
私の満足度:
「幸福レコード」が90点としたら、「ザ・デッド・エンド」は50点でしょうか。
松井咲子の演技は楽しめましたが、芝居のストーリーが分からなかったから。
分からない芝居でも、セリフに笑ったり、ひきこまれるシーンがあれば、満足度も高まりますが、特にありませんでした。
これも、私に、観劇力がないからなのかもしれません。
芝居はたくさん観ていますが、芝居を観に行ったことはなく、芝居に出ているアイドルを見に行っているだけですから、当然のように、観劇力はありません。
ナッキー
「ネタばれ注意」というより、ネタが分からなかったので、状況を説明しています、舞台の内容を知りたくない方は、読まないように注意して下さい。
銀座博品館劇場。当日券6500円。後ろ3列、右端の席は空席。
1時間半弱のお芝居。観終わった後、意味が分からなかったので、ツイッターとネットを検索して調べましたが、今年の6月に、大堀恵が同じ芝居に出演していました。
広告によると、この芝居は、
一年前の殺人事件。捕まらない犯人。個室に集められた8人の容疑者。
一年前に無惨に殺された女性。
警察の捜査も虚しく、犯人が捕まらないままに1年という月日が経とうとしていた。
落胆する親族の前に現れたのは、信じられない提案をもった一人の刑事だった。
「8億円あれば、犯人を捕まえる…」
今、1億円を賭けた8人の男女が繰り広げる「犯人探しゲーム」が幕を開ける…
松井咲子の役どころは、
殺された女性の隣の部屋に住んでいる
殺された女性の親友と言っているが、本当はそうでないと芝居では暗示されている。
女性が殺された時間には、ツイッターで連続ツイートしていたとのアリバイを主張している。
芝居が始まる前、
ちらしを見ていたら、「集められた容疑者は以下の8人」という紙。登場人物8人が3-4行で紹介されていました。
これを把握しておかないと、ストーリーが追えないのだろうと、真剣に読みました。
幕が開く。
映像で、女性がナイフで刺されて殺されるシーン。
舞台は真っ暗の中、恐怖におびえる出演者の声。
明かりがついて、芝居がスタート。
(本編)
エンディングシーン
出演者が退場した後、映像で出演者の紹介(映画のエンドロール)
アンコールのような一節(これは回想シーンと理解しましたが、よく分かりません)
カーテンコール 出演者挨拶(おじぎだけ)
芝居の感想:
セリフが早口、殴り合い・リンチあり。最初から最後までドタバタしている芝居。
全員でまとまった演技をするのは難しく、拡散していく感じ。
よほどベテランで演技力のある役者をそろえて演じないと、難しい芝居と感じました。(婉曲に表現しましたが、そのレベルには達していなかったのではないかと。)
松井咲子の感想:
セリフはきちっと、よどみなく、バッチリ。
一番の見せどころは、「落ち着け」と言って、男性の頬にビンタするシーン。もっと、強く叩いてもよかったかと。
私が松井咲子を一番見た公演は、おそらくチームA5th恋愛禁止条例です。大島麻衣の引退後アンダーだった記憶がありませす。
AKBシアターで見る松井咲子は、まわりが子供なので、大人びて見えますが、(そして、あなたのようなレディが何故アイドルをやっているの???という疑問も、時々感じてしまう。)
今日の芝居は、子供がいない舞台で、違和感が全くなかったです。
しかし、これは逆に考えるべきで、AKB48の魅力とは、少し雰囲気の違う松井咲子のようなメンバーがいることなのだと思います。
大堀恵は、松井咲子と同じ役だったのではないかと推察。
二人とも、チラシ・広告に2番目に名前が書いてある。松井咲子は、カーテンコールで最後に登場した。
この役が、重要な役だったのか、よく分からないが、こじつけて考えると、次のQ2のシーン。
***注意*** ここからは、ネタばれです。 ***注意***
この芝居のストーリーを理解している方に教えていただきたいのですが、
Q1
エンドロールの後のシーン、悪徳警官2人と、容疑者8人が眠らされているシーンは、回想シーンで、
この次に、オープニングの、闇の中で、閉じ込められた8人が、恐怖におののくシーンに続いていく。(そうですよね。)
Q2
回想シーンの最後に、悪徳警官が、松井咲子のアイマスクに手をかけて、「これでうまく行ったな」という趣旨のセリフを言ったのは、悪徳警官と松井咲子が、グルだったという意味なのでしょうか。(よく分かりませんでした。)
Q3
話の筋は、遺族から金をだましとろうとした悪徳警官が、8人を拉致して閉じ込めたが、
だまされたのは悪徳警官で、だましたのは遺族。
遺族は、自力では、8人を拉致できないので、金を餌に、警官に拉致させた。(これで正しいでしょうか。)
だまされた悪徳警官は、後で、遺族に殺されてしまった。
Q4
疑問:容疑者8人のうち、一人は、遺族にリンチされて殺されてしまうが、遺族は「彼女は犯人ではなかった」と言った。どうしてそれが分かったのか。
Q5
疑問:最後に犯人とされてしまう人は、遺族に殺されたと暗示されている。遺族は「彼が犯人だと分かったのか」「納得して、恨みをはらすことができたのか。」
冒頭のシーンで、警官は、遺族が納得できる理由と証拠(をねつ造して)とともに、犯人を遺族に引き渡すと言っていたが、最後は理由と証拠なしに、犯人にされた人を引き渡していた。何故、遺族は、彼が犯人だと納得したのか。
Q6
本当の犯人は、エンドロール前のシーンで、最後まで部屋に残った、あの人なのか。
松井咲子は、最後から2番目に部屋を出て、その人に部屋を出るように促していた。
Q7
疑問:せっかく拉致したのに、何故遺族は、一人一人を別々に尋問(脅迫)して、本当の犯人を捜し出さないのだろうか。 (それでは面白い芝居にならないからだと思います。)
遺族は警官に何故犯人捜しに時間制限を設けたのか。時間を制限せずに、じっくりと尋問して、本当の犯人を追及すればよいのに。 (それでは面白い芝居にならないからだと思います。)
Q8
この芝居では何を訴えたかったのか。
親戚を殺された遺族は、かたき討ちをしてよい??? (違うなあ)
親戚を殺された遺族の恨みは、容疑者を拉致して、リンチするほど強い??? (これも違う)
人間は、窮地に陥ると、他人を陥れてでも、生き延びようとする (現代国語の模範解答としては、こんなところでしょうか)
Q9
殺された女性は、17か所刺されていたというセリフがあったので、オリエント急行殺人事件の故事より、犯人は17人いたのか。
私の満足度:
「幸福レコード」が90点としたら、「ザ・デッド・エンド」は50点でしょうか。
松井咲子の演技は楽しめましたが、芝居のストーリーが分からなかったから。
分からない芝居でも、セリフに笑ったり、ひきこまれるシーンがあれば、満足度も高まりますが、特にありませんでした。
これも、私に、観劇力がないからなのかもしれません。
芝居はたくさん観ていますが、芝居を観に行ったことはなく、芝居に出ているアイドルを見に行っているだけですから、当然のように、観劇力はありません。
ナッキー