AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

『中野ブロンディーズ』鑑賞記1(ピーナッツ)

2011-10-25 12:30:00 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
[10/22.13:00.新神戸オリエンタル劇場]

まず、今回のシンディーは、とても良かったと思う。
何が良かったって、声,喋りから、「ゆずか」を創り上げていたこと。
"声、そして、喋り口調からキャラクターを創っていく"…それは、あの、志村けん,松本人志,内村光良に共通する部分であり、同じ手法。
つまり、そこを軸とすることで、キャラが逃げない!ブレない! シンディー、そのことに気付いたか? それとも、たまたまか?

とにかく、今回、シンディーの「ゆずか」は、一貫してた。
みんなの演技が、後半、比較的、小っちゃくなっていく中で、「ゆずか」は、最後まで、「ゆずか」だった。

例えば、"(首ではなく)腰から、うなだれる"…とか、声と動きが、役の感情の中で、常にリンク&マッチしている…とか。
特に、台本に自分のセリフのない約100分間の演技が素晴らしかった。

ただ、欲を言えば、お客さんが観てる(感じてる)フレームの中から、1秒…2秒、1回ないし2回、はみ出る演技をしても良かったかな!?と。
だって、「ゆずか」は、それが許される、"(いい意味で)端っこ"のキャラクターだと思うから。
舞台上にいる他のメンバーが、素で、1回、後頭部をはたきたくなるような、1発、ケツを蹴りたくなるような、ちょっとした杭の出方ね。
シンディー、まだ、枠の中で収めよう収めようとする雰囲気(意識?)が勝ってんだよね。遊び心は、未だ、潜んだままで、"こいつ、何するかわからないぞ!"といった、危険人物に対する一瞬は、感じなかった。
もうちょい演っても良かったかな~!?
あ!そうだ! あと、もう1個、シンディー、良かった点がある。それは、浦野一美ではなく、「ゆずか」が、歌を歌っていたこと。
そこに、シンディーや浦野一美なんていなかった。
存在しなかった。

ただ、全出演者の中で、これが出来ていたのは、そうだな…他に(ソロパート部分で、確認出来た範囲だと)「寿美枝おばあちゃん」役のたくませいこさんと、「沙羅」役の長谷川 桃さんの2人だけ…かな!?
すごく、残念。

与えられた役柄を演じ、その役柄が、歌を歌う…ミュージカルでは、基本中の基本だ。
どうしても目立ってしまうので、この2人の名前を出してしまうけど、増田有華は、「瑞希」を演じながら、歌部分は、確実に、「増田有華本人」が歌っていたし、梅田 悠は、「ハスミ」を演じながら、歌は、「梅田 悠」が、どうしても、どうしても、出てきてしまう…勝ってしまう。

2人とも、歌が得意で、そっちの方に持ち込みたい気持ちはわかるんだけど、ぶっちゃけ、"「本人」としての歌の上手さ"なんて、あそこでは、いらない、必要ない。
欲しいのは、「瑞希」の歌であり、「ハスミ」の声だと思う。
ただ、どうしても、そうなっちゃうんだろね。
で、2人とも、そのことが原因で、最初っから、演技部分と歌部分のバランスが、非常に悪い。
だから、最後のクライマックスに向けて、例えば、「瑞希」の場合だと、リーダーになっていく心の成長部分や、相手を傷つけてしまった、その(傷の)深さや罪悪感,痛みなんかが、描ききれていない。
なんか、軽く映ってしまうんだ。

たった1度、そのお話の中で、演技が歌を超えていく瞬間があったなら、そういうのは、ゴロンゴロンと最後までローリングし続けて、その公演中にも、役が大きくなっていくもんだと思うんだけど、2人には、そういう場面がなかった。
常に、歌(+ダンス)が頂点にあって、演技が、そこに迫ってくることは、1度も無かった。正直、その距離は、開くばかりで…。
ま、一言で言うと、歌唱力と演技力に差がありすぎるんだよね。

僕は、そのことが、ラストに向けて、2人のキャラクターにターボがかからなかった1番のことだと思ったよ。
ただ、ここで、とって付けたように言うんだけど、2人とも、歌は上手いんだよね、ものすごく。梅田 悠に関しては、ダンスも素晴らしいんだよね。
だからこそ、残念。

まぁ、ミュージカルは、歌,ダンス,演技…3つの統一感があってナンボやから、その点が難しい…ってことだわね。
ところで、今回、増田有華ファンの方、梅田 悠ファンの方…なんか、ごめんなさいね。ただ、ウソはつけなかった。あと、次回は、もっと、ごめんなさいね。
(つづく)
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指原莉乃 さしこのくせに 視聴率 有吉AKB、週刊AKBとの実績比較(総選挙分析ライター)

2011-10-24 22:16:23 | チームA・チームK・SDN48
指原莉乃 さしこのくせに 視聴率 有吉AKB、週刊AKBとの実績比較(総選挙分析ライター)


前回は指原莉乃の冠番組「さしこのくせに」の全視聴率実績(全37回)を明らかにした。

今回は、「さしこのくせに」の視聴率実績を「有吉AKB共和国(TBS系毎週水曜日0:55)」、「週刊AKB(TV東京毎週金曜日17:30)」と比較することで、「さしこのくせに」を定量的に評価してみた。

比較の公平性を保つため、3番組とも番組開始から37回放送分までの視聴率実績を比較してみた。

なお、3番組の放送開始は、「さしこのくせに」が2011年1月11日、「有吉AKB共和国」が2010年3月29日、「週刊AKB」は2009年7月10日であり、それぞれ開始年に1年の差があることをお断りしておく。

結果は下表のとおりで、全37回の平均視聴率は、「さしこのくせに」と「有吉AKB共和国」は1.9で同じだが、少数点以下では「さしこのくせに(1.88)」が「有吉AKB共和国(1.91)」を0.03ポイント下回っていた。

逆に「週刊AKB(1.39)」との比較では、「さしこのくせに」が0.49ポイント上回っていた。

以前の分析でも指摘したが、「有吉AKB」や「週刊AKB」はAKBというブランドネーム(冠)を番組名につけて番組の宣伝を兼ねた認知度向上を図り視聴率を上げようとしているのに対して、「さしこのくせに」は「AKBとはまったく関係ありません」と宣言して、AKB名をつけずに無名ブランド「さしこ(指原莉乃)」のパフォーマンスで勝負して「有吉AKB」と互角、「週刊AKB」の視聴率を上回った実績を残した。

このことは指原莉乃の魅力を端的に現すものとして大きな評価に値するだろう。


さしこのくせに、有吉AKB、週刊AKB放送開始からの視聴率(37回)とその平均値
回 ・ さしこ ・ 視聴率 ・ 有吉AK ・ 視聴率 ・ 週刊AK ・ 視聴率
・ ・ 2011年 ・ ・・・ ・ 2010年 ・ ・・・ ・ 2009年 ・ ・・・
1 ・ 01/11 ・ 1.9 ・ 03/29 ・ 1.3 ・ 07/10 ・ 1.5
2 ・ 01/18 ・ 1.9 ・ 04/05 ・ 1.0 ・ 07/17 ・ 1.4
3 ・ 01/25 ・ 2.1 ・ 04/12 ・ 2.0 ・ 07/24 ・ 1.3
4 ・ 02/01 ・ 1.3 ・ 04/19 ・ 1.2 ・ 07/31 ・ 0.9
5 ・ 02/08 ・ 1.7 ・ 04/26 ・ 2.2 ・ 08/07 ・ 0.9
6 ・ 02/15 ・ 1.0 ・ 05/03 ・ 1.9 ・ 08/14 ・ 2.0
7 ・ 02/22 ・ 1.7 ・ 05/10 ・ 1.5 ・ 08/21 ・ 1.4
8 ・ 03/01 ・ 1.5 ・ 05/17 ・ 1.9 ・ 08/28 ・ 1.7
9 ・ 03/08 ・ 1.2 ・ 05/24 ・ 1.4 ・ 09/04 ・ 1.1
10 ・ 03/22 ・ 1.5 ・ 05/31 ・ 1.7 ・ 09/11 ・ 1.3
11 ・ 03/29 ・ 2.1 ・ 06/07 ・ 1.3 ・ 09/18 ・ 2.2
12 ・ 04/05 ・ 3.1 ・ 06/14 ・ 2.7 ・ 09/25 ・ 1.4
13 ・ 04/12 ・ 1.5 ・ 06/21 ・ 1.7 ・ 10/02 ・ 1.9
14 ・ 04/19 ・ 1.4 ・ 06/28 ・ 1.9 ・ 10/09 ・ 1.1
15 ・ 04/26 ・ 1.8 ・ 07/05 ・ 1.9 ・ 10/16 ・ 1.2
16 ・ 05/03 ・ 2.7 ・ 07/12 ・ 2.3 ・ 10/23 ・ 1.5
17 ・ 05/10 ・ 2.1 ・ 07/19 ・ 1.7 ・ 10/30 ・ 1.2
18 ・ 05/17 ・ 2.2 ・ 07/26 ・ 1.9 ・ 11/06 ・ 1.8
19 ・ 05/24 ・ 1.2 ・ 08/02 ・ 2.1 ・ 11/13 ・ 0.5
20 ・ 05/31 ・ 1.2 ・ 08/09 ・ 1.8 ・ 11/20 ・ 1.8
21 ・ 06/07 ・ 2.0 ・ 08/16 ・ 1.9 ・ 11/27 ・ 1.7
22 ・ 06/14 ・ 2.0 ・ 08/23 ・ 2.8 ・ 12/04 ・ 1.6
23 ・ 06/21 ・ 1.5 ・ 08/30 ・ 1.9 ・ 12/11 ・ 1.7
24 ・ 06/28 ・ 2.4 ・ 09/06 ・ 2.5 ・ 12/18 ・ 1.5
25 ・ 07/05 ・ 2.4 ・ 09/13 ・ 2.2 ・ 12/25 ・ 1.4
26 ・ 07/12 ・ 1.5 ・ 09/20 ・ 2.1 ・ 01/02 ・ 1.4
27 ・ 07/19 ・ 2.5 ・ 09/27 ・ 1.7 ・ 01/08 ・ 0.9
28 ・ 07/26 ・ 1.6 ・ 10/07 ・ 1.9 ・ 01/15 ・ 1.7
29 ・ 08/02 ・ 2.3 ・ 10/14 ・ 2.8 ・ 01/22 ・ 1.1
30 ・ 08/09 ・ 2.1 ・ 10/21 ・ 2.1 ・ 01/29 ・ 0.9
31 ・ 08/16 ・ 1.9 ・ 10/28 ・ 1.8 ・ 02/05 ・ 2.2
32 ・ 08/23 ・ 1.8 ・ 11/04 ・ 1.0 ・ 02/12 ・ 1.1
33 ・ 08/30 ・ 1.4 ・ 11/11 ・ 1.8 ・ 02/19 ・ 1.4
34 ・ 09/06 ・ 2.3 ・ 11/18 ・ 2.1 ・ 02/26 ・ 1.7
35 ・ 09/13 ・ 2.0 ・ 12/02 ・ 2.2 ・ 03/05 ・ 1.2
36 ・ 09/20 ・ 2.0 ・ 12/09 ・ 2.8 ・ 03/12 ・ 1.1
37 ・ 09/27 ・ 2.7 ・ 12/16 ・ 1.7 ・ 03/19 ・ 0.8
・ ・ 全平均 ・ 1.9 ・ ・・・ ・ 1.9 ・ ・・・ ・ 1.4
・ ・ 全平均 ・ 1.88・ ・ ・・・ ・ 1.91・ ・ ・・・ ・ 1.39・

なお、「AKBINGO!」との比較はデータが揃い次第掲載予定。

以上

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カワイイは海外で魅力がない? AKB48は三次元カワイイ文化輸出の実験?(KC)

2011-10-24 00:06:55 | 新聞・本に登場、AKB48・アイドル
カワイイは海外で魅力がない? AKB48は三次元カワイイ文化輸出の実験?(KC)

10月17日朝日新聞文化欄、韓流についての特集記事の中で、エコノミスト伊藤洋一氏が次の趣旨で論じている。

タイトル:魅力磨くのも産業政策

韓流ブームは、日本文化の価値基準が「カワイイ」にあることと無関係ではない。
テレビ局が若者相手に「カワイイ」芸能人や文化ばかり生んできたから、従来ターゲットでなかった層を掘り起こして成功したのが韓流。
K-POPの歌手は、体が大きく、鍛え上げた肉体、見事な脚線美。実力があり、セクシー。
カワイイだけの日本の芸能人とは違う。対抗できるのは安室奈美恵くらいだろう。
韓流を海外に売り出すのも国家の産業戦略。
日本の芸能界には国際戦略がない。
産業界は「国内だけでは食べられない」と気付き始めた。
芸能界もいずれ同じ問題に直面する。
その時「カワイイ」というは一つの文化だが、それだけでは世界に通用しないことに気がつくだろう。

感想:15年前だったら普通の意見。現在は、化石のような意見。ひょっとして非常識なエコノミストがいることを世に知らしめるために朝日新聞が載せた? そう感じる、私の感覚が、アイドルというカワイイ文化にどっぷり浸かっていて、エコノミストの巨視的な視点をもっていないのか。そうは思えないけど。

まず、経済学の教科書は、他に先行された市場で勝つには、より高い性能か、同等の性能で安いコストが必要と教える。

日本の芸能が、グローバル標準(実力・セクシー)で認められる魅力を磨く努力をしても、上回ることができるのか。疑問。芸能は甘いものではない。無理と考えるべき。

そして、現実に起こっていることは、カワイイ文化であるアニメが先行し、声優が続き、アイドルが世界市場で注目されているのではないか。

納豆は納豆のまま輸出した方がいいというたとえで、アイドルはアイドルのまま海外で見せる方が、珍しがられるからよい、と秋元康は論じており、伊藤洋一の主張より、ずっと説得力がある。

靴を売る商人が、人々が裸足で生活する国に行って、
「この国には、靴をはく習慣がありません」と商売をしないで帰った営業マンと、
「この国の国民が靴をはくようになったら、大量の靴が売れます」とビジネスチャンスととらえた営業マンを比較し、マーケットを作るには、新しい発想が必要だ
という対照が、経済学の教科書に出てくる。

「この国では韓流が流行っていて、実力とセクシーという(既存の)魅力がない日本の芸能人は売れません」という発想の伊藤洋一と、
「この国の国民は、下手くそな歌と、未熟な踊りを(一生懸命)見せるアイドル(納豆)を見たことないから、新鮮に映るはずだ」という発想の秋元康との対照は、経済学の教科書に載せてもよい好例だろう。

AKB48が海外で売れるか、JKT48がイスラム文化圏で成功するか、TPE48が親日本の台湾で順調に勝つか、
海外で納豆を食べさせようと発想した秋元康が、納豆を売って儲けたわけではない。
しかし、納豆が売れそうな雰囲気は、日本経済を、文化に漂っているではないか。
納豆が売れなかったら、次のマーケットに売りに行けばよい。
エコノミストのくせに、今の市場を感じ取っていないとは、古風である。基礎知識に欠けるとそしられてもやむを得ない。


翌日18日、制服向上委員会橋本美香の下で、元通産省の岸博之は次のように論じている。

AKB48は参加性や共感性を大事にする世代をコアファンに設定したビジネス構成が画期的。
少なくとも見た目には、プロディーサーに仕込まれたアイドルではなく、ファンが育てることが中心。

もう一つ、文化面でのイノベーションも見逃せません。
統一コスチュームと没個性を特徴とする新たなアイドルフォーマットととらえることができます。
個性あふれるメンバーが集まっているわけではないのです。
こう考えると、AKBの展開はアニメや漫画の社会における定着、海外進出の過程に似ているとも言えます。
アニメや漫画は、実写と比べるとデフォルメされた記号的表現ですが、時間が経つにつれて社会に定着し、海外では「日本的かわいいフォーマット」になった。
AKB48のジャカルタ・台北での姉妹グループは、まさに、新たな日本製アイドルフォーマットの輸出です。
二次元の世界で成功したものが、アイドルという三次元でも結果を出せるか。日本のサブカルチャーの実験なのです。

感想:
AKB48が没個性かは、議論の余地がある。これだけの人数がいるのに、新しいメンバーを次から次へと覚えることができるのは、メンバー一人一人が個性的だからと感じる。

しかし、カワイイ文化はアニメで既に成功している、アイドルはまだ、と言う点が、私の経済感覚・文化感覚はこれに近い。伊藤洋一の論を読んで、あれ?あれ?あれ?という感覚に襲われた直後だったので、安心した。

KC
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東京女子流 『Limited addiction』(昼公演)に行きました

2011-10-23 09:08:00 | 現代のアイドル
東京女子流のコンサートで全席指定と言う事で珍しいのでチケット予約。
1階E列5番と言うのは良い席なんだろうなと思いながら観戦。
感激しました。
キャパ746席なのでいつもの倍くらいの集客ですね。

1曲目、「鼓動の秘密」アルバムVer.
銀河劇場コンサートVer.でしょうか。初めて見る演出でした。
登場は白い衣装に薄いスカート、後で2曲目に歌った「Limited addiction」の衣装と説明がありました。
オフィシャルホームページ、TOPページの衣装ですね。

その2曲目「Limited addiction」は歌姫、小西彩乃さんの歌の歌いっぷりに感激しました。

2曲終えて自己紹介ですが新井さんだけ自分の名前を紹介し忘れて微妙な間が空きました。
慌てて「新井ひとみで~す。」に笑いと拍手が。

3曲目はWe will win、最新CDの曲です。
4曲目はちょい前の曲、「頑張って いつだって 信じてる」単純な詩ですが私は好きです。

5曲目、「W.M.A.D.」
エラい激しい踊りです。まえださん、教えてくれてありがとうございます。
ゆりちゃんの説明で、ピーターパンのウェンディーのフルネームだとか。
ウェンディ・モイラー・アンジェラ・ダーリング(Wendy Moiragh Angela Darling)

6曲目「Don't Be Cruel」は最新シングルのジャケットCとDに収録とのことです。
6曲目でリーダー山邊未夢のスカートが外れて踊りながら一生懸命直そうとしますが途中で潔くスカートを外して舞台後ろにポーン。
結局この振り、スカートを外して投げるのは7曲目の途中でメンバー全員によって演じられるのですが。
観客はだれも騒がないしメンバーもそのまま踊り続けて、これがAKB48だったらもう少し下品なリアクションがあったのではと思いました。
女子流のファンは上品です。

7曲目は「きっと忘れない」
そしてMCでした。

8曲目 Liar
途中でメンバー全員がスカートを外してステージ後ろにポーンと。
PVではダークな女子流が観られるとの紹介でした。
スカートを投げる振りに照れましたと言いながらいつもの様にメンバーが水補給と交代で

9曲目 Love Like Candy Floss
10曲目 僕の手紙
11曲目 サヨナラ、ありがとう

ここ12曲目から生演奏、私的にはドラムに注目してました。

12曲目 Attack Hyper Beat POP
13曲目 孤独の果て~月が泣いている~
14曲目 ヒマワリと星屑
15曲目 「ゆうやけハナビ」はアルバム収録曲。

ここからアンコール
ピンクの女子流Tシャツ(この日から発売の様です)と女子流タオル。
ジーンズ生地の短パンで登場。

16曲目 「Limited addiction -Unlimited addiction Mirrorball Royal Mix-」ジャケットDのみに収録。

17曲目 おんなじキモチ
幼児ダンサー10名、普通のダンサー10名登場。親子かと思った。

18曲目 「キラリ☆ -Royal Mirrorball Mix-」ジャケットBのみに収録。

終了の挨拶をしてメンバーが履ける時に芽生ちゃんが告知を忘れたのを思い出して今後のスケジュールを発表。
11月22日の横浜BLITZでのライブ発表以外はホームページに出ています。
座席指定の券があれば横浜BLITZでのライブにも行って見たい。

テッド
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しほりんに会いに行こう 10月19日 シアターの女神公演 その1

2011-10-22 20:45:18 | 鈴木紫帆里
影アナは誰だけ分かりませんでした。
後で聞くと近リナだった様です。
今のシアターは初見の人も多いので名前はしっかり言わないと勿体ない。

前座ガールは12期高橋さん。
そう言えば、この「ロマンスかくれんぼ」を田野ちゃんのデビューを観ましたがあれから随分経ちます。
高橋さん、振りは下手でした。
伊豆田さんの「ロマンスかくれんぼ」に慣れた目には、あれは無いでしょ。

開演して一曲目。目につくのはさすがの柏木さんでした。
堂々たる物です。
私に取っては青い衣装をまとったしほりんの次に目立ってたかな。

「隕石の確率」が始まっても前回の公演があるのでしほりんがそこにいるか心配で。
勿論、元気に踊っているのですがボーッと観戦してました。
もし、舞台から見たら馬鹿に見えたでしょうね。
しほりんは下手率が高いので楽しめました。
しほりん以外に気がついたのは小林茉里奈 さんの表情がいつになく(そんなに観戦出来てませんが)豊かだったこと。

「愛のストリッパー」、けしからん振りをするのはその小林茉里奈 さんと伊豆田さん。
小林茉里奈 さん、そのカッコに抵抗感があるのか照れが見えました。
他のメンバーにも抵抗感持って欲しい振りです。

「シアターの女神」はその詩に凄くうなづけました。
ようやく会えた私の女神。

MCは勘違いした事。
しほりんは、まだ気がついていないかも知れないから公演の終わり(ハイタッチ?)に教えて欲しい。
すみません、何も言えませんでした。

すみれはハルキャンは女の子と思ってましたが男の子でした(髪型がボーイッシュでそれが似合うから)
サイード、家の壁のシミ、お父さんが刺身を食べた時に飛ばした醤油の後だとか。あなたの父は星一徹ですか?
あーやロイド、キャッチが若干変わりました。
「私が質問したら応えて下さい」が「好きと言って下さい」に、強引ですね。

鈴木まりや、映画「こっくりさん」の主役になった(観客拍手)。その話しを始めますが香菜ちゃんに「お題に関係無いよ」続けて他のメンバーから「話しが長い」とクレームされてました。
その後のナッチは「まりやは頭が良いと思ってたけどバカだった」「ズーズーしい」とメタボロ。

柏木さん、渋谷のAKBショップで客と間違えられた話しをしますが言い方がおばさん。
話してるうちに客席にどんどん寄るのでそれお指摘されて「あっ、前に出過ぎ?」おばさんリアクション。

近リナ、友人とケンカしたつもりが相手はそう思ってなかったと言う話し。(どうでも良い!)
小林香菜、「私の人生なんて勘違いばっかり」に数々の逸話が頭に浮かんで思わず大笑いしてしまいました。

ユニット曲、1曲目の初恋は田野ちゃんのセンターが誰でも予想出来るので観客が「田野ちゃんこんにちは」と大声で。
その瞬間、スポットライトに照らされた上手の手すりにもたれた田野ちゃん、嬉しさ隠せない顔でした。
その後はしほりんしか見てないのでどうなったか分かりません。

嵐の夜にははみやみほ、ナッチのソロパートは聞かせます。

キャンディーの小林茉里奈さん、声が可愛い事に初めて気がつきました。良いじゃない。
センター小嶋菜月さん、しほりんに特訓を時々受けてる様です。
森川彩香さん、くるっと廻るところでミニスカートの裾を気にしてました。
前の公演でサービスしちゃったのかな?

ロッカールームボーイ、センターは伊豆田さん。
ハルキャンの声が良く通ります。
小林香菜さん、痩せた様に感じました。気のせい?
大森さん、いつも通り大汗かいて熱演です。

テッド



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冒険のない曲(ナッキー)

2011-10-22 12:00:00 | 分析系 曲
冒険のない曲(ナッキー)

選抜総選挙の翌日の産経新聞に、法政大学稲増龍夫教授が、「Everyday、カチューシャ」を評して、「冒険せずに大衆受けを狙った曲」と辛口の評価を与える

と書いてあったのを読んで、その評価は、80年代の評価で、2010年代は、「Everyday、カチューシャ」みたいな曲は、トップアイドルは出さないのだよ、と突っ込んでしまいした。

1990年代の代表アイドル、安室奈美恵、SPEED
2000年代の代表アイドル、モーニング娘。
みんなJ-POPでした。歌謡曲も、アイドルポップスも歌っていません。
あえてアイドルポップスを探すとしたら、松浦亜弥。

Beginner と RIVER は、「冒険せずに大衆受けを狙った曲」であり、
Everyday、カチューシャ  チャンスの順番 ポニーテールとシュシュ は、

悪く言うと、時代錯誤
良く言うと、美しい曲であり、
うがった見方をすると、アイドルの歌を忘れてしまった日本人に、「アイドルが歌うべき曲」を、啓蒙するために世に出した。

稲増教授は私と世代が近いので、研究者としては上記のように分析すべきなのに、
思わず、80年代の感覚で、ファンの視線で、インタビューに答えてしまったのが、微笑ましい。

こちらの記事にいただいた「ひでちゃ」さんのコメント
【魅力的だけど売れる要素を詰め込んだだけでしょ】
Everyday,カチューシャ
ポニーテールとシュシュ

が、80年代風なので、感心しました。ブログを拝見したところ、私よりは30歳は若い方なのに。

別の言い方をすると、秋元康は、
Beginner と RIVER は、「商売のために売れる曲を書いた、プロの仕事。」、
Everyday、カチューシャ  チャンスの順番 ポニーテールとシュシュ は、「商売を無視して、AKB48に歌わせたい曲を書いた、自分が好きな歌を書いた。」  のだと思います。

ナッキー
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長谷川真弓さんの思い出(ときめき研究家)

2011-10-21 23:32:46 | ときめき研究家
ナッキーさんのご指名なので、長谷川真弓さんの思い出を書く。
ナッキーさんから「バスケットボールが写っているジャケット写真」というクイズを出され、女優というヒントを貰うまで分からなかったのは悔しかった。歌手専業のアイドルばかり考えて思い出す対象から外れてしまっていたが、すぐに思い出さなければならない人だった。

1984年11月、彼女に2時間くらいインタビューしたことがある。
当時私は社会人1年目で、ナッキーさんと知り合ったのもこの年だ。会社では研修期間中だったが、その合間を縫って友人とアイドルを語るミニコミ誌を作っていた。ワープロも普及しておらず、手書き原稿をコピーした粗末なものだった。その「取材」と称して、彼女にインタビューを申し込み、まんまと受諾されたのである。
会社帰りに総勢3人で横浜まで出かけ、喫茶店でインタビューした。マネージャーさんも同席していたが、スーツ姿の大人が、いたいけな女子中学生を取り囲んで、周りからは一体なにごとかと思われたことだろう。
芸能人と長時間話をしたのは、後にも先にもこの時1回限りである。

当時中2の彼女は、劇団に所属し、『太陽の子』という映画で好評を博し、有望な子役(または若手女優)と目されていた。そして、たまたまフォーク歌手の後藤悦次郎氏(紙ふうせん)のプロデュースでレコードも出していた。そのデビュー曲にしてラストシングルが『星に約束』である。

 流れる星に約束した 人を愛して生きてゆくの
 ベルをならすの発車のベルを 私の旅は今はじまるの

青春の目覚めと旅立ちの歌である。ゆっくりとしたメロディーを、か細い裏声で歌う。決して上手な歌ではないが、14歳の現実感がそこはかとなく感じられ、好きな曲だった。
ちなみに彼女は公立中学で本当にバスケットボール部に入っていて、インタビュー当日も放課後部活をした後ということだった。

インタビューでは色々なことを聞いた。
今回改めてミニコミ誌を読み返してみたが、やっぱり、いたいけな中学生を大人が寄ってたかって問いつめているような感じで、今更ながら申し訳なく思う。私もまだ若くて、芸能人にはじめてインタビューするというので意気込んでいて、相手を思いやる余裕がなかったのだと思う。いやな顔をせず応対してくれた彼女は、中学生でもやはりプロの女優だったのだろう。改めて感謝する。

大人になっても女優を続けたいかという質問に対して、続けたいとはっきり答えてくれた彼女は、その言葉どおり、息長く、今も女優を続けている。私生活でも二児の母になったようだ。
彼女の幸福と、ますますの活躍をひっそり願っている。
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すっぴんで、ごめんなさ-い!(ピーナッツ)

2011-10-21 12:30:00 | 平嶋夏海
なっちゃんのすっぴん、"メガネっ娘"の率高し。
ブログでいうと、以前、耳まで被さってる赤い帽子の時以外は、全部そうなんじゃないかな?

しかし、
"すっぴんで、ごめんなさ-い"
女の子は、そうなんだ。
男は、結構、すっぴん好き。

でも…。
昔、王 理恵さんが言ってたんだけど、
"父(王 貞治さん)の試合が終わると、母は、鏡台でお化粧を始めるんです。
ルンルン!って感じで…。
私は、小さい頃、母のそんな姿を可愛い!と思って見てました"
愛する人へ!? 世のたしなみ!?・・・最近は、そういうの、崩れてきたかも?
ただ、男には、所詮、わかりきらんことだわ。

でも、
"すっぴんで、ごめんなさ-い"
これが、女の子だと思う。18歳オーバーの大和撫子の本質!?
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メニューの大衆化でつまらなくなったレストランに、AKB48のシングルを感じる(ナッキー)

2011-10-21 00:00:08 | アイドルを回想(AKB48を含む)分析系
メニューの大衆化でつまらなくなったレストランに、AKB48のシングルを感じる(ナッキー)

クイズ:80年代のマイナーアイドル編
その1:デビューシングルで、ピンキーとキラーズの「恋の季節」の本歌取り
その2:デビューシングルのジャケットで、バスケットボールを抱えた女性アイドル

今日は、会社の同僚と、会社から20分くらいの距離のレストランで会食。
アイドリアン・野球鑑賞家・相撲鑑賞家という三つしか趣味はないけど、会社同僚との付き合いがほとんどできない趣味人生活を送っている私にとって、純粋プライベートで(←職場行事ではないという意味)飲みに行くことはほとんどないのですが、今日は珍しく。

せっかくのプライベート会食なので、私のお気に入りの南インド料理レストランへ。
このレストランは、他のインドレストランのメニューにはない、ユニークな郷土料理が食べられるので気に入っていたのですが、・・・・しかし、しかし、

今日メニューを見ると、以前のメニューと半分は同じだが、半分は他のレストランでも食べられる料理のメニューに変わっていた。つまらん。

悪くいうと、大衆に迎合、
良くいうと、顧客ニーズに合わせたマーケティング戦略

「まるで、AKB48のシングル曲のようだ」という感想を持ちました。この意味は、

初期のセットリスト(A1・A2・A3・K2・K3)が初めて聞いたAKB48のCD、かつ楽曲のよさに感動して、何回も繰り返して聴いた世代のファンの一人として、私は、最近のAKB48のシングル曲は、一般大衆に媚を売ったJ-POP的愚曲であり、

セットリストの曲こそ、AKB48らしい、アイドルらしい、歌謡曲的、ポップス的(←J-POP的でないという意味)名曲がそろっていると思っていました。

シングルでしか、AKB48を知らない普通のファンは、本当のAKB48の楽曲のよさを知らないのではないか、と常々思っていたから、

南インド特有の郷土料理(セットリスト・アルバム曲)、他のレストランでも食べられる料理(シングル曲)という連想してしまったのです。

ここで、AKB48のシングル曲で、大衆的な曲はどれくらいあるか、振り返ってみました。

大衆的で魅力を感じない曲(主観)
22 フライングゲット
18 Beginner
17 ヘビーローテーション
14 RIVER

アイドル王道の素敵な曲(主観+客観)
21 Everyday、カチューシャ
19 チャンスの順番
16 ポニーテールとシュシュ

冒険曲(客観)
20 桜の木になろう
15 桜の栞

冒険曲とは、AKB48は売れているから、少々地味な曲をシングルにしても大丈夫という自信のもと、売れないだろうけど、これが原因で、人気がこけることはない、もしかしたら名曲として世に残るという意味で、冒険曲。

冒険が成功したスローバラードの例として、岩崎宏美の「思秋期」、プリンセスプリンセスの「M」、森高千里の「渡良瀬橋」
人気絶頂の時に出して売れなかった地味曲として、山口百恵の「湖の決心」をあげておきます。

さて、冒頭のクイズ。
本日一緒に食事をした同僚は、私より一回り以上年下で、40才前後。
同じ学校にアイドルがいた、として、「ナッキーさん、全く無名のアイドルなのですが、xxxxって知っていますか」と質問がそれぞれ出てきました。

一人目は、中学で3年先輩の女の子がアイドルデビューして、その子の担任が、自分の中学一年の担任だったとのこと。アイドルの名前を聞いて、私は、
デビュー曲
二曲目
声優としての成功
慶応大学の学園祭に、南青山少女歌劇団を観に行ったら、司会をしていた という思い出を語りました。

デビュー曲がピンキラの「恋の季節」夜明けのコーヒー二人で飲もうとあの人が言った の本歌取りとなっている

もう一度ブラックコーヒーあなたと二人夜明けまで日高のり子 もう一度ブラックコーヒー

もう一人の同僚の一年後輩だったアイドル、デビュー曲のジャケットで、バスケットボールを抱えているというのは、難問。

芳本美代子の白いバスケットシューズのジャケットは、顔が写っているだけ。

正解は、星に約束 長谷川真弓
この方がアイドルとしてシングルを出したことはリアルタイムで覚えておりますが、当時アイドルの出る歌番組を完璧フォロー目指していた私でも、彼女がテレビで歌うところをみたことがありません。
後の女優として成功。というより、本来アイドルとしてシングルを出す必要のない女優でさえ、シングルを出すという文化としての力が、当時のアイドルにはあったということ。84年。彼女との思い出をストックしているときめき研究家さんが、いずれブログで語ってくれることでしょう。

「本物の」歌手には表現できない“はかなさ”をこそ、アイドルは歌っているのだ。

ナッキー
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すっぴんの平嶋夏海(ナッキー)

2011-10-20 20:32:55 | 平嶋夏海

すっぴんの平嶋夏海(ナッキー)

渡り廊下ブログに、平嶋夏海と多田愛佳の写真。

最近チームAの公演全く当選しないので、らぶたんに会えていません。目撃者公演一回しか見ていません。
大人ぽくなっていて、少しハッとします。
はるごんは、お芝居で見て、相変わらず子供でしたけど。

ブログの本文に、なっちゃんは、

すっぴんでごめんなさーい

感想:すっぴんの方が素敵。
ファンとしては、「すっぴんも素敵」と、書くべきところ、筆がすべりました。

ナッキー
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しほりんに会いに行こう(10月19日シアターの女神公演)

2011-10-19 23:56:21 | 鈴木紫帆里
しほりんのフル出場が期待できる久しぶりのシアターの女神公演。
券は74番。
前回は70番で17順でしたが今日は一桁順位の予感が、外れました。
11巡にメモリストさんが入場して行くのを見ながら、シアターの女神は私よりメモリストさんが好きなのねと八つ当たり。
結局前回と同じ17順で迷い無く定位置のPA横に、誰もいないのでセンター寄りの手すりにもたれて開演を待ちます。

しほりんはフル出場でした。
開演直後からずっと嬉しくてにやけていました。
まあ、このシアターなら許してくれるでしょう。

しほりんの歌と踊りは最高でした。
ユニット曲も全体曲も、今日の公演ほど推しメンにだけ注目した公演は初めてかも知れません。
私に取ってはしほりんのワンマンショーでした。

追って公演感想を書きたいと思います。

最後のハイタッチで、「お~、ありがとうございます」の一言が嬉しかった。

テッド
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K6「夢の鐘」がAKB48の反原発ソング(KC)

2011-10-19 06:00:27 | 分析系 曲
K6「夢の鐘」がAKB48の反原発ソング(KC)

AKB48の曲を聴いた感想を友達に話すと、「そんな感じ方をするのは、お前だけだ」と言われることが多い。私の感性は、世間一般とは違うようで、よく言うとユニーク、悪く言うと異端児。

こちらの記事では、A6タイトル曲「目撃者」は、天安門事件批判であり、秋元康はこの曲が原因で、中国市場から締め出されてもよいとの覚悟で、書いたに違いないという感想を、「これは異端児だろう」と自覚したが故に、私の妄想と断った上で、ブログに書いた。

この記事を書いたのは、1年前だが、最近、読者の方からコメントを頂いた。
コメントの趣旨は、私の記事では、指摘していない箇所に、明らかに天安門事件を感じ取れる箇所があると。それは、

わが子をなくした 母親は崩れるように 声もなく泣きながら 誰を責めているのだろう
から、天安門事件で亡くした青年たちの母親の事と考えるのは妥当でしょう。
これらの被害者の母親たちを中心に、天安門母親という民主化運動組織が実際に存在しており、詳しい記事はWikiでhttp://en.wikipedia.org/wiki/Tiananmen_Mothers

母親というフレーズから、私は天安門事件を連想しなかったが、指摘いただいた事実を知らなかっただけ。もう一ついただいた指摘は、

遠いささやかな記憶...怒りを思い出そう  
この表現から見ると天安門事件のことに指すのはより自然かもしれない。

コメントを書かれた方は、天安門事件に切実にかかわった方なのかもしれない。実感がこもっている。
ブログコメントで知識が増えるのはありがたく、私の粗雑な文章に、真剣な反応を頂き、恐縮するとともに、勇気づけられた。
気持ちが大きくなったところで、もう一つの妄想「夢の鐘」は、反原発ソング説を。

この曲は、K6 RESET公演のアンコール2曲目である。
アンコール1曲目の「星空のミステイク」youtubeリンク
は、A4「Only Today」と登場人物の設定が同じ。
恋人同士の彼とか彼女、その二人と共通の友人の私。

85年デビューの松本典子のセカンドアルバムの一曲 「星空のアリバイ」を連想させてくれて、沈黙のすき間で、波の音が静かすぎて、瞳を閉じた。

「星空のミステイク」、これ以上、切ない気分にさせてくれるAKB48の曲があったどうかという程、私は高く評価している。

その次の曲が、「夢の鐘」  youtubeリンク は陰惨な曲。

隣国から発射されたと思われるミサイルにより、街は廃墟になったが、夢の鐘を打ち鳴らすことで、希望を持ち続けろというのが曲のテーマ。

秋元康が、曲に込めたメッセージは、「廃墟から立ち上がれ」であるが、街が廃墟になる可能性は、ミサイルより、原発事故の方が高かったのだから、原発事故が起こってしまった今、この曲は、反原発ソングに進化した。

隣国を想定した曲は、ミサイルを発射した相手を、右頬を殴られても愛で許せるかと
問うているが、殴った東京電力を、殴られた被害者が許すのだろうか。

途方のくれている絶望のその先には何が見れるのか
福島という故郷の土地を愛し、そこに住みたいけど住めない絶望

傷ついた人は誰もこの世界の神の存在を疑った
この世に神がいると信じているがそれを疑うってしまう、原発事故が起きたから。

ブログでは歌詞を引用できないので、歌詞 HPをリンク

歌詞には原発という一言は出てこないので、「夢の鐘」、私の解釈は邪推である。あえて、こじつけていることは認める。
制服向上委員会は政治メッセージがあり、AKB48には政治メッセージがないという、橋本美香の主張を否定するため、「目撃者」「夢の鐘」を紹介した。

制服向上委員会のような、ストレートな万葉集風歌詞だけが政治メッセージなのではなく、ひとひねりした古今和歌集的歌詞でも、政治メッセージは成立するのである。

補足:
あなたがのぞむなら私なにをされてもいいわと告白した山口百恵は、万葉集で、
私がそよ風ならばあなたは大きな花ねと喩えた桜田淳子は、古今和歌集というアイドル史学の故事をふんでいる。

KC
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お人形さんでいいのかな いいですよ AKB48にも反原発ソングはある(KC)

2011-10-18 23:24:05 | 新聞・本に登場、AKB48・アイドル
お人形さんでいいのかな いいですよ AKB48にも反原発ソングはある(KC)

10月18日の朝日新聞13面「AKBいまさらBiginner」という題の一面オピニオンに三人のインタビュー記事。

新しいビジネス飛翔入手(フライングゲット)
没個性フォーマットできた
岸博之 慶応大教授

秋元康のこだわり10年桜
ガチンコ総選挙 執念だなぁ
森田秀一 月刊誌BUBKA編集長

「脱原発」で会いたかった
お人形さんでいいのかな
橋本美香 社会派アイドル「制服向上委員会」会長

いずれも突っ込みどころの多い内容であったが、本日は、3つ目の制服向上委員会を取り上げたい。
9月16日の朝日新聞夕刊の赤川次郎のコラムから引用。

「制服向上委員会」という中高生の女の子たちのアイドルグループが、「脱原発の歌」を歌っている、と新聞で読んで、ユーチューブの動画で見た。リンクyoutube
ミニスカートの少女たちが、飛んだりはねたりしながた歌う。なかなか爽快だ。歌詞は結構厳しくて、
「忘れないから 原発推進派 安全だったら あなたが住めばよい」なんて、まことにその通りと思ったりする。 歌詞をリンク
この少女たちを冷笑するのは簡単だ。しかしこの少女たちも間違いなく原発事故の被害者であり、またその子供の世代にも放射能の被害は続いていくのだ。被害者である以上、誰でも原発に対して発言する権利がある。
この歌の車内広告が断られ、CDショップでポスターも貼ってもらえず、TVでも全く流れないと聞くと、そんな情けない大人たちへ、少女たちが抗議するのも当たり前だと思える。

赤川氏は、この曲がメディアから封殺されているという報道に基づいて書いているが、ネット記事では、スポンサーの圧力はなかった、話題作りのための虚構だという報道もある。
冷静に考えると、制服向上委員会は、反原発の新曲を出す前も、出した後もTVでは歌っていないし、CDショップでポスターも見かけない。

AKB48のように、TV、CDショップでバンバン売られているアイドルが、反原発の歌をリリースして、突然街の中から消えるということが起きたら、日本という国は悪い国だと証明されるが、
制服向上委員会をTV、CDショップで見かけなくても、変化がなく、日本が悪い国かどうか実感ができない。

背景説明はこれくらいにして、橋本美香の発言を引用する。( )は私の感想。

AKB48はCDを買うと、総選挙の投票権が手に入る。同じ曲でジャケットやの写真や仕様が違うものを何種類も出す。
もちろんコレクションをすることに魅力を感じる人もいますし、楽しみ方はいろいろあるでしょう。
でも私は、本来はこの曲が聞きたいという方に届けるべきものだと思うのです。 (橋本さんの意見に賛成です)

私たち制服向上委員会は13人のアイドルグループですが、スタンスは全く違う。1992年の結成以来、社会問題を題材にした歌も発表し、メッセージ性を大切にしています。
(1992年のデビューから見て、現場で10回は見ているファンとしては、このグループが社会問題・メッセージのグループだという認識はなかった。 会場のファンがステージに罵声をあびせごねる場面に遭遇したことはありますが、あれはメッセージに対する反発でなく、興行を邪魔しているだけだったという印象だった。)

「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」は、イベントで歌わないでと言われることもある。
活動はライブが軸です。 (AKB48もそうだった)
メディアの露出はあまり考えなくてなくて、そこはAKBと対極にいます。 (AKB48は売れてしまったアイドルグループで、アイドルグループとはハロプロ系以外はメディアに露出できない時代が長かった。現象を見ると二つのグループは対極だが、本質は同じ)

アイドルが政治的な発言をしてはいけないことはない。
ただのお人形さんと言われるより、私は好きです。
独自のスタンスがあったから、メンバーが変わっても20年近く続いてきたと思う。
AKBは立場を考え、社会問題にについて発言しないということもあるでしょう。
大きな力を持つ方たちが発信すれば、より広く問題を投げかけることができると思います。

(売れてしまったアイドルは発言できず、売れていないアイドルは発言できる、それでよい。売れたアイドルが、収入を犠牲にして発言することはない。発言したければ、アイドルを辞めて、発言すればよい。)


AKB48と制服向上委員会を比較して、どちらが、お人形さんに見えるかというと、制服向上委員会であろう。

反原発の歌を歌っていても、制服向上委員会はお人形さんに見えるし、
恋愛の歌ばかり歌っていても、AKB48は、相対的にはお人形さんに見えない。

より、お人形さんに見える方が、アイドルらしいと言えるので、AKB48は劣っているのか。
と言うより、
AKB48は、シアターで歌って踊る姿を見ていると、お人形らしくないのである。
お人形は、汗をかいたりしないから。

長年アイドルファンをやっていると、赤川次郎のように素直な心で、報道を受け取れない。
反原発の歌を歌っているという事実より、制服向上委員会が、お人形に見えてしまう。

制服向上委員会の反原発ソングより、こちらの記事で引用した藤波心のブログに、メッセージを感じる。

表題の、AKB48にも、反原発ソングがある、は次の記事で。

KC
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幸福レコード 仲川遥香 松原夏海 芝居のセリフに共感 **ネタバレ注意**(ナッキー)

2011-10-18 12:19:14 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
幸福レコード 仲川遥香 松原夏海 芝居のセリフに共感 **ネタバレ注意**(ナッキー)


幸福レコード  HPリンクします

幕があく前の、前説に、仲川遥香が登場しました。
見たい方は、5分前には、入場下さい。

公演終了後に告知で、仲川遥香が、「是非、買って下さい」と強く言った後で、「よろしければ」と小さな声で言ったのが、観客に受けました。


芝居を見ながら、共感したセリフをメモしました。

その1:松原夏海(入院中、お見舞いに小説を持ってきた母に対して)
「どれだけ生きるか分からないのに、先行投資なんてできない。」

その2:仲川遥香(入院中、このセリフの場面は思い出せませんが)
「かけがいのない日常がいとおしい。」

その3:仲川遥香に恋する男性(自分の想いを一人で、客席に向かって語る)
君が与えてくれる喜びや優しさ・・・・(生きていこう という趣旨、メモ取りそこねました)
もし君が死んだら、私は毎日君のことを思い出して生きるでしょう。
そのためには、ストックが必要なのだ。

その4:小説家夫人、一人で家にいる時に、
水前寺清子の365歩のマーチを口ずさんでいる。

その5:松原夏海
「誰かのために、一生懸命になれるのは、・・・愛」

その6:????(メモ取り忘れ)
「あなたと出会えたこの世界が、素晴らしくないわけがない。」


ここに並べたセリフだけ見ると、愛の賛歌という感じですが、芝居全体のトーンは、
人間は悪意によって、どんなひどいこともできる
という負の側面を強く表現しています。

セリフ一つ一つには、ギャグあり、笑いありで、私も一度声を出して笑ってしまいました。

さて、男性のセリフ(その3)は、
恋をしてしまった女性(仲川遥香)が心臓病でいつ死ぬか分からないから、彼女との思い出を少しでもたくさん作りたい、彼女とできるだけ一緒にいたい、という想いを表現したもの。

ストックという表現に、アイドルファン と アイドルの関係を深読みしてしまいました。
「自分の愛する相手がすぐ死んでしまう」というのは、

いつ引退するか分からない、人気がなくなったらメディアに登場しなくなってしまうアイドルを暗示していて、

たとえ、芸能界からいなくなっても、好きだったアイドルの思い出はファンにとっての生きる喜びである、ことを作者は訴えたかった。  (私の勝手な解釈なので、本気にしないでください。)

平嶋夏海のファンなのに、何故、握手会に参加しないのか、三つの理由を書いたのは、私が、平嶋夏海さんとは、十分な思い出を作ってしまったから。
握手会には行かないかもしれないけれど、シアター公演(当選すれば)や、お芝居(切符を買います)は、見続けたいと思います。

ナッキー
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幸福レコード 仲川遥香 松原夏海 (ナッキー)

2011-10-18 00:12:40 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
幸福レコード 仲川遥香 松原夏海 (ナッキー)

AKB48初心者の友だちと、横浜本多劇場で、「幸福レコード」を見てきました。
8月に「ポチッとな。」(平嶋夏海、松原夏海出演)を見た劇場と同じ。
200人くらいの小劇場で、すごく近くに舞台が見えます。
本日(17日)初日、18時15分に到着、当日券は10枚くらいあり、5列目を購入。
2列目の端が4枚ありました。

「DUMP SHOW」「ポチッとな。」「ブルース・イン・ザ・ナイト」「中野ブロンディーズ」と、芝居の紹介記事を読んだだけで、話の筋が読めてしまう大衆性のある(分かりやすい)芝居に比べると、「幸福レコード」は、複雑な心理劇でした。
しかし、見ていても何が何だか分からない前衛劇ではなく、話の筋と登場人物13人の役どころは、理解はできました。
最後まで、どういう結末になるのかが読めないという意味では、ミステリー、謎解きの要素がある芝居でした。

同行した友人の感想は、
はるごん、可愛かった。
テレビで見るより、実物ずっと可愛い。
出番が少なかったのが、少し残念、もっとはるごんが見たかった。
(入院している役だったので)じゃんけん大会と同じパジャマ姿。

私の感想としては、
じゃんけん大会と同じパジャマ姿というより、ユニット曲「パジャマ・ドライブ」を彷彿させるパジャマ姿。

中野ブロンディーズの浦野一美と同じで、素の仲川遥香に近い役。
でも、最後に、真面目になるところが、演技力の見せどころ。

芝居の進行とバックグランドに、ピアノ曲が使われていて印象的でした。
あのピアノの曲(クラシックと推察)を知っている人は、曲に隠された作者のメッセージが分かるのだろうか、と疑いながら見ていました。

将来、このような心理劇で、バックに使われているアイドルの名曲が、劇の謎を解くヒントになっている、という芝居を観てみたいものです。

公演日程:
10月17日(月)19:30~
10月18日(火)19:30~
10月21日(金)追加公演で、多数切符ありと告知していました。
10月22日(土)13:00~
10月22日(土)18:00~
10月23日(日)13:00~
10月23日(日)18:00~
10月24日(月)19:30~
10月25日(火)19:30~

ピーナッツさんは、仲川遥香二推しだったと記憶していますが、見に来られるのでしょうか。

ナッキー
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