8月初めの猛暑真っ盛りの時にダウンしてしまったリビングの旧エアコン。その後、戻り梅雨のような雨続きで気温も低下し、ここ10日間ほどはエアコンなしでもなんとかやり過ごすことができました。しかし、どんどん温暖化が進む今日、9月まではいつまた猛暑がぶり返すかも分かりませんし、来年以降の夏のこともあります。猛暑も一時落ち着いている今ならエアコン工事業者さんも落ち着いて工事ができるのではないかと思い、思い切ってなけなしのお金をはたいて新調することにしました。
まずは近所の電気店へ。14畳のリビング用エアコンは20万円前後、大手家電メーカーではない最安でも15万円くらい。これに取付工事費や旧機の処分料などが加わると20万円前後は覚悟しないといけません。年金ビンボー暮らしの年寄りにはとてもムリ。
仕方がないので通販をあたり、某尼損の少々不安はあるもののMADE IN CHINA、 HISENSEというメーカーの標準工事費込み84,500円に決めました。近所の電気店やいろいろの通販を比較検討した結果、標準取り付け工事がついてこの価格は、表面的な価格だけ見ればお買い得だと思います。
なんだかんだ言っても、大半の国民をビンボーに追い込んでいる限り、日本は私をはじめ国民レベルでは中国に依存せざるを得ませんね。もっとも、安い中国製と言っても「エアコンを買えるくらいだからビンボーじゃない、文句を言うな」とお偉方は仰るんでしょうけどね。以前、エアコンを買ったら生活保護を打ち切られた人の話が報道されていたことを思い出しました。一般庶民としては、経済面で暮らしを助けてくれる中国とはあまり喧嘩せず、仲良くやってもらいたいものです。
さて設置工事です。安売りエアコン専売業者さんの取扱品なので、近所の家電販売店のように工事もというわけにはいかず、設置工事は別の設置専門?業者さんになります。そこがまた第二の不安要素なんですが。
うちに来てくれたのは隣県からの孫請け!業者さんでした。幸い、エアコン工事には習熟されているようで、旧機取り外しから新機設置まで手際よく1時間ほどで終わりました。ま、設置場所が1階の標準取り付け工事で可能な条件だったのと、電源の200V変換工事をあらかじめ済ませておいたこともあるでしょう。別途必要な費用(これは取り付け業者さんに別途直接支払い)は旧機取り外し料6,600円と処分料2,200円で済みました。
販売サイトに例示されている電源変換工事料金は、家屋内配線や分電盤の新旧により5,000円~2万円くらい。各サイトの評価投稿を見ると、せっかく格安と思って購入しても、取り付け工事業者によっては諸費用でボッタクられることもあるようです。まあ、良心的な良い業者さんに当たって良かったかなと思います。こういう廉価版商品は商品自体もさることながら、付帯工事などでいかにいい業者さんに当たるかという運次第、賭けみたいな部分もありますね。
さて新エアコンですが、耐久性は時が経ってみないと分かりませんが、今のところ調子よく動いています。
安いこともあってか、なんとまあ、ただの箱みたいなシンプルなデザイン。ま、私はこの方が好みですが。
なお、旧機の死亡は室外機のむき出し基盤に侵入したムカデが原因でした。で、念のため新機の方も確認しておきました。
写真のとおり、ちゃんとカバーされていて安心しました。しかも大まかな配線説明まで。こういう目につかないところにも気配りがしてあるのが良心的なメーカー。MADE IN CHINA、あなどってはいけません。
一つだけ気になった点は、製造コスト削減の部材節約のためか室内機の上部がスカスカです。一応網のフィルターにはなっていますが、このままだとホコリなどが溜まる恐れもあるのでレンジフィルターを被せて使っています。
調子の良しあし、コスト、耐久性など、また何かあったらレポートしたいと思います。