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てらまち・ねっと



 年末に目に留まった記事の一つ・・「セックスレス」
 ●「2008年報告 夫婦の4割「セックスレス」…仕事の負担増が影響?」

 そんなことは前から言われていたけど、調べてみたら、前年の2007年報告でも「この2年間でさらに進んだ」。
 ●「2007年報告 「セックスレス」夫婦3組に1組 厚労省研究班調査」

 インターネットも影響しているとの報道もあるらしい
 ●「女性の半数、男性の3割が「セックスよりインターネット」――Intel調査 」

 で、2007年報告は
 「性行為の経験がある人全体に、この1カ月間の回数をたずねたところ、
【「1回」15%、「2回」12%、「3回」9%、「4回」7%だった。「0回」は40%に達し、前回に比べて5ポイントも増えた】 という。
 
 何を性行為と定義してのカウントなのかは不明だけど、ともかく%の数字を足すと「83」%。
 残りの17%は「5回」以上なのか、無回答を含むのかはこれまた不明だ。

 ・・・・そんなことより、もっと、もっと面白い番組がNHKで来週11日から3回放送される。
 見逃したくない。

 そこで、NHKも番組予告は嫌わないだろうから、しっかり転載。
 なぜなら、その番組案内に書いてある内容自体がとても興味深いから。

 ちなみに、第3回は 「男が消える? 人類も消える? 」
 それに、タイトルが 「男と女」 でなく 「女と男」 ということに気がつく人は??

(追記) 2010年6月26日ブログ
   ⇒ ◆朝から「セックス」連呼/NHK「あさイチ」/福祉ネットワーク「セックスレスと女性のこころ」

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●2008年報告 夫婦の4割「セックスレス」…仕事の負担増が影響? 
      2008年12月23日08時11分 読売新聞
 10~40歳代までの夫婦の4割近くが、1か月以上性交渉しない「セックスレス」の状態であることが22日、厚生労働省研究班(主任研究者=武谷雄二・東大医学部教授)の調査でわかった。

  「仕事で疲れている」「面倒くさい」といった理由をあげる人が多く、仕事の負担増などが少子化の一端を担っている可能性があるという。
 調査は今年9月、16~49歳の男女3000人を対象にアンケート形式で実施。うち、「性交渉したことがある」と答えた1468人のうち、最近1か月間の性交渉がない人は39・9%だった。夫婦間に限った場合、36・5%がセックスレスで、2年前の調査より1・9ポイント増えていた。40歳以上の夫婦では4割以上だった。

 一方、初めて性交渉した年齢は平均19歳で、中学生のころに「母親が嫌い」、「朝食を食べない」と答えた人ほど、初体験の時期が早い傾向が見られた。女性の8・3%は手首を切る自傷行為(リストカット)の経験があり、こうした人も初体験が低年齢化する傾向が見られたという。調査した日本家族計画協会の北村邦夫常務理事は「少子化対策のなかで、仕事と家庭のバランスをきちんと考えていくことが必要だろう」と話している。

●2007年報告 「セックスレス」夫婦3組に1組 厚労省研究班調査
      2007年03月17日(土) 19時33分 (朝日新聞)
 セックスレスの夫婦は3分の1となり、この2年間でさらに進んだことが、厚生労働省の研究班の調査で分かった。性行為や避妊法について15歳までに知っておくべきだと考える人は7割を超えることも分かった。
 研究班(主任研究者=東京大医学部・武谷雄二教授)が昨年11月にアンケートを実施。全国の16~49歳の男女3千人を対象とし、うち1409人から回答を得た。

 1カ月間にセックスをしなかった夫婦は35%で、前回の04年調査より3ポイント増えた。45歳以上では46%にのぼり、夫婦間のセックスレスは一段と増加していた。
 一方、性行為の経験がある人全体に、この1カ月間の回数をたずねたところ、「1回」15%、「2回」12%、「3回」9%、「4回」7%だった。「0回」は40%に達し、前回に比べて5ポイントも増えた。

 性行為の経験がある割合は、男性では16~19歳が30%(前回比7ポイント増)、20~24歳で71%(8ポイント増)、25~29歳で83%(1ポイント増)。女性では、それぞれ28%(1ポイント減)、72%(11ポイント増)、83%(1ポイント減)だった。
 性行為について、15歳までに知るべきだと考えている人は73%で、前回より8ポイント増えた。

 回答者の女性自身または男性の相手が人工妊娠中絶の手術を受けた割合は12%。理由は「相手と結婚していない」が24%で最も多く、「経済的な余裕がない」「自分の仕事・学業を中断したくない」などが続いた。
 研究班の北村邦夫・日本家族計画協会常務理事は「セックスレスの増加は、男女のコミュニケーション能力が低下していることの表れだと思う」と分析している。

●女性の半数、男性の3割が「セックスよりインターネット」――Intel調査 
    itmediaニュース 2008年12月16日 07時59分 更新
 米国人の日常生活で、インターネットはテレビよりも重要な役割を果たしており、いまやなくてはならない存在となっている。

 大半の米国在住の成人にとってインターネット接続は生活に不可欠で、テレビや性生活よりもネットが大事という人も多い――米Intelは12月15日、同社がスポンサーとなりHarris Interactiveが実施したネットと経済に関する調査報告「Internet Reliance in Today's Economy」を発表した。

 成人の65%はインターネットがないと生活できないと回答し、71%は経済情報を含むリアルタイム情報を提供してくれるノートPCや携帯端末が、重要または非常に重要だと答えた。ほとんどの米国人が、現在の経済状況の中で、家計を管理し、割り引き情報を見つけたりする上で、ネットが非常に重要なツールだとした。
 また女性の46%、男性の30%が、2週間ネットに接続できないよりも、2週間セックスをしない方がましと回答した。

 ネット接続を行動やサービスに、犠牲にしてもいいもの(ランク1)からなくては生きていけないもの(ランク5)までを5段階で評価してもらったところ、65%がインターネットをランク5とした。以下39%がCATV、20%が外食、18%が衣類の買い物、10%がスポーツクラブのメンバーシップをランク5に挙げている。

 テレビとの比較では、女性の61%がインターネットに1週間接続できないより、テレビを2週間見ない方がましと回答し、男女合わせた場合でも58%となった。多くのテレビ番組や映画がオンラインで視聴可能になったことが大きく影響しているようだ。

 また91%は、インターネットが生活の質を少なくとも1点において向上させたと答えている。
 調査は11月18日から20日にかけて、18歳以上の成人2119人を対象に実施された。

NHKスペシャル|シリーズ 女と男 最新科学が読み解く性
3回シリーズで見つめていく、私たちの物語。 2009年1月放送予定


     番組概要
人間の基本中の基本である、女と男──。
 ところが、それは未知なる不思議に満ちた世界。

・受精したばかりの胎児はすべて女の子で、たった一つの遺伝子によって男へと作り替えられる。
・その過程でおよそ三千人に一人は「両性具有」として生まれる。
・男女の違いは性器だけでなく、脳や寿命にまで及ぶ。
・男をつくる鍵となるY染色体はどんどん短くなっていて、1000万年後には消滅する──。

女と男は、どこがどう違うのか。なぜそんな違いができたのか。
そして、その違いにはいま、どんな意味があるのだろうか。
女と男の不思議を紐解いていくと、数百万年におよぶ弱肉強食の世界での熾烈な共存競争が浮かび上がってくる。

・肉食獣が闊歩するアフリカの大地。森という楽園を失った私たちの祖先。
・必死に命をつなぐため、私たちのなかに生まれていった仕組みが、女と男の違い。
・その仕組みはいまも、私たちの身体のなかで密やかに息づいている。
でも、そんな飢餓の世界を遠く離れ、私たちはこの地球に文明の都を築いた。私たちは、祖先とはまったく違う夢を追いかけはじめている。
自分らしく生きるという夢、あるいは自分らしく生きるパートナーを得るという夢──。

私たちの身体に潜む仕組みを越えて、私たちの心はどんな道を歩んでいるのだろうか。
「女と男」の仕組みを知ることは、その道のりを照らすひとつの灯りになる。


  ■第1回 惹(ひ)かれあう二人 すれ違う二人
1月11日(日曜)午後9時~9時49分

  1月11日(日曜)午後9時~9時49分
 男女はなぜ惹かれあうのか。
 脳科学はいま、恋のメカニズムを解明しつつある。その中心はドーパミンという脳内物質。快楽を司るドーパミンの大量分泌が恋する二人の絆となっているのだ。
ところが脳科学は同時に、皮肉な状況も浮かび上がらせている。高い代謝を要求するドーパミンの大量分泌は身体への負担が大きく、長く続かない。そのため、“恋愛の賞味期間”はせいぜい3年ほどだというのだ。実際、国連のデータでも、多くの国で離婚は結婚4年目にピークを迎える。

 なぜ4年程度しか恋のシステムはもたないのか。それはそもそもの起源と深い関係があると考えられている。もともと恋愛システムは、人間の子育てのために発達したという。二足歩行と脳が大きくなったために、人間の出産・育児は他の類人猿に比べても極端に負担が重いものになっている。そのため、子どもが確実に育つよう、いわば夫婦で協力して子育てするという仕組みを発達させたと考えられるのだ。つまり、子どもがつきっきりの世話が不要になる4年程度で、恋愛システムはその役割を終えるわけだ。

しかし、いまの男女関係は子育てのためだけにあるのではない。そこで、男女関係はどうすれば長続きするのかという科学的な探求がさまざま進められている。アメリカでは30年に及ぶ家族の長期研究を通して、長続きしない男女関係では、男女差が大きな障害になっている事実が浮かび上がってきた。たとえば、女は、相手の顔の表情から感情を簡単に読み解くが、男は必死に脳を働かせてもハズす。女が悩みを相談するとき、話を聞いてもらいたいだけなのに、男は解決策を示そうとしてしまう。

 こうした男女の違いは、長い狩猟採集時代の遺物ではあるが、無意識のなかに深く根ざしており、日常生活のなかで深刻な影響を与えやすいという。違いをちゃんと意識して、相手の気持ちを理解する努力が欠かせないのだ。
番組では、ワシントン州立大学の離婚防止のカウンセリングプログラムに密着し、「子育てを成し遂げる関係から、お互いの人生に影響を与え合う関係へ」と変わるなかの男女関係を描く。


■第2回 何が違う? なぜ違う?
1月12日(月曜)午後10時~10時49分

    1月12日(月曜)午後10時~10時49分
 男女平等の国・アメリカで新たな“男女区別”がはじまっている。
 小学校や中学校の義務教育現場で、男女別授業を行う学校が増えているのだ。成長期には特に男女差が出る。そこで、それぞれの性に合った教育をしようという試みなのだ。また、医学の分野でも、病気の男女の違いを重視する動きが広まっている。

 そうした動きの背景にあるのは、いま新たな男女差が次々と見つかっていることだ。特に、脳は性ホルモンなどの影響で男女の違いが意外に大きいことが最近になってはっきりしてきた。

 なぜ脳に男女差があるのか。そのヒントは、「同じことをしていても、脳の使いようが男女で異なっている」ということだ。たとえば、地図をたどっているとき、男は空間感覚を利用して地図を見るが、女は記憶や目印を手がかりに地図を見る。つまり、同じことをしていても両者が使っている脳の分野は異なっているのだ。脳が違うのは、「男女それぞれで得意なことが違う」ということなのだ。

では、いったいなぜ、人間は男女で得意なことをわざわざ違うようにしたのか。それは「ともに生き延びる」ためである。長い、長い狩猟採集時代、ヒトの祖先はいつも飢えとの戦いのなかにあった。そこで役割分担をしていろいろな食糧を確保する生存戦略を採ったのだ。その結果、狩りを担当した男は空間感覚を磨き、収集を担当した女は目印を利用する能力を磨いたと考えられるのだ。その祖先の能力がいまの私たちにも引き継がれているというわけだ。

 その一方、思いがけない男女差も見つかっている。知能テストを解くときに使った脳の場所を調べたところ、男女で違っているらしいという事実が浮かび上がってきた。どうやらそれぞれが得意な能力を生かせるように、男女では脳のネットワークが異なっている可能性が高いのだ。狩猟採集時代とは違って、現代では男女の役割も仕事も生き方も多種多様である。そうした多様性にも対応できる柔軟性を私たちの脳は獲得していると考えられるのである。

 女と男の違いの最新研究を通して人間の歩んできた道筋をたどるとともに、医学や教育などではじまっている、男女差に注目する新たな潮流を描く。


 ■第3回 男が消える? 人類も消える?
1月18日(日曜)午後9時~9時58分

    1月18日(日曜)午後9時~9時58分
 性染色体がXXなら女、XYなら男。1億7千万年前に獲得したこの性システムのおかげで私たちは命を脈々と受け継いできた。ところが、この基本そのものであるシステムは、大きく揺らいでいる。じつは男をつくるY染色体は滅びつつあるのだ。専門家は「500万年以内には消滅する確率が高い」という。なかには、来週になって消えても不思議ではないとする意見さえある。

 そうした動きの背景にあるのは、いま新たな男女差が次々と見つかっていることだ。特に、脳は性ホルモンなどの影響で男女の違いが意外に大きいことが最近になってはっきりしてきた。

これはY染色体の必然的な運命だという。ほかの染色体は二本ペアになっている。もうひとつの性染色体のX染色体も母親の体内では二本揃っている。こうした場合、片方に欠損があっても、もう一方で補修できる。ところが、Y染色体は誕生以来、ずっと一本のまま、父から息子へと伝えられてきた。欠損を補修する仕組みがないため、長い間にY染色体には欠損が蓄積され、X染色体のじつに14分の1の大きさにまで小さくなってしまっているのだ。

じつは「性染色体をつかって遺伝子できちんとオス・メスを決め、両者がそろって初めて子孫をつくる」というのは、私たちほ乳類が独自に獲得した方法だ。ほかの生物はメスだけで子孫を残せる仕組みを持っている。そのほ乳類独自のシステムが長くほ乳類の繁栄を支えた一方、いよいよその寿命が尽きようとしているのである。

 さらに人間の場合、Y染色体を運ぶ精子の劣化も著しい。これは生物学的に一夫一婦が長くなった影響だという。

 こうした性システムの危機に私たちはどう対応すべきなのか。自然任せに委ねるのか、あるいは人間の手で介入するのか。いわゆる人類初の試験管ベイビーが生まれてすでに30年、私たちは生殖補助技術をさまざまに開発してきた。そうした技術で将来、解決を図るという選択肢もありえるかもしれない。いずれにせよ、私たちは科学技術によって自然の仕組みを詳しく知ったことで、将来に横たわる危機を予め知る存在となった。それは、同時に自己決定をしなくてはならない生物になったことを意味しているのである。

 シリーズ最終回では、生殖技術をめぐる最前線もたどりながら、現在、性の揺らぎが引き起こしているさまざまな影響を追う。


■女と男の違いを探るテスト  表情を読む&空間認識テスト
       表情を読む&空間認識テスト
 NHKスペシャル『女と男』では『第1回 惹(ひ)かれあう二人 すれ違う二人』のなかで、アメリカのペンシルバニア大学が行っている「男女の違いを探るテスト」を紹介する予定です。これは、脳科学者ルービン・ガー博士のグループが研究用に開発したもので、そのひとつが「表情を読むテスト」です。「怒り」や「悲しみ」などの感情を示した顔写真をコンピュータ画面に表示し、その表情から感情を正しく読みとらせるという実験になります。実験は男女の学生を対象に行われ、その結果、男女で成績に差が出たと報告されました。NHKでは2008年春に博士の研究室を訪れ、撮影を行いました。

 具体的にどんな差があったのでしょうか?

 全体に女性のほうが成績がよかったのです。女性の被験者は表情から悲しみや喜びといった感情をすばやく正確に読みとれたのに対し、男性の被験者は特に女性の悲しみを読みとることができないという結果になったのです。

 さらに、実験中の脳の活動をMRIという機械で測定した結果、成績とは逆に、女性に比べて男性の方が多くの場所で活動が活発だったこともわかりました。つまり、男性は頭をいっぱい使って必死に考えているのに外れてしまう、ということになります。

 博士たちの研究対象になったのは、アメリカの学生のため、データは北米に偏っています。・・・・そこで、番組ホームページとペンシルバニア大学の脳研究所の管理するテストに関するホームページのあいだにリンクを張ることにしました。参加できるテストは「表情を読むテスト」及び「空間認識テスト」と呼ばれるものです。

「ぜひ参加したい!」という方は、この下のボタンをクリックしてください。



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