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てらまち・ねっと



 先週、千葉県に出張しているとき、テレビのニュースで阿久根市議会の議場が写された。
 そこで「乱闘??」とも見えるような光景が流され、解説された。
 やっぱり波乱のスタート。

 「専決」によって着任したことになっている副市長に対しては、選任取消し決議が可決されたが、(当然)それに関係なく執行部席に座り続ける仙波副市長。
 不信任動議や懲罰動議も出されている。

  (9月28日ブログ⇒◆阿久根市/あす29日に市議会開会/混乱は必至
 
 情報公開では、市民からの情報公開請求に対して、東京出張の「公文書がない」と回答したという。
 さすが、9月6日のブログでも触れたとおり
  (情報公開ランキング  市長交際費などの失点で「全国ワースト6位」。矛盾した情報公開、情報発信であることは明らか。)

 ともかく、まだまだ注目。

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6位あたり


●副市長退席決議案、阿久根市議会提案へ
            2010年9月29日 読売新聞
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、市議会を開かずに専決処分で副市長に仙波敏郎氏(61)を選任した問題で、市議会の議会運営委員会は28日、9月定例会が開会する29日の本会議の冒頭に、仙波氏選任の取り消しと議場からの退席を求める決議案を緊急提案することを決めた。

 議員定数16人のうち12人を占める反市長派議員は、片山総務相らが専決処分を「違法で無効」と指摘したことを重視しており、決議案は可決される見込み。ただ、仙波氏が退席に応じるかは不透明で、冒頭から紛糾することも予想される。

 決議案では「総務相や鹿児島県知事が違法との見解を示すなど、法的有効性に疑問が投げかけられている」として、市政に関与しないよう求めている。

 竹原市長は6月定例会を招集せず、臨時議会の招集請求にも応じないまま計19件の専決処分を繰り返した。

 議会は8月末の臨時議会で、仙波氏の選任を含む14件を「違法な専決処分」として不承認としたが、竹原市長は「不承認でも専決処分が優先される」と独自の主張を展開、仙波氏も副市長職務を続けている。

●阿久根「通年議会」公布決議可決 定例市議会
              2010/09/30 12:49 【共同通信】
 鹿児島県阿久根市の定例議会は30日、議会を常時開会の「通年議会」にできるようにする条例を即時に公布するよう求める決議を、反市長派の賛成多数で可決した。条例は8月の臨時議会で議決されたが、竹原信一市長が公布を拒否している。

 市長派が提案した浜之上大成議長の不信任決議案と、市長と副市長の給与を削減する条例改正案は否決した。

 通年議会条例の公布決議で反市長派は「市長は再議手続きを取らないまま、公布期限を過ぎても公布しておらず、地方自治法の規定に抵触する違法な行為だ」と指摘。「気に入らない施策を妨害し、自己の利益のためだけに行動している」と批判した。

 浜之上議長の不信任決議案では、市長派が「議長は市長との会談の中で、専決処分を促す発言をした。議長として絶対に許されない」と主張。29日の本会議で説明を求められた浜之上議長は「売り言葉に買い言葉だった。言い掛かりだ」としていた。

●「副市長」選任無効の決議可決=「市長派」議員が議場占拠-阿久根市
              時事 2010/09/29-13:45
 鹿児島県阿久根市の定例市議会が29日、5カ月ぶりに開催され、竹原信一市長が専決処分で副市長に選任した仙波敏郎氏について、「反市長派」議員が提出した選任の無効と議場退席を求める決議を賛成多数で可決した。その後、「市長派」議員が議場を占拠し、反市長派議員の入場を阻止する事態となった。

 決議は、仙波氏の選任を「臨時議会の招集に応じず、明らかな違法状態で行われた」と批判。片山善博総務相や伊藤祐一郎鹿児島県知事が選任は「違法」との見解を示したことを挙げ、選任の無効と、仙波氏の議場からの退席を求めている。

●鹿児島・阿久根市議会:市長派立てこもりも 議長不信任決議で緊急動議
             毎日新聞 2010年9月30日 
 鹿児島県阿久根市の9月定例議会が29日開会したが、竹原信一市長派議員4人が約90分間、議長の発言を巡って議場に立てこもるなど空転。2月以来7カ月ぶりに招集された定例会は波乱の幕開けとなった。

 冒頭、反市長派議員が仙波敏郎氏の副市長選任無効と議場からの退席などを求める決議案を提出。決議案への質問で市長派議員が、浜之上大成議長が27日の市長との会談で「それなら専決処分すればいい」と述べたことに触れ、真意をただしたのを機に紛糾。決議案は賛成多数で可決されたが昼食休憩後の午後1時すぎ、議長に謝罪を求める市長派議員4人が、議場を中から施錠し立てこもった。

 議長らが説得したが4人は応じず午後2時45分、反市長派議員が議場を鍵で開け議事が再開された。


 再開後、決議に基づき議長が仙波氏に退席を求めたが、仙波氏は拒否。議長はそのまま議事続行を決め、反市長派議員2人がこれに抗議して退席。その後、教育委員、公平委員計5人の人事案が審議され、いずれも反対多数で不同意となった。

 この日はほかに補正予算の専決処分1件を不承認。市長派議員が、議長不信任決議を求めて緊急動議を出した。【馬場茂、村尾哲】

●教育委員人事に不同意=副市長の「退席」などで混乱-阿久根市議会
             時事 2010/09/29-19:09
 5カ月ぶりに定例議会が開催された鹿児島県阿久根市議会は29日午後、竹原信一市長が提案した教育委員3人の人事案や専決処分した補正予算などを不同意・不承認とした。議会で多数派を占める反市長派と、市長や市長派議員の対立は根深く、一時市長派議員が議場を封鎖するなど、混乱が続いた。

 教育委員候補の1人の長深田悟氏は、これまでに竹原市長が3回提案し、いずれも不同意とされ、市長が市教委の教育総務課長に採用していた。

 市長派の市議による議場封鎖は午後1時すぎ。反市長派の浜之上大成議長の、市長との会談での発言を市長派が午前に追及。しかし、議長が当初は答弁を拒否して休憩になった。その後、市長派議員が議長の答弁を求めて、議場に入り、内側からかぎを掛けて、封鎖に踏み切った。しかし、午後3時前、反市長派議員が扉を押し切り、議場になだれこんで、審議が再開された。

 また、竹原市長により専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏について、同日午前の議会で、選任無効と、議場からの退席を求める決議が賛成多数で可決された。

これに基づき、午後3時すぎ、議長が仙波氏に退席を要求。しかし、竹原市長が、拒否。これを不服とする反市長派は、一時審議を拒み、その後、市議2人が議場から退出した。

●阿久根市議会 展開めまぐるしく
            朝日 2010年09月30日
 3月定例会以来、7カ月ぶりに招集された阿久根市定例議会は初日から混乱に陥った。竹原信一市長を支持する市長派議員が議場に鍵をかけて立てこもったり、議長席を一時占拠して議事の再開を阻んだりするなど予想外の行動に出た。反市長派議員2人が途中で退席するなど、この日の本会議は荒れに荒れた。

 午前10時 反市長派が、専決処分で選任された仙波敏郎氏(61)を副市長と認めず、議場からの退席を求める決議を提案。
 同10時25分 市長派が、決議に反対する理由の一つとして、浜之上大成議長が27日に竹原市長に向かって言ったとされる「勝手に専決処分をすればいい」という発言の事実確認を迫る。市長派に議長は「議題外だ」。混乱し始め、休憩に。

 午前11時5分 議事が再開されたが、決議が可決されると、市長派の山田勝氏が議長不信任決議案提出のための緊急動議を出す。「議長が竹原市長の専決処分を認める発言をした」として、市民への謝罪を要求する。

 午後1時 別室での全員協議会で議長に「謝罪をしろ」「する必要はない」の押し問答に。

 同1時10分 市長派3人は突然席を立って無人の議場に。内側からドアに鍵をかけ、交代で扉を押さえつける。途中、反市長派の古賀操氏が2階の傍聴席から飛び降り、説得に当たったが解決せず。立てこもりは約1時間半に及んだ。

 午後2時45分 しびれを切らした反市長派が、鍵を使って議場に強行突入。シャツをつかみ合うなど激しいもみ合いになる。突破された市長派は、議長席に座ろうとした浜之上議長を壇上から引きずり下ろし、議長席を占拠。「市民の皆さんに謝罪せんか」などと怒鳴る。

 午後3時 議会再開。浜之上議長は、問題とされた竹原市長とのやりとりについて議場で説明。その後、議案の審議に戻り、可決した仙波氏に対する決議に基づき、仙波氏に議場から退出するよう求める。竹原市長は自席から「訳がわかんない。なんで? 決議しただけでしょ」と反論。仙波氏は退出しなかった。

 結局、浜之上議長が「副市長と認めないが、市民に迷惑がかかってはいけない。断腸の思いだが、議長判断で審議を継続する」と宣言。これに納得がいかない反市長派2人が自主退席した。
 このあとは大きな混乱はなく、午後6時20分、予定された審議を残したまま、閉会した。

●阿久根市議会混乱続く、議長不信任案を否決
           2010年9月30日13時37分 読売新聞
 混乱が続く阿久根市議会の9月定例会は30日、2日目を迎え、議長の不信任決議案などの審議を始めた。

 不信任案は賛成少数で否決された。

 市議会は29日の本会議で、竹原信一市長が専決処分で副市長に選任した仙波敏郎氏の退席などを求める決議案を可決したが、仙波氏は30日も冒頭から副市長席に着席。浜之上大成議長が「仙波氏が議場にいるが、市民生活を考え議事を続行する」と宣言したうえで審議に入った。

 不信任決議案は、反市長派の浜之上議長が27日に市長と会談した際に「(議員の質問に答えないなら)専決処分しなさい」などと発言したことを理由に、市長派議員が提出。30日の本会議では、石沢正彰議員が「専決処分を促す発言は議長としてあるまじき言葉であり、許すことはできない」と提案理由を説明した。

 反市長派議員は「議長の発言の揚げ足をとる姑息(こそく)な行為」などと批判。石沢議員は「市長の専決処分は有効と考えている」などと述べ、議論は平行線をたどった。

●議長不信任案を否決 阿久根市議会
          西日本 10年9月30日 13:46
 鹿児島県阿久根市議会は30日午前、定例会本会議を前日に続いて開き、市長派議員が緊急動議で提出していた議長不信任決議案を10対4の反対多数で否決した。
 8月の臨時議会で可決されたものの竹原信一市長が実行しない「通年議会」化の改正条例の公布を求める決議案は可決。竹原市長と、市長が専決処分で副市長に選任した仙波敏郎氏の給与を削減する条例改正案は否決された。

 市長派議員が議場に立てこもった前日と打って変わり、特に混乱はなかった。

 浜之上大成議長は冒頭、竹原市長が仙波氏を副市長にしたのは無効とする前日の決議に基づき仙波氏に退席を求めたが、決議に強制力はなく仙波氏は在席。浜之上議長は「副市長と認めるわけではないが公益のために審議する」と述べて議事を進めた。前日、仙波氏の議場在席に納得せず途中退席した反市長派の2議員も「議長の説得を受け入れる」と席に残った。

 議長不信任決議案は、浜之上議長が27日、竹原市長と面会した際に「人事案と一般質問で答弁しない」と語る市長に「それでは議会を開かないのと同じ。専決処分すればいいじゃないか」と発言したのは議長としてあるまじき行為と非難する内容。反市長派は「市長の議会への侮辱に対する発言であり、揚げ足取りだ」と反論した。

 一方、通年議会化の改正条例公布を求める決議案は「市長は気に入らない施策を妨害している」と批判する内容で、市長派は「多数派(反市長派)の議会独占が目的で公布する必要はない」と反論した。

●阿久根市議会立てこもりで4議員の懲罰動議を提出
            南日本 2010 10/01 15:00
 阿久根市の竹原信一市長を支持する4議員が本会議場を封鎖し籠城(ろうじょう)した問題で、反市長派の岩崎健二議員は1日午前、4議員に対する懲罰動議を浜之上大成議長に提出した。

 動議は野畑直議員との連名。「意図的に審議を妨害し、議会の信用を失墜させ、議長の議事整理権を侵害した」として懲罰を求めている。5日の本会議に上程、特別委員会で審査される見通し。

 議場を封鎖したのは山田勝、牟田学、石沢正彰、松元薫久の4議員。定例会初日の9月29日、議長が市長に専決処分を促すような発言をしていたとして、議長に謝罪を要求。議場に内側から鍵をかけ、約1時間半立てこもった。

●阿久根市議会:市長派の議事妨害受け、反市長派議員が懲罰動議 /鹿児島
        毎日新聞 2010年10月2日 
 阿久根市の竹原信一市長派議員4人が9月定例市議会で議場に立てこもり議事を妨害したとして、反市長派議員は1日、懲罰動議を浜之上大成議長に提出した。5日の本会議に提案された後、懲罰特別委員会を設置し、処分を審査する。

 提案者の1人、岩崎健二議員は懲罰動議の文書で「議場を不法に封鎖し、意図的に議会の開催を妨害した。正常な議会審議を遅延させ、議員として著しく信用を失墜させた」と理由を挙げている。

 同市議会会議規則では、議長が全議員16人の中から8人を特別委委員に選任(対象者と提案者、議長を除く)し、議会会期中に特別委を開き審査する。懲罰相当とされた場合は、除名▽5日間の出席停止▽陳謝▽戒告のいずれかが科される。

 4議員は9月29日の本会議で、浜之上議長の専決処分を巡る発言について謝罪と説明を求め、午後1時15分ごろから約90分にわたり議場の中から施錠して立てこもった。【馬場茂】

●阿久根市:一転、審議進む 議長不信任決議案を否決
        毎日 2010年9月30日 14時2分
 一部議員による議場立てこもりなど初日から混乱した鹿児島県阿久根市の9月定例議会は2日目の30日、市長派議員が提案した議長不信任決議案を否決するなど、一転して審議が進んだ。

 議長不信任決議案は、浜之上大成議長が竹原信一市長に対し専決処分を容認するような発言をしたとして、市長派議員が29日に緊急動議。「絶対あるまじき言葉」と追及する市長派議員の一方、反市長派議員は「専決容認発言が不信任なら、専決処分する市長も不信任か」と反論。激しい応酬の末、賛成少数で否決された。

 年間を通じて議長判断でいつでも議会を開ける「通年議会」条例は8月の臨時議会で可決されたが、竹原市長は地方自治法で義務付けられた今月16日の期限までに公布しなかった。このため「二元代表制に基づく地方自治を根幹から否定する」として即時公布を強く求める決議案を賛成多数で可決。また市長給与を48万円から40万円に、専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏の給与を38万円から10万円に減額する給与条例改正案は否決した。【馬場茂、村尾哲、川島紘一】

●阿久根市は上告せず 係長免職裁判、処分取り消し確定へ
         朝日 2010年9月30日12時59分
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、市庁舎内の張り紙をはがしたとして懲戒免職処分にした男性係長(46)=8月復職=の免職処分取り消しをめぐって争われた裁判で、市側は30日、上告しないことを発表した。処分を取り消す一審判決を支持した福岡高裁宮崎支部の判決が確定する。10月1日が上告期限だった。

 17日の高裁宮崎支部判決は市側の控訴を棄却。24日には、職員の処分を審査する同市公平委員会が、男性の処分を処分日の昨年7月31日にさかのぼって、懲戒処分の中で最も軽い「戒告」に修正する裁決を下したため「免職」の処分自体がなくなっていた。

 竹原市長の専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏(61)は「市長と話し合って決めた。上告理由に該当しないと判断した」と話す一方、「公平委への再審請求も視野に入れて真相究明は続ける」と未払い分給与(昨年8月1日~同10月22日)を支払わない考えを示した。男性を支援する自治労県本部は「上告を断念したのに再審する理由があるとは思えない」と批判した。

●竹原・阿久根市長:「講演出張、公文書ない」 情報開示請求3件に回答 /鹿児島
      毎日新聞 2010年9月29日 
 阿久根市の竹原信一市長は28日、市民団体「阿久根の将来を考える会」(川原慎一会長)から請求された市長の公務出張など3件の情報開示について回答した。

 市長は請求があった3件のうち、関東阿久根会総会(4月11日)など3カ所で支出された土産品代計13万5280円の品目明細や領収書は公開した。

しかし、5月31日~6月2日に早大などで行った講演の内容と趣旨、出張報告書は「公開請求があった公文書が存在しない」と回答。また専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏への給与や経費、交通費などについては、仙波氏が鹿児島地方法務局川内支局に供託した8月分給与の供託書のみ公開した。

 同会長は「大学での講演を公務と裏付ける書類が何もなく、公的な仕事とはいえない。税金を使いながら説明できず市長としての資質が不足している」と話した。【馬場茂】

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