毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 国勢調査の回答は10月7日までだそう。
 前回のときのたくさんの不満を受けて、今回は郵送でも良いということになった。
 それは分かっていたけど、どこに郵送するのかは知らなかった。
 今回、返信用の封筒をみて、「市役所」であることが分かった。

 ともかく、国勢調査にあたる公務員も大変なことらしい。
 その調査結果が有効に活用されるといいのだけど。
 
 ところで、アメリカの国勢調査データに関連する9月のウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパンの記事では
  「結婚を先延ばしする若年成人」
 という見出しもあった。

 イギリスの国勢調査についての毎日新聞の記事には、
 「イギリスの国勢調査はめちゃくちゃ細かい。」
 「あなたの人種は何ですか? 宗教は? 英語をうまく話せますか?
  自家用車は何台? 自宅の暖房は電気、ガス、灯油、まき、それともセントラルヒーティング?」
 「10年に1度。半年後にある次回の質問数は60近い。」

 というものもあった。
        (これらについては、ブログ末で記録)

 国さまざまだと感じた今回の国勢調査。
 日本の状況も記録。

 なお、私のところは「世帯主」が「つれあい」になっているので、私は記入しないから、どうなっているかは「不知」。

 (関連) 9月30日ブログ⇒ ◆国勢調査/「回収率」がさらに下降するのは確実

 2005年10月4日ブログ ⇒ ◆国勢調査の見直し。電話相談=ホットラインもある。戸籍は「入れる」ものでなく「つくる」もの

人気ブログランキング→→←←ワン・クリック10点
6位から8位あたり


●国勢調査の「未回収」増加 データの信頼性も“良心”頼み
   産経 2010.10.5 17:30
 5年に1度行われる「国勢調査」の年がやってきた。単身世帯の増加やプライバシー意識の高まりで、調査員が直接会っての調査票配布、回収は難しくなっている。全国で「所在不明高齢者」が相次ぐなど、行政の“データ”に不審が高まる中、国勢調査の信頼性は、回答者が正直に回答するかに委ねられている。(道丸摩耶)

 ◆大家から聞き取りも
 「国勢調査票が回収できなかった場合、氏名、性別、世帯員の数については調査員が近隣などから聞き取り調査をしています」と話すのは、総務省統計局の担当者だ。同省では、この「聞き取り調査」があるため、国勢調査から“漏れる”世帯はないと説明する。

 だが、この「聞き取り調査」の割合は毎回、上がり続けている。
平成7年には未回収は全国で0・5%だったが、12年には1・7%、前回(17年)は4・4%に上った。

 特に東京都と政令指定都市のある道府県では、聞き取り調査の対象となった世帯は7・1%。都会では、隣に住んでいる住民の顔も知らないケースもある。そのため、「今回から統計法が改正され、大家さんなどへ質問することも可能になった」という。

 国勢調査の原則は、調査員が住民に会って調査票を配布、回収すること。各自治体では「会えるまで行くこと。会えなければポストに、次に訪ねる日時などを書いたメモを入れるように」と指導している。だが、不在者が多い集合住宅では、メモが足りなくなることも。また、郵便受けにテープが張られていて、メモも調査票も入れられないケースもあるという。

 ◆郵送やネットで回答
 住民に会えないケースが増えていることに加え、前回調査では国勢調査員をかたった何者かが、本物の調査員に先駆けて調査票を回収する事件も起きた。

 今回の国勢調査では初めて、全世帯に郵便での調査票返送が認められた。また、東京都内に限っては、インターネットでの回答も認められる。だが、公式と似たアドレスの“偽サイト”が見つかるなど、新方式の前途も多難だ。

 さらに問題なのが、調査票の内容が真実かどうかだ。全国で「所在不明高齢者」が相次いだ事件では、死亡を知りながら、死亡届を出さない家族の存在が指摘された。例えば、家族が年金を不正受給していた場合、国勢調査の調査票に実際にはいない家族を書く可能性もある。

総務省統計局によると、「国勢調査のデータは、年金給付や税金徴収などの統計以外の目的で使われることはない」という。封筒に封をして調査票を出せるなど、内容が外部に漏れないように配慮もしている。

 統計法では虚偽内容を報告した場合の罰則が定められているが、これまでに罰則が適用されたことはない。正しい回答をするかどうかは回答者の“良心”にかかっており、担当者は「国勢調査の意義を地道にアピールしていくしかない」と話している。

 ◇世代へあの手この手のPR
 回収率アップを目指し、全国の自治体はあの手この手で、特に若い世代に向けて国勢調査をPRしている。
 
【用語解説】国勢調査
 統計法に基づき5年に1度の10月1日を期日として、日本に住むすべての人を対象に、世帯構成や就業状況などを明らかにするために行われる調査。大正9年に初めて行われ、今回で19回目。質問項目は関係機関のニーズやパブリックコメント(国民からの意見募集)などを参考に決まり、今回は20、前回(17年)は17、前々回(12年)は22項目だった。人口や世帯数の速報は来年2月に発表される。

●国勢調査:手渡し用封筒を誤ってポストへ 各地で相次ぐ
      毎日新聞 2010年10月3日 2時30分
国勢調査の調査書など一式を入れて配布された茶封筒の一例(左の二つ)。
調査員に手渡して回答する場合に使用する。
郵送を希望する場合は右の封筒で投かんする必要がある=平川哲也撮影 

1日現在の世帯構成などを調べる国勢調査の調査票回収が同日始まった。今回から、調査員への手渡しに加え、郵送でも提出できるようになったのが大きな変化だが、誤って手渡し用封筒をポストに投函(とうかん)するミスが各地で相次いでいることが分かった。切手を張らずに投函されたものもあるといい、総務省は「初めての試みで、勘違いされる方がいるかもしれない」と、小型の郵送用封筒の使用を呼びかけている。

 同省などによると、国勢調査の調査票を調査員に手渡す場合は大きな封筒「調査書類収納封筒」を、郵送の場合は切手不要で小型の「調査票郵送提出用封筒」を、それぞれ使用するルール。ただ、手渡し用封筒の下部には、連絡先として市区町村役場の住所が記載されており、これが間違いのもとになっているとみられる。

 こうした事態を想定し、同省は今年8月、誤って投函された手渡し用封筒を破棄しないよう、郵便事業会社に協力を依頼。同社は郵便物として扱わず、原則として連絡先の市区町村に取りに来てもらう措置をとっている。

 国勢調査は5年ごとに実施。調査員との面会を拒む世帯が増えるなどし、前回(05年)の回答率は過去最低の95.6%に落ち込んだ。このため今回は郵便での提出を採用したほか、前回、回収率が最低だった東京都では、インターネット経由の回収も試行されている。【平川哲也】

●国勢調査 門前払い続出  「個人情報」と拒否/オートロックも壁
          産経 2010年10月01日(金)  
 5年に1度の国勢調査が1日を基準日にして各地で行われ、県内でも調査員が各世帯を訪ねて調査票を配っているが、門前払いされるケースが相次いでいる。甲府市など市街地では、オートロックの集合住宅が増え、住人と面会できないことが多い。プライバシーを理由に回答を拒否、居留守を使う住民もいて、ストレスを感じる調査員は少なくない。自治体は「国勢調査は効率的な住民サービスの基礎データ。ぜひ協力を」と、幅広くPRしたいところだが、政府の事業仕分けで予算がカット。打つ手が限られ、頭を悩ませている。

仕分けで予算減、PR限界
 「何でこんなにいないんだろう…」。甲府市北部のマンションで、調査員の広瀬智美さん(36)は思わず声を出した。25軒の呼び鈴を鳴らして調査票を渡せたのは2軒だけだった。以前も部屋に電気がついていたのに、呼び鈴に出てもらえなかった。このマンションでは50軒分の調査票を渡すことになっているが、まだ半分。気持ちばかりが焦ってしまう。

 今回の調査でマンションと民家を合わせて70世帯余りを担当することになった。ある民家では「役所では戸籍上、100歳以上の人が次々生存する体たらく。調査しても無駄」と難癖をつけられた。オートロックで呼び鈴が見当たらず、玄関までたどり着けないアパートもあり、途方に暮れたこともあったという。

 前回調査で門前払いが続発したため、国は住人に調査票を手渡すという原則を見直し、最低3度訪問して不在の場合、郵便受けに投函(とうかん)することも認めた。回収では、調査票を調査員に渡すか、市区町村に直接郵送するかを住人が選べるようになり、調査員の負担軽減が図れた。


 それでも現場の環境は大きく変わっていないという。広瀬さんは「調査員の友達と『うちもまだ渡せてない』って泣き言を言い合っている。調査に携わるのは初めてだけど、思ったより大変」と話す。

 甲府市には「インターホン越しに『何に使われるか分からない調査に、個人情報を出したくない』と拒否された」など、悩む調査員から電話が寄せられる。

 市内では中心部などに分譲マンションが次々でき、オートロックの集合住宅が増えた。1~7日、調査員が調査票を回収に当たるが、統計係の渡辺努係長は「回収率低下の要因になりかねない」と懸念する。・・・・・・・

●国勢調査広報費、6割減  国事業仕分け 県、回収率を懸念
         2010年10月5日 読売新聞
 1日に始まった国勢調査で、調査票の回収率アップを図りたい県が、国の広報予算減に悩んでいる。2009年度の〈事業仕分け〉で「5~10%の縮減」とされたため、前回(05年度)から6割カットの約600万円になる見通しという。当初予定のPR作戦は中止し、ポスター掲示期間も大幅に短縮しており、担当者は「低かった前回の回収率を割り込まないといいが……」と心配している。・・・・・・・・

●国勢調査員を装い、調査票の回収はかる…大阪・住之江
        2010年10月3日 読売新聞

●国勢調査始まる「人口減少社会」に入って初
       テレ朝 (10/02 00:05)
 国勢調査が1日から全国一斉に始まりました。今回は、日本が本格的な人口減少社会に入って初めての調査となります。

 5年に一度行われる国勢調査は、1920年から今回で19回目です。初日の1日は、片山総務大臣が都内の老人ホームを訪れ、入居しているお年寄りから調査票を受け取りました。今回は郵送のほか、都内に限ってインターネットでの回答が初めて可能になります。また、ネットカフェに寝泊まりする人も調査対象となっています。調査票の回収は7日までです。

● 国勢調査オンライン/総務省統計局/10月7日(木)までにご回答ください 
 ● 国勢調査オンライン ( トップ画面 ) 総務省統計局・東京都・区市町村


9人までの世帯でご利用できます。
回答までの所要時間は、単身の世帯で10分程度、4人の世帯で20分程度です。 ・・・・・


●国勢調査 ネット回答 類似アドレスご注意
    産経新聞 9月29日(水)7時58分配信

国勢調査のURLに酷似したURL(上部)を入れると出てくる画面
(写真:産経新聞)

 10月1日から始まる国勢調査で、初めて実施されるインターネット回答用のホームページのアドレスと類似したサイトがあることが28日、分かった。総務省統計局は「国勢調査と一切関係がない」と注意を呼びかけている。・・・・・


●「けいおん!!」アクセス4万件 京都府の国勢調査CM
        共同 2010年9月30日
 京都府が国勢調査のPRのためにホームページに掲載した「けいおん!!」の画像(C)かきふらい・芳文社/桜高軽音部)
 京都府が今秋の国勢調査326件をPRするため、ホームページに人気テレビアニメ「けいおん!!」を使ったCMを載せたところ、1日に約4万件のアクセスがあったことが3日、分かった。山田啓二知事は「府始まって以来のアクセス数」と、予想を超える反響に驚いている。

 「けいおん!!」は女子高生バンドの日常生活を描いた人気アニメで、京都出身の作者による漫画が原作。京都には大学生など1人暮らしの若者が多いことから、府は国勢調査の調査票の回収率向上を狙い、活用を決めた。

 CMではキャラクターは動かないが、実際の声優が国勢調査326件への参加を呼び掛ける。1日から府の広報サイト「京都府インターネット放送局」に載せたところ、同日午前9時からの24時間に約3万9千件のアクセスがあった。

 同サイトへのアクセスは通常、1カ月に2万件前後という。

●使ってみよう国勢調査データ

使ってみよう国勢調査データ


本サイトは、中学校、高等学校に寄贈いたしました教育用統計GISソフト「使ってみよう国勢調査データ(G-Census)」と連携し、「G-Census」の内容充実を図ることを目的としています。
・・


●結婚を先延ばしする若年成人=米国勢調査データ
          ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン2010年 9月 29日 11:23 JST
 米国勢調査局から28日に発表されたデータによると、2009年、少なくとも過去100年で初めて、25-34歳の米国人の間で一度も結婚したことのない人が既婚者を上回った。何年も続いた婚姻率の低下に続いて訪れた変化だ。

 若年成人における婚姻率は長らく低下し続けてきたが、その速度は、世界恐慌以降で最も長期に及びかつ最も深刻だった2007-09年のリセッション(景気後退)の間に加速した。個人所得が伸び悩み、失業率が9.6%と高止まりするなか、若年成人の多くは経済的に準備が整うまで結婚を遅らせているか、結婚を止めてしまっている。


 2009年25-34歳の成人のうち結婚したことのない人の割合は46.3%だった一方で、既婚者の割合は44.9%だった。・・・・

 婚姻率の急低下で2009年の既婚者の割合は全体でみると52%へと押し下げられ100年以上の統計のなかで最低水準となった。

 婚姻率の低下は人種・性別を問わず広がっているが、教育水準の低い人の間で特に顕著だ。
・・・・

 この日発表されたリポートのなかでメイザー氏は「結婚格差はかつて逆だった。1990年代以前は、婚姻率は高卒以下の成人の方が4年制大学を卒業した成人よりも高かった。大卒者のほうが教育水準の低い人たちよりも結婚を先送りしていたようだった」と指摘。「現在の婚姻率はこれまでとは大きく違っており、教育水準の高い若年成人の間で正式に結婚する人の比率が高まった一方、教育水準の低い層で婚姻率が急低下した。

 婚姻率低下の背景には、1970年代ごろの離婚率の上昇に始まる社会的・経済的傾向のさまざまな変化がある。労働人口に占める女性の比率の拡大や学歴の上昇による女性の結婚に依存する度合いの低下などだ。


 もちろん、婚姻率の低下はそうした人間関係が終わってしまったことを意味するわけではない。
メイザー氏の分析では、婚姻率が低下するなかで同居する成人の数は急増した。

 結婚しない男女は、結婚に代わるものとして、もしくは将来の結婚への第一歩として同居している。若年成人の間で婚姻率は低下している一方、いつか結婚するとの回答は引き続き約90%と高い水準にとどまっている。
記者: Conor Dougherty

●発信箱:私は誰?あなたはどこ?=福本容子
         毎日新聞 2010年9月24日 
 あなたの人種は何ですか? 宗教は? 英語をうまく話せますか? 自家用車は何台? 自宅の暖房は電気、ガス、灯油、まき、それともセントラルヒーティング?

 イギリスの国勢調査はめちゃくちゃ細かい。10年に1度。半年後にある次回の質問数は60近い。婚姻の問いへの答えは、未婚、既婚、離別、死別、別居中、同性婚、同性婚だけど別居中、同性婚の相手と離別、同性婚の相手と死別、の九つから選ぶ。調査日の夜、家に泊めた人の名前、生年月日、性別、住所まで書かないといけない。

 その半面、健康状態はどうかとか、高齢や身体上の理由で日常生活に支障はないかとか、失業中の人にどういう状態かを細かく尋ねたりとか、行政にちゃんと役立ててますよ、の空気も出しているから、憎い。

・・・・・・・
 イギリスではデータ処理された国勢調査の原本が調査から100年後に、公開される。1901年分からは当時留学していた夏目漱石の記録も確認された。ご先祖のことを調べたり歴史をたどるのが大好きな人たちだ。インターネット閲覧にはアクセスが殺到し、つながらなくなったのだとか。

 日本の調査票はといえば「集計が完了した後には完全に溶かします」。一人一人のくらしの合計が一つの歴史だと思うと、何だか寂しい。(論説室)

コメント ( 0 ) | Trackback ( )




08:58 from web
今夜7治半からのNHKクローズアップ現代は名古屋のリコールのことらしい。⇒◆「市長VS議会」今夜のNHKクローズアップ現代/名古屋リコール/
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/b08799e8645203a8a6c2dd9a0b9ab371
by teratomo on Twitter

コメント ( 0 ) | Trackback ( )