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てらまち・ねっと



 先日、福島第一原子力発電所2号機の原子炉格納容器内部を工業用内視鏡で調査した映像が公開された。
 まず、ノイズのすごさに驚く。それだけ放射能レベルが極めて高い、というか、表現しきれない状況なのだろう。

 結局、内視鏡部分で水がたまっていないことが判明、従来はもっと上まで水かある東電が答えていたところには水がないことが分かっただけで、
 では、どこまで水がたまっているか確認できるところまで内視鏡的には見えなかった、ということらしい。
 ちょっと下なのか、ずーっと下でほとんどないのか・・・

 カメラのあたりはサウナ状態なのだろう、内視鏡では”よく見えない”状態らしい。
 要は、現況を”把握しようとしても把握できないこと”が、改めて突きつけられた、ということ。

 東電が、その映像を公式Webページで公開し、遅れて動画も公開した。
 そこで、リンクしておいたので興味ある人はダウンロードしてご覧あれ。

 ところでも今日は、午後、雨から雪というので、その前にチェンソーで薪を切って、薪置き場に並べて乾しておこう。

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 東日本大震災後の福島第一・第二原子力発電所の状況
           東電の公式ページ

   ● 2012年1月20日写真でお示しする福島第一原子力発電所の現状(1.80MB)






   ● 2012年1月20日 平成24年1月19日実施の福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器内部調査に使用した工業用内視鏡(38.7KB)


   ● 2012年1月19日福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内部調査状況(290KB)  
「内壁の塗装が溶けており、高温状態にさらされたことがうかがえる」(下記、毎日新聞)


「強いガンマ線の影響で、画面に細かいノイズが入っています。」(テレ朝)




   ● 報道配布 写真・動画ダウンロード


 2012年1月20日  福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内部調査状況

•ダイジェスト版
(2012年1月19日撮影)
動画はこちら
動画ダウンロード(1週間程度掲載)

•2号機格納容器内部 動画(1)(246MB)
(8分37秒)(2012年1月19日撮影)
•2号機格納容器内部 動画(2)(117MB)
(4分06秒)(2012年1月19日撮影)
•2号機格納容器内部 動画(3)(92.1MB)
(3分14秒)(2012年1月19日撮影)
•2号機格納容器内部 動画(4)(644MB)
(22分34秒)(2012年1月19日撮影)

•【参考資料】平成24年1月19日実施の福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器内部調査に使用した工業用内視鏡(PDF 38.7KB)
•工業用内視鏡(1)
(2012年1月18日撮影)
•工業用内視鏡(2)
(2012年1月18日撮影)

2012年1月19日
 
•【参考資料】福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内部調査状況(PDF 290KB)
•2号機格納容器内部画像(1)
(2012年1月19日撮影)
•2号機格納容器内部画像(2)
(2012年1月19日撮影)
•2号機格納容器内部画像(3)
(2012年1月19日撮影)
•2号機格納容器内部画像(4)
(2012年1月19日撮影)
•2号機格納容器内部画像(5)
(2012年1月19日撮影)
•2号機格納容器内部画像(6)
(2012年1月19日撮影)
•2号機格納容器内部画像(7)
(2012年1月19日撮影)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


記者会見配布資料  (上記の出典)


記者会見配布資料2012年1月20日福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(20.2KB)
2012年1月20日福島第一原子力発電所のトレンチ等の調査状況 (平成24年1月20日調査結果速報)(115KB)
2012年1月20日写真でお示しする福島第一原子力発電所の現状(1.80MB)
2012年1月20日平成24年1月19日実施の福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器内部調査に使用した工業用内視鏡(38.7KB)
2012年1月19日福島第一原子力発電所のトレンチ等の調査状況(120KB)
2012年1月19日福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(20.4KB)
2012年1月19日福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内部調査状況(290KB)
2012年1月19日福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(13.1KB)
2012年1月18日南いわき開閉所における調査状況(56.6KB)
2012年1月18日福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(24.8KB) .・・・・
・・・(略)・・・



●【原発】2号機の内部公開 高濃度汚染水の雨に
       テレ朝 (01/20 17:13)
 福島第一原発2号機、格納容器内部を内視鏡で撮影した動画が公開されました。高濃度汚染水の雨です。

 あらかじめ開けられた穴を通って、内視鏡が格納容器に入ります。
強いガンマ線の影響で、画面に細かいノイズが入っています。
すぐに右側に見えてきたのは、オレンジ色の3本の配管。同じ型の5号機と比べると色が変わっているのが分かります。

その後、内視鏡に水滴が直接かかったのか、映像が乱れます。次に見えてきた格納容器内側の壁は、ペンキがはがれ、さびが出たのか、うろこ状になっています。本来は、なだらかな表面です。圧力容器につながるL字型の配管も見えます。

内部は湯気が充満し、水滴が常に雨のように降っていますが、この水は溶け落ちた燃料に直接触れている高濃度汚染水です。
今回は底にたまった水位を確認することはできませんでしたが、東京電力は引き続き器具を改良し、調査したいとしています。

●福島第1原発2号機、燃料の状態は不明 内部の一端明らかに
            日経 2012/1/19
 東京電力が19日、福島第1原子力発電所2号機の原子炉格納容器内を内視鏡で初めて観察し、中の様子の一端が明らかになった。ただ撮影できた場所は限られる。廃炉へ向けた燃料の抜き取りなどには炉内の状況を正確に知る必要があるが、課題も多い。

 オリンパス製の工業用内視鏡で撮影した。格納容器の壁に直径約23ミリの穴を開け、直径8.5ミリ、長さ10メートルの内視鏡を通した。カメラのある先端部は約90度曲げられる。回転させれば上下左右と正面を撮影できる。

 2号機では溶け落ちた燃料が格納容器の底に達しているとみられる。燃料の過熱を防ぐため冷却水を入れている。従来、水位は格納容器の底から4.5メートルとみられていたが、内視鏡の写真から東電は「4メートル以下ではないか」としている。

 奈良林直・北海道大学教授は「(撮影箇所より)もっと下部にある配管のつなぎ目などの弱い部分が破損し、水がたまらなくなっている」とみる。
ただ、水位が低くても冷却には問題がないと考えられるという。

 溶け落ちた燃料があるとされる格納容器の中心部を見るのは難しく、専用ロボットなどの技術開発が必要になる見通し

 一方、1、3号機は事故当時、白煙や黒煙を上げていた。奈良林教授は「格納容器内で燃焼が起きていた可能性もあり、痕跡が見えれば事故がどう進んだかの理解につながる」としている。

●東日本大震災:福島第1原発事故 2号機、格納容器の温度44.7度--東電調査
          毎日新聞 2012年1月20日 
 ◇内視鏡、水面見えず
 東京電力は19日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器内を、工業用内視鏡などを使って初めて直接調査した。格納容器につながる貫通口から内視鏡を入れ、内部を約30分間撮影。配管や内壁など、見えた範囲で目立った損傷は確認できず、水面も見えなかった。内部の温度は44・7度で、既設の温度計による測定値(42・6度)と大きな差はなかった。【奥山智己】

 調査は、廃炉に向けた作業の一環で、炉心溶融(メルトダウン)した核燃料が溶け落ちているとみられる格納容器内の様子や汚染水の水位、内部の温度などを調べるのが目的。

 東電は同日、動画から切り取った静止画像7枚を公表した。どれも、放射線の影響で全体に白い斑点が映っている。映っていた配管は貫通口出口付近や上部にあるもので、目立った破損は見られなかった。内壁は、高温の影響などで塗料がうろこ状にはがれている。湿度が高く天井部分が結露した状態になっており、上から水滴がしたたって「風呂場のような状態で視界が悪い」(東電)という。

 汚染水の水位について東電は当初、格納容器の底から約4・5メートルのところにあると推定していた。今回、底から約4・1メートルの場所を調べたが水面は確認できなかった。このため実際の水位はさらに低いとみられる。

東京電力が公開した福島第1原発2号機の原子炉格納容器内部の画像7枚のうちの3枚。格納容器内壁(<上>)は、高温多湿な環境に長期間さらされた影響で、表面の塗装がうろこ状に浮き上がり、その右側に作業用の足場が見える。配管(<中>)、配管やその支持構造物(<下>)の様子も映されている。強い放射線のため画像は斑点が多数発生している=いずれも東電提供 一方、今回計測した格納容器内の温度は44・7度で、既設の温度計のデータと大きく変わらなかった。東電は同日の記者会見で「内部を直接調査し、(推定していた)冷温停止状態と大きく違うということではなかった」と説明した。

 東電は冷温停止状態を「圧力容器底部の温度が100度以下」と定義している。冷温停止している同原発5、6号機の原子炉の水温は約30度。

 調査は東電社員ら34人で実施した。原子炉建屋内は高線量だったため、放射線を遮蔽(しゃへい)する小部屋を設置し、中に入って作業をした。被ばく線量は最大3・7ミリシーベルトで、計画線量(5ミリシーベルト)を下回った。

 同原発の1~3号機は過熱した燃料が溶け、圧力容器の底を破って格納容器内に漏れ出しているとみられる。しかし詳しい状況は不明で、今後の廃炉に向けた作業や安定冷却を続けるための大きな課題だ。

 ◇容器の底部損傷、水漏れの可能性--東工大教授
 東京工業大の二ノ方寿(ひさし)教授(炉心安全性)は「内部の配管に大きな損傷はないようだが、内壁の塗装が溶けており、高温状態にさらされたことがうかがえる。今回の調査で水面の位置を確認できなかったことから推定すると、格納容器の底部が損傷し、そこから水が漏れている可能性もある」と分析する。【中西拓司】




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