テリールーム terryroom

読書と旅行の感想記 Impression of reading and travel

これから正義の話をしよう Justice

2011年05月15日 | 読書
今日は、久々に読書日記です。
マイケル・サンデンの『これから正義の話をしよう』を読みました。
読むのに、少し時間が掛かりました。少し読むのが難しかったです。難解というほど、読むのが難しい本ではなかったです。

ハーバード大学で、サンデン教授が学生に政治哲学を教えて、その講義からこの本が誕生しました。
NHK教育テレビで、講義の内容が連載で放送されていました。
そのテレビ番組を、私は何回か見て、面白いなあと興味を持ち、この本を読みました。

さて、この本の内容ですが、正義についての哲学が提起、記載されています。
世界は、金融危機、経済格差、テロなどがあり、多くの問題があります。それらを考える一助となる哲学が語られています。

代理妻、腎臓売買、雇い兵、、マイノリテイ政策などの具体例を上げて、功利主義と、自由主義と、道徳主義について論じられています。

公正な、良い社会を作るために、どのような政治、市場、市民、道徳であるべきかが書かれていました。

この種の読書も、時にはよいものだと思いました。
私の読後評価は4☆です。

I have read "Justice" of a philosophical book by Michael J. Sandel yesterday.