ハッピー・リタイヤメント Happy Retirement

久しぶりに、浅田次郎の小説を読みました、『ハッピー・リタイヤメント』を読みました。
コメデイータッチで書かれていました。
くすくす笑いをしながら読みました。

主人公は男性二人。
ひとりは財務省のキャリアで、ひとりは自衛隊一筋で、二人とも、年齢から肩たたきになった中年。
国家公務員として天下りをする。
個人で、中小企業時代に、不良債権となった、時効となった、借金の取立てを担当するが。
真面目に働かないことが、前提となっている、職場で働くことになるが。

日本人の幸福論、メンタリテイー、社会構造などをシニカルニに考えさせる小説でもあった。

読書をするなら思いっきり役立たずの、人生を豊かにするミステリーだのラブ・ロマンスを読もう思う、読書に飽きれば、ウオーキングをして、シネマで映画を見る、未体験の場所に行こうと主人公は考える。
ハッピー・リタイアメントとはを、ちょっと考えさせる小説でした。

そう言えば、私の読書傾向、映画鑑賞、散策とも通ずるところがあるなあと、ちょっと思いました。

私の読後評価は4☆です。

I read "Happy Retirement" of a comedy novel by Jiro Asada 2 days ago.
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