薄暮 Light Sunset

篠田節子の『薄暮』を読みました。
生前、評価をされず、世に出ることが出来なかった画家が残した油絵にまつわる小説でした。
面白かったです。

私の趣味の一つが、油絵を制作することであり、油絵に関する話だったので、興味深く読みました。

雪国の厳しい生活を送り、世間に評価されることがなかった、無名の画家が残した油絵が・・・。
封印された画家の作品が・・・。
その画家を支えた妻が・・・。
突如、一枚の絵が脚光を浴びて・・・。
作品を持っている人々の欲望と疑心が・・・。

この作家の文章は、いつも読み易いので、テーマが私にとって興味があるものだったので、面白く読めました。

良かったです。

私の読後評価は4☆です。

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