てのひらのメモ Memorandum in hand

夏樹静子の『てのひらのメモ』を読みました。
小説です、数年前から始まった、裁判の陪審員制度での裁判の話でした。
感想は、文章が読み易いのは読み易いのですが、いまいちだったかなあ。

専業主婦が陪審員に選ばれて、裁判に加わります・・・。
そして、その裁判でのやりとり、内容が書かれています。

裁判そのものは、広告代理店に勤める、仕事は優秀な、シングルマザーが喘息で保育園から返された6歳の息子を、会議と愛人との約束を優先して、家に放置して死なせる・・・。
彼女の行為は有罪なのか無罪なのか・・・。

まあ、いまいち読後の深さが。
私の読後評価は普通の3☆です。
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