あなたへ To you

森沢明夫の小説『あなたへ』を読みました。
良かったです。

高倉健の映画『あなたへ』を見ようとしたのですが、都合とタイミングが合わず、見なかったので、映画の原作小説を読みました。
思っていた以上に、小説として、良かったです。

登場人物も良く、映画のキャステイングから想像すると、映画も良かったろうと思いました。

この小説の中に次の通りの文章が書かれていました。
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
「人生には賞味期限がない」
「一人旅は、二つの側面を持つ旅だった。同じ旅をしていても、自分の口が淋しいと言えば、淋しくなるし、自由だと言えば、自由になれる」
「もしかすると、この世の全ての事象は、「自分がソレのどこを見るか」だけで、がらりと変わってしまうのかも知れない」
これらの言葉から、なにか深い意味を感じました。

この小説は良かったです、私の読後評価は最高点の5☆とします。
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