霖雨 Long days rain

葉室麟の『霖雨』を読みました。
この作家は、最近、私がもっとも好んで読む作家です。
歴史小説でした。

江戸時代、豊後日田の儒学者・淡窓と弟の久兵衛の話でした。
この作家の小説は、いつもながら、こころ温まるストーリーでした。

天領の豊後日田で私塾を主宰する淡窓・・・。
家業を継いだ久兵衛が・・・。
ひたむきに生きようとするが・・・。
時代は、大塩平八郎の乱が起きるなど波乱が・・・。
諦めず、凛として生きることの大切さを・・・。
実現しない恋が・・・。

この作家の小説はいい!
安心して読める。
私の読後評価は4☆です。
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