若冲 Jakuchu

澤田瞳子の『若冲』を読みました。
江戸時代の天才・奇才画家、伊藤若冲の生涯を描いた小説でした。
良かったです。

京都の錦市場の商家の跡取りに生まれた若冲が、絵に没頭し、斬新で奇抜な構図の絵を世に送り出したかを描いた小説でした。
あの時代の京都画檀の、池大雅、与謝蕪村、円山応挙なども登場します。

あの有名な象と多くの動物画がどのように生まれたかも書かれていました。

文章も読みやすく、絵画が好きな人には、良い小説だと思いました。
私の読後評価は、4☆です。

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