猿の見る夢 a dream of a monky

桐野夏生の『猿の見る夢』を見ました。
現代社会を風刺するような小説でした。

59歳、元銀行員で、女性用服装会社の財務役員の男性が主人公です。

還暦、定年、老後。
不倫、愛人、家庭不和、遺産・相続問題、セクハラなど、現代の社会問題が多く入った話でした。
それと、夢占い師の女性が絡み合って、ややこしいが深刻にはならない話が流れていきます。

読めることは、読めますが、それほど愉しい小説ではありませんでした。
私の読後評価は、低い3☆です。
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