変革期の宗教 Religions at changing time

今日は、「日本の中世史」の講義を受講しました。
若井先生より、「変革期の宗教」を学びました。
鎌倉時代に起こった、新しい宗派と、その時の既存の宗教のことが分かって、良い講義でした。

内容は、
*鎌倉時代に、新宗派が起こった、仏教は大きく分けると、浄土系、法華系と禅系となる。
*新宗派は、室町・戦国時代に盛んになり、広がった。
*空也・源信の平安浄土教では、雑修(ほかの行為もOK)だった。
*法然の浄土教では、専修念仏(念仏を唱えるだけでOK)、これは中国の善導も先に言っていた。
*法然教団への批判が、排斥となり、島流しとなった、5年後に恩赦で、京都に戻り、京都で亡くなった。
*法然教団の若手だった、親鸞も島流しになった。
*親鸞は、世の中は末法で、聖道門ではなく、浄土門となっている、時代認識が分かっていないと言った。
*栄西は、中国渡航を通じて、禅を持ち帰った。
*西行は、同時代の僧である。
などでした。

分かりやすく、パワフルな講義で良かった。
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