きっと来る~♪ きっと来る~♪
ミュージックレーベル版の白いコンボイ(CONVOY-speakers for iPod-、15750円)が販売された時、きっと赤いコンボイも販売されるでござろうな~♪
案の定販売されたでござる。
しかも、商品名がオプティマスプライム(OPTIMUS PRIME-speakers for iPodー、15750円)でござる。
素直にコンボイの名前で販売すれば良いものをオプティマスプライムと来たものでござるな~
そんなに白いコンボイを正当化させ、差別化したかったのでござろうか?
だったら、同じ箱にしないで新規に作り起こすべきでござる!
そう・・・ 箱にはCONVOYと書かれたままで、新たにOPTIMUS PRIMEのシールを貼っただけでござる。 セコイ! ・・・あまりにもセコイでござる。
本品は、15000円を越える高額商品だと云うことを忘れていないでござるかな?
まあ、カラーリングは手抜きな・・・ 否、オシャレな白色から、初代コンボイ(01、コンボイ、3900円)のカラーリングを再現しており、コンテナ側面のモールドも全てタンポ印刷で再現されているでござる。
そう・・・ 白いコンボイの事を思えば、塗装は大変手が込んでおり、明らかに塗装工程による制作費はアップしているにも関わらず、販売価格は同じに抑えているでござる。
がんばったね!タカラトミー・・・と言いたいでござるが・・・
そのツケは箱と説明書をCONVOYのまま使用するという手抜き行為により打ち壊しているでござる。
しかも、本商品の最大の売りである、iPod(別売り)専用スピーカーに新たにタンポ印刷された車体には、無駄に3ヶ所もOPTIMUS PRIME と貼付されているでござるよ。
コレだけコンボイと差別化を図り、「オプティマスプライムだ!」と自己主張しているにも関わらず箱と説明書がCONVVOYのままじゃ意味がないでござろう。
いくら同一人物だからとはいえ、差別化を図るのであればトコトンやるべきでござる。
しかし・・・ このスピーカーに貼付されたモノクロイラストは如何なモノでござろうか?
なんでも、セイバートロン星の音響システムをイメージしたモノらしいでござるが・・・ 拙者には、G2版バトルコンボイ(TRF-13、バトルコンボイ、3800円)のタンクロリーのタンク部のイラスト並にダサイでござるよ・・・
まあ・・・ コレも差別化でござろうな?
しかし・・・ 白いコンテナの事を思えば、拙者的には良いと思うでござるよ。
ただ・・・欲を言えば、ヴィークルモードで余剰パーツとなる拳パーツ(×2)は、コンテナ裏の見えにくい場所に取り付けられ余剰パーツ対策としては評価するでござるが・・・武器であるコンボイガン(レーザーライフル)が取り付けられないでござる・・・ ココまで出来て何故に出来ないのでござろうかな? ・・・密かに金型改修されている事を期待していたでござるが・・・
まあ、箱のデザインも改修出来ないのでござるから、金型改修など夢のまた夢でござるよ・・・ (泣)
さて、オプティマスプライム本体でござるが、現在販売中のTFアンコール版コンボイ(01、コンボイ、5250円)との差別化の為に、窓ガラスがクリアーブルーで成型されているでござる。
そう・・・ 1982年に販売されたGOOD BYEセット版コンボイ(GOOD BYE CONVOY、6980円)を思わせるカラーリングになっているでござる。
心憎い演出と呼べるでござるが・・・
本商品は、TFアンコール版コンボイとの販売次期が重なったために、商業的理由から白いコンボイとして販売され、更に頭部はTVアニメのデザインに似せた新造形の頭部に変更されたのでイメージアップしたものの、違和感が有り、今回のカラーリングにより本来の魅力を出す事ができたでござる。
TFアンコール版のコンボイの頭部も変更されていれば好かったモノを・・・
コレも差別化により、2バージョン買わそうとするタカラトミーの嫌らしい戦略でござるよ。
まあ、コチラはTFアンコール版と違い、シークレットエンブレムは貼付されておらず、付属シールも無いでござる。が、シール処理されていた部分は塗装とタンポ印刷に変更されているでござる。 拙者はシールを貼るのが好きじゃないので歓迎でござる!
付属のコンボイガンは度重なる生産の為に細部が甘くなっている気がするでござるが、それだけ生産された証といえるでござるな。
因みに↑の写真は←側のグッバイセット版コンボイとの比較でござるが、この2体は異なる金型を使用しているようでござる。
コンボイには、幾つかの金型が存在すると云われているでござるが、本品はその証でござる。 グッバイセット版コンボイのレーザーライフルの形状が異なっている他、リベットの大きさや、モールドの太さ等が確認できるでござる。 何よりもグッバイセットの製作はMADE IN JAPANであることを忘れてはならないでござる。
拙者は、TFアンコール版は未購入でござるが、商品比較の為に購入すべきでござろうか?
しかし・・・ 拙者はiPodを所持していないくせに、専用スピーカーである本商品を2体も保有しており、機能的には無駄でござるが、一応別売りの外部接続ケーブルを使えばiPod以外の外部スピーカーとして使用することも可能でござる。
で、本商品で一番呆れた事は、カードが付属しない事でござるよ。
そう・・・ 白いコンボイのカードも付属しないのでござる。
何故、本品がオプティマスプライムなのか説明するカードが無いでござるよ!
御丁寧に箱の裏に記されている「セット内容」の部分にカード×1の上にシール(修正テープ?)を貼って消しているのでござる。
何故に、手間を掛けて手を抜くのでござろうな?
素直に新規製作のカードを封入すれば済む事なのに・・・
解らん・・・ タカラトミーの考える事はわからないでござる?
・・・でも、ひとつ解ることは、ミュージックレーベル版の赤いコンボイの販売や、数年後には頭部変更をした復刻版コンボイの販売でござろうな。