ごきげんようでござる!
そろそろ「鯉のぼり」を出す季節でござるが・・・ トランスフォーマーを含む変形ロボット玩具には「鯉のぼり」に変形するものは、拙者の知る限りいないでござる。
そこで、今宵は魚系で、シャークトロン(GNAW、日本未販売)の紹介でござる!
え~本品は、1986年に米国で販売された商品でござるが、日本では未販売(イベント販売で、2500円で販売の話も有り?)に終わった商品でござる。
何故に日本未販売だったのか?
・・・従来のトランスフォーマー商品と大きく異なるデザインの為・・・?
ちゅーか・・・ 販売次期のタイミングを逸したとか?
そう・・・ シャークトロンの登場は、「TRANSFORMERS THE MOVIE」が最初の登場で、クインテッサ星人(未販売)の下僕(死刑執行人)として同型のシャークモンスター(?)多数登場したでござる。 が!同年には日本での劇場公開は行なわれなかったでござる。
その為に当時の日本での印象は謎のキャラクターだった・・・?
2010に置いても登場する回数はクインテッサ星人がらみの回のみで、デストロン側キャラクターと呼ぶよりはゲストキャラ扱いだったのかもしれないでござる?
当時は印象を重視(?)していたようで、説明しにくいキャラクターや玩具のみのキャラクターも日本では販売されなかったようでござるな?
因みに、シャークトロンは同型機が多数存在し、頭が悪く個性の無い下僕ロボットのようでござるが、販売された商品名はノー(GNAW)という個体名でござる。
まあ、当時販売されていたトランスフォーマーと比較すれば異形といえば異形だったりするでござるが・・・
しかし商品は、当時の商品としてはアニメ版のデザインと良く似た秀作でござる。
そう・・・ 「トランスフォーマー・ザ・ムービー」の主役(?)ロディマスコンボイ(C-77、ロディマスコンボイ、2200円)よりも完成度が高いのでござるよ! (笑)
余剰パーツもシャークモンスターモードでの武器パーツ(軟化レーザー)のみ!
ザコキャラのくせに顔が大きい!
しかも似てる! 拙者はシールを貼るのが嫌いでござるが、本品はシールを貼らない方が似ている商品だったりするでござるよ!
あーーー 普通に販売されていたら複数購入していたかもしれないでござるな。
そう・・・ 奇しくも、2004年に販売された、「トランスフォーマー・スーパーリンク」のザコキャラ!コマンドジャー(SD-06、コマンドジャガー、980円)と同じく、尻尾が鉄球(ティルクラッシュ)だったりするでござる。
う~も・・・ 量産型のザコには鉄球が似合うでござる。
頭の悪い量産型のザコが大量に出現するのはいいでござるが・・・ 量産型でも一人一人個性が有り、個体名が有れば・・・瞬時に散るのは悲しいでござるな・・・
まあ、戦闘員に思い入れをしていては倒せなくて話が進まないでござるから、初期のトランスフォーマーでは死なない・・・死人がでないので、量産型のザコの必要性がなかったでござるな。 ・・・そこが初期トランスフォーマーの魅力でもあるでござるよ。
さて! 拙者が如何に本品を入手したかと言うと・・・
1987年の「トランスフォーマー・ザ★ヘッドマスター」にて、連動企画の「ビーストフォーマー」の販売促進用キャンペーン商品として入手したでござる!
本商品は当選通知が同封されており、それによるとサイバトロンビーストの司令官ホワイトレオ(1、ホワイトレオ、200円)達が鹵獲した1体だそうでござる。
そう・・・ シャークトロンはビースト星に生息・・・ 否!デストロン陣営よりデストロンビーストに派遣(?)された兵力なのでござる。
まあ、日本での扱いはクロスオーバー商品としての扱いになったのでござるな。
・・・しかし・・・ 当時は今と違い・・・拙者の「くじ運」も強かった事が思い起こさせる一品でござるよ。 (笑)