ごきげんようでござる!
さあ!今宵は最新作である変形!ヘンケイ!トランスフォーマー版グリムロック(C-03、グリムロック、2100円)の紹介でござる。
まあ・・・ 最新と言っても日本では2008年の販売でござるが、本品は2006年に海外で販売された「TRANS FORMERS・CLASSIC」版のグリムロック(日本未販売)にメッキを追加した商品でござる。
遵って日本販売のグリムロック関係の商品では最新作となるのでござる。
CLASSICシリーズの日本販売が遅れたのは、タカラとトミーの合併時期のゴタゴタだったので、販売戦略が迷走していたのでござろうな・・・
まあ、とにかく日本販売はメデタイでござる!
しかし・・・ 拙者が最初にCLASSIC版グリムロックを見た時は・・・
祝! タカラトミー合併
TRANS FORMERS&ZOIDS共同デザインだと思ったものでござる。 (笑)
無論本品は最新の恐竜学説を用いたデザインである為に1984年に販売された怪獣体型の初代グリムロック(26、グリムロック、2300円)とは体型が異なるのは当然でござるな。
そう・・・ティラノザウルスのイメージよりはラプター系に見えるでござる。
その為かビーストモードは「メカ恐竜」と表示されているでござる。
恐竜の頭部デザインも細身でイメージは異なるでござるが、集光ギミックにより目が光る仕様は称賛したいでござる。
しかも、変形×2版は、首周りにメッキが施された為に初代グリムロックのイメージに近づいているでござる。
注目すべきは、本品の付属武器であるロケットランチャーはミサイル(ロケット)発射可能で。背中に取り付ける事により余剰パーツ対策はバッチリでござる。 しかも、取り付け位置が中心線よりズレている点がデザイン的に面白いでござる。
左右に可動する尻尾もチャームポイントでござるな。
なお、ロボットモードへの変形パターンは初代グリムロックと大きく異なり複雑でござるがロボットモードの体型やバランスは良いでござる。
まあ・・・ 恐竜の頭部が足に成るのはチト嫌でござるが、武器類となるパーツを背中に装着出きる等、ビーストウォーズで培われた技術が活かされているでござる。
顔のイメージ等もグリムロックそのものであり、大きさ的にも違和感がないでござるな。
胸部に配されたスパーククリスタルはビースト系トランスフォーマーの今後の標準装備となるモノでござろうか?
まあ・・・ スパーククリスタルは良いのでござるが、拙者の入手した商品はサイバトロンマークがズレているのでござるよ。 (残念!)
しかし! 本品の可動範囲の広さによるポージングは満足のいくものでござるが・・・
たぶん個体差と思うのでござるが、股間のボールジョイントが緩い為に、立たせにくい欠点があるのでござるよ。 まあ・・・ 可動範囲の広さで、その欠点は目を瞑るでござる。
さてさて、グリムロックの特長と言えば手持ち武器としてエネルゴンソードを扱う事でござるが、本品ではエネルギーソードとロケットランチャーが一体化しており、尻尾はテールウィップは鞭・・・と言うか打撃系武器として使用されるようでござる。
なお、グリムロックは右利きであり、接近戦用の武器は利き手で扱うと思われるでござるが、ロケットランチャーは銃剣型の武器である為に、右手で保持する方が良いのかと思い、説明書及びパッケージ写真に合わせてみたでござる。
尻尾パーツを武器として扱うビースト戦士は多いでござるが、コレだけ似合うのもグリムロックならではでござるな。
このまま他のダイノボットも復活してもらいたいものでござるが・・・
ビースト系では上手く行ってチータスが販売(?)されるかでござるかな?
なお・・・ 変形×2版のグリムロックの能力値は体力(10)、知力(7)、速度(3)、耐久力(10)、地位(9)、火力(8)、技能(10)で、性格は初代とは異なり、「フィギュア王」連載のショートストーリでは、恐竜モードとロボットモードでは、喋り方が異なり、2重人格ぽい描写があるでござる。 ドチラも本人なのだが、恐竜モードで馬鹿を演じている方が好きらしいでござる。?
コレが変形×2版で導かれたグリムロックは、只の戦闘好きの馬鹿(知力、7)ではないと云う結論なのでござろうな。