JESNET~♪ JESNET~♪
夢のJESNT~ヤマグチ~♪
お盆の帰省とかで、地方に遠征された御仁は思わぬところで素敵な玩具に出会わなかったでござるかな~♪
今宵は久しぶりにチープTOYの紹介でござる!
なんと、実働するLCDゲーム機に変形するモーファトロンの3番手(?)であるモーファザウルス(モーファトロン・モーファザウルス、2400円?)でござる。
本品は1997年頃にホンコンのTIGER ELECTRONICS INC.と云うメーカーが製造(MADE IN CHINA)した商品を日本の株式会社ヤマグチより、JESNETのブランド名で日本販売された商品でござる。
無論商品パッケージは日本語仕様に変更されており、日本語による説明書も付属するでござるが・・・ 販売価格2400円は高すぎる設定でござる。 まあ、拙者も2400円なら買わなかったのでござるが、800円くらいで購入したでござる。
そう!如何やら1000円前後のオープン価格らしく、2400円はダミー価格のようでござるな?
パッケージは何処の店頭でも陳列できるサンドイッチ式の完全密着ブリスターパックなのでござるが、電池(単4乾電池×1)は別売りでござる。
土産物売り場に置かれる場合は、移動中の退屈しのぎなどに購入後に即遊ばれるお子様も多いと思われるのでテスト用電池は必須だと思うのでござるが?
この辺のサービス戦略は、早川玩具の方が優れているでござる。
さて・・・ モーファザウルスでござるが、実は4脚獣形態は正規の変形方法ではなく、変形途中形態であり、説明書には記載されていないのでござる。 (笑)
そう・・・
本来はスペースマシンよりモーファザウルスに変形するのでござるが・・・
そのスペースマシンと云うのが・・・
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これ・・・
所謂LCDゲーム機形体でござる。
う~む・・・ 何がスペースマシンなのか解らないが、スペースマシンなのでござる。
シリーズ第1弾のモーファビースト(モーファトロン・モーファビースト、2400円)は航空機風なデザインである為にスペースマシンと呼ばれても違和感がないのでござるが・・・
適当なフィギュア(figma 008、泉こなた、2500円)を配置するとゲーム筐体なのでござるよ。 (笑)
しかし! 本品の持ち方についての記載は無いのでござるが、後足に人差し指を絡ませて保持すると、驚くほどにグリップ感が良いのでござる!
しかも、脚の長さは調節(?)が利くので大人でも安心でござるよ。
う~む・・・ 人間工学を意識してデザインされたのでござろうか?
それとも・・・単なる偶然でござるかな?
で・・・ 肝心のゲーム内容でござるが・・・
全7ステージ有るのでござるが・・・ コレが全部同じ絵なのでござる。
そう・・・ 出現パターンが異なるだけで延々と廻り続けるのでござる。
まあ一応制限時間が有り、7ステージで終わりなのでござるが・・・はっきりいって辛い・・・
飽きてしまうのでござる。 (笑)
これで、最高得点を競うゲームなのでござる。
高良みゆき嬢ならば得意そうなゲームでござるな。
さて・・・ ここでモーファトロンのストーリーを説明しておくでござる。
モーファザウルスの逆襲
あの日までキミたちは何万年も平和に暮らしていた。
「宇宙海賊」がやってきて、キミたちの世界を破壊した日のことだ。
それまでは、キミたちモーファザウルス、モーファスパイダー、モーファビースト、はお互い助け合いながら静にくらしていた。
その助け合いの精神はこの危機に耐えうるのか? キミの世界には様々な種族が住んでいたが、各種族の数少ない生存者から、AIF・エイリアン・インヴェージョン・フォース(エイリアン侵略隊)が結成されたのだ。
AIFとは、正義と誠意のために「宇宙海賊」を追いかけて戦うエリート部隊のことだ。
宇宙をさまよっている間、キミたちモーファザウルスと長くつき合っていた惑星からメッセージがきた。
「突然攻撃された、助けてくれ」というのだ。
彼らはキミたちの味方だったから、ただちに助けに向かった。
しかし、それはワナだったので。
そう、長年キミたちの友だったはずの、翼竜と一角獣が敵としてキミに襲いかかってきたのだ!
裏切り者をやっつけろ!
(説明書本文より)
う~む・・・ 強引なストーリーでござるな・・・
一応敵として現れても話しくらいは聞いてやるべきでござるよ。
理由無く裏切り者扱いであれば、「正義と誠意」の名前はタテマエである某国と同じでござるな。 (笑)
モーファザウルスの基本形態は二足歩行型の恐竜(?)なのでござる。
なお、LCDゲームの武器であるBITE(噛み付き攻撃)とCLAW(カギヅメ攻撃)の可動は再現されていないでござる。
なお、恐竜形体であるモーファザウルスでも、LCDゲームは遊べるでござる。
なお商品パッケージには「フォーメイションチェンジでカッコよく遊ぼう!」と記されているでござるが、変形したところで音が変わるわけでも難易度が変わるわけでもないでござる。
実際にゲームを内蔵した変形玩具は珍しいでござるが、タカラの電脳シリーズと同じく「2兎追うものは1兎もえず」の如くヒットしないのも当然と言えば当然でござる。
両方に特化した商品は難しいのでござろうな?
それでも悲しきかな、コレクターのサガで、未入手のモーファスパイダー(モーファトロン・モーファスパイダー、2400円)を今だに探しているでござる。 (笑)