トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

何でもかんでもコンボイと名乗るのは如何なものだろうか?

2008-08-24 21:11:18 | トランスフォーマー・GF

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ごきげんようでござる!

さあ! 今宵は2005年の「トランスフォーマー・ギャラクシーフォース」より、デストロン商品として販売された、アニマトロスのリーダーである暗黒司令官・フレイムコンボイ(GD-07、フレイムコンボイ、4000円)の紹介でござる!

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動物型トランスフォーマーの生息する惑星アニマトロス(海外名、ジャングルプラネット)を統治する独裁者としてのモチーフに選ばれたのは、過去デストロンのリーダーを務めてきた、肉食恐竜よりも強い(?)幻獣であるドラゴンでござる!

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商品も大きくアニマトロス デストロンリーダーとしては、申し分ないデザインなのでござるが・・・ 名前がフレイムコンボイちゅーのは何とかならなかったのでござろうか?

まあ、ブラックコンボイの名前なら違和感がない(?)のでござるが、あくまでブラックコンボイの名称はコンボイ商品の成型色変更品に当てられるモノであるし、フレイムコンボイは新規製作商品でござるが、海外名はスカージなのでござる。

そう・・・ スカージの名称はブラックコンボイの海外名なのでござる。

あ~ヤヤコシイでござるな。

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しかし・・・ 何故にブラックコンボイ スカージと呼ばれるのでござろうか?

一応コレには訳があり、サイバトロン(海外名、オートボット)のリーダーが持つマトリクスの存在でござる。

サイバトロンリーダーの証たる「指揮権のマトリクス」はデストロンのトランスフォーマーには使用不可能なのでござるが、唯一使用できたのが、G1のスウィープス軍団参謀・スカージ(D-71、スカージ、1800円)なのでござるよ。

以後、マトリクスに関係のあるブラックコンボイデストロン兵士はスカージと呼ばれるようになったそうでござる。

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フレイムコンボイ には、マトリクスが無いものの、惑星スピーディアのプラネットフォース(フォースチップ)を所有するリーダーであるから、暗黒司令官であるブラックコンボイと同じ扱いになるのでスカージの名前なのでござろうな?

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商品は電子音ギミック(ボタン電池(LR44)×3使用)が内蔵されており、背中のボタンを押すことによって頭部(目・額・口内)を光らせて咆哮するでござる。

更にフォースチップをイグニションさせる事により、例の変形音(?)が鳴り、折りたたまれていた2対の首が起き上がるでござる。

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イグニションにより、3首竜となり必殺技「デスフレイム」を発動するのでござるが・・・

劇中と事なり、「プシュン!」とちゃちな電子音が鳴るのでござる。

まあ、咆哮音から発射音に変更されるのであるが、あまりにもチャチなのが残念なのでござるな? 変形音といい発射音といい・・・音が鳴れば何だって善いアメリカンな電子ギミックでござるな。

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しかも商品は大きさの割りにミサイル発射ギミックもなく、左右の首の造形や細部の造形が大味なのでござる。

もう少し、羽とか尻尾が大きければと思うのでござるが、コレも米国の共通サイズの箱に合わせる為に切り詰めたデザインだそうでござる。 (?)

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二足歩行状態にしてみるとボリュームが足りないのは、その為でござるかな?

まあ、四足歩行のドラゴンも珍しい存在でござるから、ソレはソレで有りでござる。

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しかし!

ロボットモードのボリュームとバランスは抜群でござる!

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独特のカラーリングと合間って、ギャラクシーフォースを代表するベストデザインの1体と呼んでも良いでござる。

まあ一応、顔は怖いがフレイムコンボイを名乗るだけあり、コンボイ系の頭部デザインだったりするでござる。 一応は悪のコンボイをイメージしてデザインされたようでござるな。

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ドラゴンモードでの尻尾はボリューム不足でござるが、尻尾はヘルフレイムアックス(戦斧)となり、非常に豪快な武器となるでござる。

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下手に銃器系の武器を所持するよりも、力任せで強引な性格に合った武器には感心するでござる。

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しかし・・・ 本品は腕の可動範囲は思ったより狭く、両手持ち等の劇中ポーズは再現できないのでござるよ。

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まあ、接地性はソコソコ良いでござるが・・・

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ロボットモードでのイグニッション・ギミックは同じで、変形音と「プシュン!」の発射音が鳴るでござる。

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ロボットモードも商品的には大味でござるが、劇中の雰囲気は再現された商品でござる。

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そう・・・ 「トランスフォーマー・ギャラクシーフォース」では敵として登場するも、非常ーーーーにオイシイ立場のキャラクターなのでござるよ。

しかも!

フレイムコンボイ を演じた中の人は若本規夫氏でござるから、「ひきょうもの~!」と叫びたくなる怪演だったでござるな。 う~む・・・ ビースト劇団とは違う渋さには感涙でござる。

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因みに、フレイムコンボイ単品では遊び辛いと感じた場合は、日本版玩具設定では、フレイムコンボイの武器として使用できるキャンペーンマイクロン(非売品)が存在するのでござる。

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何故か自動車系のマイクロン達でござるが、フレイムコンボイをイメージしたエマージェンシーマイクロン(MM-20、エマージェンシーマイクロン、980円)の成型色変更品をヘルフレイムマイクロンチームとして、各店舗にて配布されたでござる。 (↑写真はヘルフレイムクエーサーを使用)

う~む・・・ どうせなら日本未販売に終わったジャングルプラネットミニコンチーム(日本未販売)を配布してもらいたかったものでござる・・・