ごきげんようでござる!
グリムロックを3連発続けたものでござるから、ついでにビーストウォーズ版グリムロック(日本未販売)を紹介したいところでござるが、残念ながら拙者は未入手ゆえ、ビーストウォーズ版グリムロックの金型を利用して製作され1999年に販売された「ビーウトウォーズ・ネオ」版のデストロン陸戦隊長ハードヘッド(D-37、ハードヘッド、1500円 )の紹介でござる!
本品は同じく金型流用の回良品であるシャープエッジ(C-37、シャープエッジ、1800円)とのセット販売品(VS-37、剣豪の対決、3280円)と単品販売が存在するでござるが、付属のカードや説明書は単品版と同じで、商品仕様も同じでござる。
さて、本来ビーストウォーズ版グリムロックと云うのは、ビーストウォーズ版ダイノボット(C-4、ダイノボット、1500円)の成型色変更品と思われがちでござるが、どうやらダイノボットの金型が破損したのかどうか不明でござるが、別の金型で成型されており、肩の形状や表皮のモールドが異なっているのでござる。
テレもちゃ版ダイノボット(TM-05、ダイノボット、2625円)などは、グリムロックの金型なので、ダイノボット後期販売型と呼称する方が解りやすいかもしれないでござるな。
本品は本来はラプター(ヴェロキラプトル)として設計されているのでござるが、新造形の頭部と腹部(脛パーツ)を交換する事により、パキケファロサウルスにしてしまった商品なのでござる。
まあ、同じ金型で部品を半分取り替えてサイボーグラプトルとなったスラストール(D-26、スラストール、2200円)と違い販売価格は据え置いた事は成功でござるな。 (笑)
まあ・・・ 首だけ取り替えて別種の恐竜にしてしまうのは強引でござるが、差ほど無理のある変更でないので、色違いの別人で販売されるよりは歓迎したいでござる。
ビーストギミックとして、口を開けると頭部のコブが飛び出して突撃するヘッドアタック(頭突き)が再現できる事もただの首替えで終わっていない商品なのでござるな。
しかし・・・ 問題は派手な配色なのでござるよ・・・
如何も玩具ぽくてイヤ~ンな感じなのでござる。
パッケージ写真(試作品?)の様なグレーの斑点模様ならば好かったのでござるが・・・
ライバル商品のシャープエッジとカラーリングを合わす為の処置でござろうか?
さて、ロボットモードの頭部も新造形品に交換されており、脛パーツも交換されたうえに塗装パターンと会いまって御蔭で下半身が細いイメージになってしまったでござる。
しかも・・・ ミュータントヘッドが無くなった事で上半身はスッキリしたことも事実でござるな。
武器となる尻尾のギミックには変更はなく、パイルセイバーを右手に保持し、回転ギミックを有するレボリューションシールドは左手で保持するでござる。
この武器の御蔭で、同じ剣を武器とするシャープエッジとはライバル関係にされ「剣豪の対決」となったのでござるが・・・
拙者・・・「ビーストウォーズ・ネオ」は観ていないので、彼等の直接対決が有ったのか確認できていないのでござるよ。
そう! ビーストウォーズ・ネオでは新造形品以外はゲストキャラクター扱いだったのでござるな。
まあ・・・ TVアニメ未登場商品に成らなかった事は救いでござる。 (笑)
設定では体力(7)、知力(4)、速度(8)、耐久力(8)、階級(6)、勇気(7)、火力(5)、技能(7)で、彼の頭蓋骨の中には電子頭脳が詰まっていないそうなので、そんなに知恵(知力、4)が無いそうでござる。
しかも、人の言う事を聞かない頑固者で剣術の達人だそうでござるな。
因みにヘッドマスターのハードヘッド(C-102、ハードヘッド、2300円)とは全く関係ない同名の別人でござる。