いエ~イ!
今宵は日本では「い~と~巻き巻き♪」のイトマキエイのオッサンで名前が知れている「ビーストウォーズ メタルス」のデプスチャージ(C-46、メタルス・デプスチャージ、3500円)の海外販売版である、1998年にKenner社より販売された、マクシマルズ(日本名、サイバトロン)海軍司令官、デプスチャージ(トランスメタル2、デプスチャージ、3500円)の紹介でござる!
本品は1999年の劇場版「ビーストウォーズ メタルス・コンボイ大変身!」公開時に劇場販売(通販有)された商品で、海外パッケージに日本語商品名とバーコードを印刷したシールを貼り付けたものであり、仕様は海外版と同じで説明書も海外版のままでござる。
そう! 日本語の説明書が無い御蔭で対象年齢5歳以上が15歳以上に引き上げれているのでござるよ。 (笑)
まあ、劇場先行販売の海外品でござるから、コレクター向き以外の何物でもなく、日本版と海外版では箱の違いくらいにしか素人さんには区別が出来ないと思うでござるが!
メッキ部分のグラディエーションが若干異なり(?)、目に見えて異なる違いはイトマキエイ(メカマンタレイ)の目の塗装が異なる事と、DEPTH CHARGEの書き文字がCYBERTRONに変更されている事でござる。
まあ、はっきり言って日本版でも海外版でもイメージ的には変わらないので、面白味が無いかもしれないでござるが、それでも買っちゃうのがコレクターの悲しいサガなのでござるよ。 (笑)
さて、商品ギミックはイトマキエイの口より、マルチグレネードランチャー(ディスク)をレバー操作(背ビレ)により連続射出・・・ちゅーか・・・吐き出す事ができ、付属するディスク7枚は全て収納可能でござる。 ・・・まあ、これでディスクの射出に勢いが有ればよいのでござるが・・・ これも米国の安全基準でござるな。
なお、ディスクの表裏は同じデザインあり、中央に開いている穴は誤飲時の安全対策で通気穴になっているのでござるよ。
そして、イトマキエイの裏側にはコバンザメの様に、サイバーシャーク・ドローン(シャークランチャー)が接続可能なのでござる。
しかし・・・ デザインは、コバンザメ風ではないサメのデザインであり、サメ型の偵察・攻撃用のドローン(自立型ロボット?)のようでござる。
なお、サイバーシャーク(C-11、サイバーシャーク、1780円)や、メタルス・サイバーシャーク(日本未販売)とは関係ないでござるが、サイバーシャークは、デプスチャージの部下にあたるらしいでござる?
ややこしいでござるが、日本設定では、コバンシャークと命名(?)されいるらしいのでござるが、TVアニメでは「こばんざめたろう」と呼ばれていたでござるよ! (笑)
商品ギミックはスプリング式で左右個別にミサイルが発射可能でござるが・・・
設定では、このミサイルは核魚雷らしいでござる。 (オイオイ!)
更に、メタルスの特長である第三形態であるヴィークルモードに変形可能で、マッハ9で飛行するスペースクルーザーと成るのでござるが・・・
ヒレを持ち上げて引っ繰り返すだけの簡単な変形なのでござるよ。
そう・・・ ヒレの可動箇所は多いだけに物足りないのでござるな?
う~む・・・ ヒレの可動は尻尾と同じで単にヒレの動きを表現するだけのものでござろうか?
それとも・・・ 企画段階では何かの要素が有ったのでござろうか?
ロボットモードは背中のヒレが大きく目立ちウルトラクラスの商品である事を誇っているでござるが、ロボット本体がメガクラスと変わらないのでござるよな。 (笑)
しかも、イトマキエイの尻尾は、巨大なヒレを支える為に補助脚となっており、接地性は向上していりのでござるよ・・・ デザイン的には悪いでござるが・・・
しかし!このデザインは、ロボットモードで胸部のマルチグレネードランチャーを射出する際は、調度尻尾を手に持って親指で背ビレ押す事ができるので、ギミックに特化したデザインである事には感心するでござるよ。
手持ち武器は、右手に尻尾の先を外したカットラスを持ち、左手にはサイバーシャーク・ドローンであるシャークランチャーを装備するでござる。
なお、パッケージイラストでは手持ち武器が左右逆でござるが、TVアニメや説明書、パッケージ写真に従い、シャークランチャーは左手に保持したでござる。
しかし・・・ 考えてみると、相棒のサイバーシャーク・ドローンが武器になるのさまはターゲットマスターと呼べなくもないでござるな。 (笑)
なお、デプスチャージは司令官クラスで設定されているので、オプティマス・プライマル(C-1、コンボイ、2980円)と同等あるいはセイバートロン星では上司だったかもしれないでござるが、TVアニメではオミクロン領地の警備隊々長であったが、部下を殺した、ランページ(D-41、メタルス・ランページ、3500円)を追って、オミクロン領地より単身、警備隊長の職をすてて、惑星エネルゴアに来たそうでござる。
さて、余談でござるが、本品は変形ギミックの組み換えにより、手首を原子力エンジンのノズルにしたままでも、なんとなく武器ぽいので良い感じなのでござるが、実は本品のパッケージ裏の写真は間違った(?)変形パターンで左腕がエンジンパーツのままなのでござるよ。
コレは本来は正規の変形パターンだったのではないでござるかな?
更に、ヒレの可動範囲を利用すれば、フライトモードぽくなるのでござるよ。
そう・・・ 如何もヒレの可動と、パッケージ裏の線画のイラストから推測すると・・・
本来はヒレをコンパクト(?)に折りたたむのが正規の変形方法だったのではないでござるかな?
まあ、今と成っては推測でござるが、変形によるパーツの強度対策と単純化で、今の容になったのでござろうか?