ごきげんようでござる!
今宵は1986年に販売されたバンダイの「マシンロボ」よりダブルマシンロボの、ジェットトランサー(MRJW-1、ジェットランサー、1400円)の紹介でござる!
本品はTVアニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」仕様として、パッケージ及び商品番号がW-MR-01(1985年販売?、W-MR-01、ジェットトランサー、1400円)からMRJW-1に変更された商品でござるが、商品上の変更はなく説明書の表記は変更したものの、シールはW-MR-01版のモノを使用しているでござるが・・・
今回も拙者はシールを貼っていないのでご了承くだされ。 (笑)
初期のダブルマシンロボは現用ミリタリーテイストなデザインであり、2種類の異なるマシンとの組み合わせがマニア心を擽るシリーズなのでござるよな。
しかも! 本品には日の丸が描かれており、「航空自衛隊」仕様のF-15戦闘機であることが、更にマニアックというか・・・ 日本人として嬉しい商品なのでござるよな。 (うん!)
そう・・・ 日の丸の描かれている変形ロボは珍しく、現用機が元ネタの変形ロボでは、マシンロボ・シリーズくらいしか販売されていないのでござるよな?
う~む・・・ 日本人としては日の丸に誇りをもってドンドン商品化してほしいのでござるが・・・
本品の様にMADE IN JAPANなら問題がないのでござろうが、生産地をCHINA等に変更すると現用戦闘機の様な商品はイロイロと難しいのでござろうな。
まあ、本品の販売当時はF-15戦闘機は世界最強と呼ばれていたので、共産国側ではイロイロと問題が有り、しかも日の丸の航空自衛隊仕様でござるから、海外での販売も問題があるでござるが・・・
ソコはバンダイ! お国柄に合わせて米国販売では米国空軍のシールに変更していたりするのでござる。
まあ、本品に海外販売仕様のバリエーションが存在するのか・・・ 拙者には解らないでござるな?
さて、商品のF-15にはW-MR-012の商品番号が設定されており、付属のシールにもナンバリングされているでござる。
なお、商品はクリアパーの風防やメッキ処理の燃料タンク及びミサイルのオプションパーツにより、600シリーズのイーグルロボ(MR-25、イーグルロボ、600円)よりもF-15戦闘機に似ている完成度の高い商品でござる。
まあ、一応は機首部の着陸脚が折りたため転がし走行も可能でござるが、変形(合体モード)は簡易でござるから、プロポーションは良くなって当然でござるな。 (笑)
そして、トレーラーのW-MR-011でござるが、オレンジ色が眩しく合体ロボとしての商品化は珍しい存在でござるな。
本品のデザインにはメリハリが無いでござるが、変形(合体モード)は凝っており、ダイキャストパーツやボールジョイントの採用ににより、大きく見た目が変化するのが面白いでござるよ。
そう! トレーラーの合体モードは単体でも有人式ロボットでも通用しそうなデザインなのでござるよな。
合体!
うむ! 航空機が頭部に合体するのは、合体ロボット界の常識(?)でござるから、本品もシッカリ守っている正統派デザインと呼べるでござろう。
しかし・・・
後から見ると変でござるが、前方向から見たデザインは戦闘用と言うか・・・ 作業用ぽくて、非常に好感がもてるのでござるよな。
しかも、オレンジ色のカラーリングは作業車両である警戒色でござるが、ロボットモードで改めて見ると航空自衛隊員のパイロットスーツ(ジャンプスーツ)をイメージさせるのも興味深いでござるな。 まあ、ロボット頭部のデザインもパイロット用のヘルメット風なデザインだったら面白かったのでござるが・・・
まあ、それは置いておくとして、本品の可動部分は当時のマシンロボでは可動範囲が広い方なのも特長でござる。
これで、肘・膝・首が動けば名作玩具と呼ばれるモノになっていたかもしれないでござるな。
そう! 一応、ジェットトランサーは、TVアニメにも登場していたらしい(?)のでござるが、全く印象が無いのでござるよな。
まあ、デザイン的に劇中では使用しにくいものだったかもしれないでござるが、アレだけ無茶を突き通したアニメだったら勢いで準レギュラー並に登場できたとおもうのでござるが・・・
玩具販売側とTVアニメ製作側とでは意見が噛合わないのでござろうな。 (笑)