ごきげんようでござる!
「トランスフォーマー/リベンジ」商品は映画本編を観るか観ないかで大きくイメージが変わってしまうことがあり、最新レビューはネタバレ防止の意味を含めて自粛していたでござるが・・・
そろそろ解禁でござるかな~ と、思い・・・
今宵は、映画を観た為に大きくイメージが変わった代表格のディセプティコン軍団兵士(諜報員)サイドウェイズ(RD-05、サイドウェイズ、2415円)の紹介でござる!
商品はヴィークルモードでパッケージングされており、他の商品と比べても遜色ない商品でござるが・・・
ヴィークルモードの表記がスポーツカーと記載されているのでござるよな。
う~む・・・
実車メーカーとのタイアップである「トランスフォーマー/リベンジ」において、スポーツカー表記である理由は、映画に登場しないか・・・
実車メーカー側から名前の使用を許可されなかった事でござるかな。
そう! なにせ主役側(正義)がGMとタイアップしているものでござるから、当然悪役側であるディセプティコン兵士のヴィークルモードはGM以外のライバル社になるでござるから・・・
映画出演=GMに潰されるヤラレ役決定なのでござるよな。
いくら大作映画であるとは言え、誰が好き好んで自社商品をスクラップにされる映画に強力するでござろうか?
まあ・・・ コレが日本車の場合であれば、ヤラレ役でも大作映画に出演できると喜ぶメーカーも有るかもしれないでござるが・・・
韓国車だったら国際問題でござろうな。 (笑)
なお、サイドウェイズは元々、独逸車のアウディR8をモデルに設計されていたそうでござるが、メーカー側の許可が得られなかったようで、細部を変更し、リアウィンドにメカニカルなモールドを追加する事により架空のスポーツカーにデザインが変更されたそうでござる。
そりゃそうでござろうな。 (笑)
ヤラレ役に旧式モデルを使うのであればまだしも、現行の最新モデルを使うのは露骨するぎるでござるよな。
まあ。 映画に登場した、サイドウェイズは玩具と異なるカラーリングの異なる実車(?)だと思ったのでござるが・・・
え? ・・・これだけ・・・
な、登場だったので最初はサイドウェイズだと、気がつかなかったのでござるよな。 (笑)
そう! 映画冒頭の顔見せ的な上海での戦闘で、オートボットとのカーチェイスが描かれているのでござるが・・・
ロボットモードに変形する事無く・・・ サイドスワイプ(RA-04、サイドスワイプ、2415円)に真っ二つに両断されて御仕舞・・・ (合掌)
う~む・・・ スポーツカー表記であることからヤラレ役は決定していたとは言え・・・ コレは無残すぎるでござるよな。
まあ、映画本編を観てからサイドウェイズを購入しようと思う御仁は先ずいないでござろうから、映画公開前に販売したのは正解でござるな。 (笑)
因みに、拙者の場合は映画を観た帰りに、サイドウェイズが不憫だったから購入したでござるよ。
なお、本品はヤラレ役にしておくには勿体無い商品であり、フロントグリルを押す事で前輪が折りたたまれるオートモフ機能を備えており、変形も凝っているのでござるよな。
劇中未登場(?)のロボットモードは前作のバリケード(MD-02、ディセプティコンバリケード、2310円)を思わせる体型であり、両腕に取り付けられた車輪(前輪)は設計途中で追加されたデザインらしく、ヴィークルモードではダミーなのでござる。
故に設計には苦労した商品だそうでござるな。
まあ、デザイン的にも弱そうであり、接地性はサイドスワイプと比べればマシでござるが、やはり立たせにくいのでござるよな。
同じロボットモード未登場であれば、サウンドウェーブを見習って欲しいものでござるよ。 (笑)
まあ、玩具製作側とすれば、映画制作側が提出した玩具を前提としていないデザインを変形を盛り込んだ設計で商品化する訳でござるから苦労が忍ばれるでござるな。
いくら玩具設計側が頑張っても、映画制作側が全く違う使い方をする訳でござるから、映画を観るまでは如何なキャラクターに成っているのか解らないものでござるよな。
ただ・・・ 商品的には本品に搭載されているメックアライブ機能は必要だったのでござろうか?
腕を動かす事により、肘の関節のギア(?)が動くのでござるが・・・
それよりも、右腕のスピニングソーブレードに回転ギミックでも仕込む方が良かったのではと思うのでござるが・・・ 腕部は設計変更だから間に合わなかったのでござるかな?
なお、サイドウェイズの名前でござるが、出所は「トランスフォーマーマイクロン伝説」のバイクに変形するダブルフェイス(MX-01、ダブルフェイス、1980円)の海外名であり、設定ではサイバトロン(セイバートロン)星では密偵として活躍したディセプティコン兵士でござる。
まあ、スポーツカーに変形する事でオートボットに忍び込む役割は、ダブルフェイスと同じ(?)かもしれないでござるが、バイクじゃないのに同じ名前を引き継いでしまう事は如何なものでござろうな?
拙者は映画を観る前は、ディセプティコンとサイドウェイズ(ダブルフェイス)のキーワードで、オートボット本部に潜り込んだスパイで、サイドスワイプとはライバル関係になるものだと思っていたら・・・
アレでござるからな~
いや~騙された!
流石ダブルフェイスの名を引き継いだだけの事はあるでござるな。 (笑)
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トランスフォーマー/リベンジ (ハヤカワ文庫 SF フ 15-3) (ハヤカワ文庫SF) 価格:¥ 819(税込) 発売日:2009-06-10 |
なお、映画のノベラズ版にはサイドウェイズをダブルフェイスの名前で表記していたりするのでござるが、わざわざダブルフェイスの名前に訳する事はなかったと思うのでござるが・・・ 何故でござろう?
因みに、ヴィークルモードはヨーロッパ製スポーツカーと表記されていたり、直接映画では映像化されなかったネタも多数記載されているので、未読の御仁には確認を含めて読んでみてもらいたいでござる。
なお、映画終盤の乱戦状態では多数のディセプティコン兵士が登場する訳でござるが・・・
ソコにサイドウェイズとロボットモードが似たデザインのディセプティコン兵士が確認できたのでござるよな?
まあ、ソレが同型の別人なのか如何かは解らないでござるが、詳しくはDVDが販売されてからの確認待ちでござる。