いったい何時頃からでござろうか・・・
レッカー車のイメージが悪役になったのは・・・
確かに放置車両による迷惑行為を取り締まる事は大事なのでござるが、何処かオカシイのでござるよな。
特に最近は道路交通法が変わってしまった為に、如何な理由があろうとも駐車違反であり、仕事にも支障をきたしてしまう、一時的な駐車も許されないのは如何なものでござろうか、しかも罰金制度が変わったおかげで、ドライバーではなく、所有者に請求が行くのは分かるのでござるが・・・
所有者の分からない放置自動車は、レッカー移動せず所有者の確実な一般車両を引っ張っていくのは理不尽でござるよ。
本当に迷惑しているのは所有者の分からない放置車両でござるのに、所有者が分からないから移動できないというのは、完全な反則金目当てとしか思えないのでござるよな。
ちゅー事で今宵は2000年に「トランスフォーマー カーロボット」商品として販売された、サイバトロン・交通機動隊員、レッカーフック(C-017、レッカーフック、880円)でござる!
本品は1995年にG2商品として設計されたでござるが、キャンセルとなり、1997年に海外で「マシンウォーズ」版ホイスト(日本未販売)と成型色変更品であるハブキャップ(日本未販売)として販売された商品の成型色を変更した日本販売版商品でござる。
まあ、紆余曲折して日本未販売のトランスメタル商品やゴーボット商品等とともに「カーロボット」商品として日の目を観れた事は喜ばしいでござるよな。
本品はレッカー車でござるが、レッカー車としての牽引ギミックが無く、クレーンのフックは変形作動用レバーも兼ねているでござる。
そう! 本品の変形ギミックは、バネの反発とギアの連動を用いた一発変形(フリップチェンジャー)なのでござるよな。
一発変形による自動変形には驚かされるばかりで、ロボットモードのプロポーションの良さにも感心するでござる。
足首(爪先)の造形には不満が残るものの、集光ギミックを用いた頭部やボールジョイント使用の可動は満足のいく一品でござるよな。
更にフロントグリルがシークレットウェポンであり、取り外して手持ち武器(レッカーガン)となるでござる。 余剰パーツを出さない工夫が嬉しいでござるよな。
さて、レッカーフックは、第11話「駐車違反だ!レッカーフック」より登場するルールに厳しく融通が利かない真面目な性格であり、趣味(生きがい)が駐車違反の取り締まりというトンデモナイ性格であり、ゲルシャーク(D-005、ゲルシャーク、2500円)にサイバトロンが悪人だと思い込まされたた、サイバトロンでさえも取り締まり対象にするのでござるよな。
そう! 度が過ぎる正義感の強さと自分の価値観のみでしか善悪を判断できない性格は、拙者が一番苦手とする人間で、もっとも関わりたくない人種なのでござるよ。
まあ、このての人種こそ、言っている事が矛盾だらけなのに、全く自覚が無いトラブルメーカーなのでござるよな。
そのうえ、力が強く、他人の意見を聞かないので、自分の正義(価値観)だけを押し付けるあれば最悪なのでござるよな。
しかしまあ、TVアニメの登場回数は少なめでござるから、一般人(?)にとっては有害なサイバトロンだと言う事アニメ製作側も納得していたのでござろうな。 (笑)
なお、レッカーフックは、2004年の「ロボットマスターズ」ではデストロン・技術参謀(RM-04、レッカーフック、980円)とし販売されており、実に違和感の無い商品だったでござるよな。 (笑)
そう! 記憶を失くしてデストロンに拾われたとされているでござるが・・・
元々の性格を考えると、都合の悪い事は忘れる性格なのでござろうな。
しかも、悪い方(宗教とか政治団体も含む)にドンドン入っていって出世するのも、この手の人種なのでござるよな。 (笑)
ほんと、身近にコンナ性格の人種がいると苦労するのでござるよ・・・