トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

クリアボディの対決

2010-08-06 19:36:20 | BW・Ⅱ

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ごきげんようでござる! クリアカラー仕様の限定販売商品の魅力は、通常版を上回る見た目の美しさにあり、通常版商品と並べてこそ美しさが引き立てられるものでござる。

今宵は、1998年に「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ」として販売された組み立て式キット商品、ビーストチェンジャーよりライオコンボイVSガルバトロン クリアボディセット 史上最大の対決(ビーストチェンジキット限定クリアボディセット、980円)の紹介でござる!

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本品は同年に販売されたビーストチェンジャー商品、ライオコンボイVSガルバトロン(ビーストチェンジキットVol.1 史上最大の対決、500円)の成型色変更商品でござるが、販売価格は倍近くなっているでござる。

う~む・・・ 一応、箱や説明書は専用のモノが用意されており、販売方法も通常店舗販売だったのでござるから限定版を演出するする上での販売価格でござろうか?

まあ、通常版の方は組み立てキットとはいえ2体で500円でござるから当時の物価価値でも安すぎた感じがある商品だったでござるからバランスをとったのでござるかな? (笑)

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先ずはライオコンボイ・クリアボディでござる。

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本品はクリアブルーで成型された軟質パーツのボディをコアにプラスチック製の手足のパーツを組み替えて変形させる接着剤不要の設計で、商品は未塗装状態で付属のシールを貼り付けただけでござる。

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本品は部品数削減の為に、首と腰は一体化されているので動かない欠点はつらいでござるが、ライオンンの尻尾や武器は取り外して組み替えればポージングの幅が広がるでござる。

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なお、本品は今回の撮影の為に組み立ててみたでござるが、やはりクリアボディは美しいでござるな。

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さあ、ロボットモードでは余剰パーツとなっていたライオンの前足と両腕を取り替えて組み換え変形させたビーストモードの白いライオンならぬ透明なライオンでござる。 (笑)

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うむ、ディフォルメされたデザインとクリアパーツで中身が透ける造形は、不気味ながら神秘的な美しさがあるでござるよな。

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本品には特殊な設定が付加されていないでござるが、パッケージには「クリアボディにパワーアップ!」と描かれているので何らかのパワーアップ形態かもしれないでござるな?

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なお、拙者は資料性重視の無改造派なので、手を加えていないでござるが、サイバトロンのマークくらいは銀色で塗装する方が見栄えが好くなるでござろうな。

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続いてはガルバトロン・クリアボディでござる!

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本品もビーストチェンジキット版ガルバトロンの成型色変更品のクリア仕様でござるが、配色はライオコンボイ・クリアボディと同じ3色で成型されているでござる。

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故にガルバトロン(D-16、ガルバトロン、2980円)のディフォルメ商品でござるが、やや配色によるイメージが異なるのが残念でござる。

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しかし、本品はライオコンボイ・クリアボディ以上に部品数も多く可動箇所も多いのでござるが、首が動かせないのが辛いでござるが、敵役商品は主人公側商品以上に魅力的に仕上げるタカラの精神が活かされているでござる。

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そう! パーツを大幅に組み替えて変形させたドリルタンク型のヴィークルモードでござる。

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ただ残念なのは、ガルバトロンの頭部やガルバアックスが余剰パーツに成ってしまう事でござるよな。 (笑)

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ドリルやキャタピラ造形にも問題はあるでござるが、そこはディフォルメ玩具ゆえの宿命でござるな。

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本品もライオコンボイと同じく胴体部分のクリアブルーのパーツは軟質素材で成型されているでござる。

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そして、最強のドラゴンモードに組み替え変形が可能でござるよな。

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玩具版ガルバトロンと同じように3段変形できる設計は凄いと思うでござるが、ドラゴンの頭部を別パーツにしているので興ざめ感が隠せないでござるよな・・・

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しかしまあ、本品は食玩の拡大商品と考えれば全く問題は無くなるでござる。

そう! 2体で500円なら儲けものでござるが、2体980円に成ってしまうと工夫が欲しいと思うのでござるよな。 (笑)

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う~む・・・ 限定販売品の場合は生産数も少なくなるので少々販売価格は上乗せされる場合も多いのでござるが、本品の場合は少々高いと思うのでござるよな。 (笑)

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まあ、販売価格は限定商品ゆえのプレミアでござるから拙者も納得済みでござる。

が、拙者的に本品購入時に大きな過ちを犯しているのでござる!

そう・・・ コレクターとしては初歩的なミス

「限定版を買って通常版を買い忘れる!」

でござる・・・ 

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そう、拙者はビーストチェンジキットVol.1 史上最大の対決は未入手なのでござるよ。

う~む・・・ 限定版は比較対象である通常版が有ってこそ、真価を高めるモノであり史料価値でいえば単品の場合、通常販売品の方が高いのでござるよな。

もし、通常版と限定版が同じように2個あった場合で、どちらか1個しか購入できない場合であれば、後から通常版を購入できる環境にある場合じゃないかぎり、優先して通常版を購入するのがコンプリート目的のコレクターなのでござるよな。

そう、基本なくして限定版は無く、限定版を買い損ねても諦めがつくが、通常版だと諦めきれない複雑なコレクター心理なのでござる! (笑)


まだ見ぬ未来の総司令官

2010-08-04 14:25:20 | TF・アニメイテッド

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ごきげんようでござる!

「トランスフォーマーアニメイテッド」ではオプティマスプライム(TA-01、オプティマスプライム、3780円)は一介の部隊司令官とし設定され、未来のオートボット総司令官候補としての立場でござる。

若き部隊司令官オプティマスプライムの成長物語としてアニメを見ればよいのでござるが・・・ なかなかソレだけの物語ではないので、情報量が盛りだくさんのアニメだと関心するでござる。

今宵は「WELCOME TO TRANSFORMERS 2010」の一環として販売された「トランスフォーマー アニメイテッド」版の司令官セット(司令官セット、オプティマスプライム&ロディマス、4725円)の紹介でござる!

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本品は現在日本未販売のデラックスクラス版オプティマスプライム(現在日本未販売)と同じくデラックスクラス商品のロディマス(TA-33、ロディマス、2415円)の成型色をクリアカラー仕様に変更した商品で、他の「WELCOME TO TRANSFORMERS 2010」関連商品と異なり通常販売されたでござる。

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先ずは、トレーラーに変形するオートボット部隊司令官・オプティマスプライムでござる!

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本品にはTA-01版と異なるゲーム筐体対応のプロモーションカードが付属しており、キャラクター能力値などが描かれているでござる。

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デラックスクラス版オプティマスプライムの武器であるウルトラアックスは、アニメ作画のデザインで造形されているのでござるが、ヴィークルモード本体の取り付け位置は大胆に装着されるでござる。

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ふむ、ヴィークルモードでのギミックは転がし走行以外ないでござるが、クリアカラー仕様のボディは美しいでござるよな。

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ロボットモードでも内部構造が透けて見えるので、スケルトン・クリア仕様大好きな拙者としてみれば満足の行く商品でござる。

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まあ、拙者としてみれば、アニメイテッド版オプティマスプライムの場合はデラックスクラスが一番イメージに近いので通常版の販売が待たれるのでござるよ。

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なお、頭部はマスクの開閉ギミックは無いでござるが不敵な面構えはウルトラアックスと合性が好いでござる!

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うむ、歴代コンボイで最も斧が似合う商品でござる。

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なお、商品の腰部にはスイングギミックが有、横殴りなパンチギミックを有するでござる。

が、ウルトラアックスを振り回すアクションとしては無理があり、素立ちのポーズでは上半身が安定しない欠点があるでござる。 (残念)

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う~む・・・ 米国産アクションフィギュアを見ていると毎度思うのでござるが、スイングパンチなギミックって必要なのでござろうか?

かって日本産ロボット玩具にはロケットパンチが必須だったのと同じく、これも国民性なギミックの一つでござろうな。 (笑)

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うむ、日本人感覚であれば、主人公には剣がビジュアル的にも必須武器でござるが、斧(戦斧)ちゅー脇役向けの武器も悪くないのでござるよな。

某ファイヤー〇ムブレムの斧使いは足手まといばかりだったので斧使いには頑張ってもらいたいでござる。 ・・・DS版はプレーしていないので如何なっているのでござろうか?


前作主人公の正しい立ち位置?

2010-08-02 22:31:56 | トランスフォーマー スーパーリンク

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ホ~トロッドでブロロロロ~♪ ブロロロロ~♪

ブロロロロ~♪

「トランスフォーマーマイクロン伝説」での主人公の一人であるホットロッド(MC-03、ホットロッド、1980円)は本シリーズにおいて若き戦士の成長物語を担当し、次期総司令官候補の立ち居地を得て、次期シリーズ「トランスフォーマー スーパーリンク」ではサイバトロン・戦闘指揮官、ホットショット(SC-02、ホットショット、1980円)として登場したでござるが・・・ 新シリーズでデザインが変わる事は仕方がないとしても、名前や性格、担当声優まで変えてしまうのは如何なものでござろうか?

海外ではシリーズやデザインが変わっても名前は同一人物で有る為に変更は無いのでござるが、日本だと商品管理上、別の名前をつけなくちゃならない場合があるので変更されたり、別物であるにもかかわらず強引にシリーズ名を冠した名前を付けられる場合が多々あるのでござるよな?

しかしまあ、ホットロッドの海外名は元々ホットショットなので海外名に戻しただけなのでござるが、「トランスフォーマー スーパーリンク」では日米の名前が混乱してややこしいシリーズとなったでござる。

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さて、本品は単品販売とインフェルノ(SC-03、インフェルノ、1980円)との合体セット(SS-01、スーパーリンクセット、ホットロッド&インフェルノ、3900円)が販売されたでござるが、どちらも本体仕様や付属カード及び説明書は単品販売版と共通だったでござる。

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本品のデザインはホットロッドよりもややシャープな感じの黄色いスポーツカーでござるから、ヴィークルモードでは差ほど違和感がないでござる。

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本品は合体(スーパーリンク)を主眼に置いた商品でござるからヴィークルモードでは転がしギミックしかなく、マイクロンジョイントも無いでござる。

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が、付属の武器パーツを取り付ける事でミサイル発射機能を有したアタックモードとなるでござる。

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クリア成型の武器パーツはエネルゴンウェポンを意識したようでござるが、気になることに武器名がジョルトバルカンなのでござるよ?

そう、ジョルトと言えば「マイクロン伝説」時のパートナーマイクロンの名前なのでござる?

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まあ、普通に考えればパートナーマイクロンのジョルトが武器に進化したとかにも考えられるのでござるが、ただでさえ道具扱いだったマイクロンを完全な武器にしちゃうのはあまりにも酷くないでござろうか?

TVアニメ本編では、決戦後(10年前)のジョルトやマイクロン達のエピソードは描かれていないのでござるが、DVD付属のコミック「THE TRANSFORMERS LEGENDS OF THE MICRONS」では多くのマイクロン達が新天地に向かい旅立っていたりするので、おそらくジョルト達パートナーマイクロンや「スーパーリンク」に出演することの無かったシルバーボルト(MC-08、シルバーボルト、1980円)やデバスター(MC-07、デバスター、2980円)達もマイクロンシップに同乗して旅立ったと考えたいのでござるよな。

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そう、ジョルトバルカンの名前は、ホットロッドジョルトとの友情との証しとして命名したと思いたいのでござるよな。

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まあ、友の命と引き換えに手に入れた武器というのも燃える展開かもしれないでござるが、拙者としては友達を引き換えにして手に入れる強力な武器ちゅーモノは必要なく、そこまでして欲しいとは思わないのでござるよな・・・ まあ、100歩ゆずって友の形見の品くらいまでなら許容範囲でござるかな。

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さあ、ロボットモードのデザインは・・・ はっきり言ってホットロッドとは全く別のデザインなのが残念でござる。

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まあ、コレはこれで指揮官らしくスマートで好いデザインなのでござるが、何処か共通したデザインの意匠が欲しかったでござるよな。

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まあ、確かに額にはバイザーらしきパーツが配置されているものの、デザインが異なる上に狐ミミ付きでござるから別人にみえてしまうでござる。 (残念)

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さて、ホットショットは出世魚の如く名前も変わり、サイバトロン総司令官や副司令官に成る事はなかったものの部隊指揮官まで昇進し地方部隊(地球方面)を担当していたようでござるが、すぐにグランドコンボイ(SC-01、グランドコンボイ・スーパーモード、4980円)と合流してしまった為に中間管理職的な立場になったでござる。 (笑)

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なお、トランスフォーマー的に10年は長いのか短いのか分からないでござるが、多くの部下を預かる事により