安芸高田市教委は27日、 同市吉田町下入江の赤柴山の中腹(標高285m地点)で、弥生時代後期(3世紀)のものとみられる「四隅突出型墳丘墓」1基が見つかったと発表した。 「四隅突出型墳丘墓」は広島、島根、鳥取、北陸地方などで約100基が確認されており、広島県内では江の川流域を中心に三次市、庄原市、北広島町で17基の出土例がある。山の中腹で見つかるのは珍しいという。
市教委によると、「四隅」は南北方向に広がり、2カ所の突出部が見つかっている。突出部を含めて縦13m、横10m、高さ1.5m。 2~3段の階段状に積み上げた大小の貼石(はりいし)が表面を覆っており、下部には石が敷かれていることも分かった。
また、突出部の約15m北で縦2m、横1mの箱形の石棺も見つかった。約30個の平たい石で覆ってあり、石棺の内部を調査する。
現地説明会は6月8日午前11時から開かれる。
[参考:5.24中国新聞、5.28読売新聞]
過去の関連ニュース・情報
安芸高田市・甲立古墳(全長77mの前方後円墳、4世紀後半築造)
市教委によると、「四隅」は南北方向に広がり、2カ所の突出部が見つかっている。突出部を含めて縦13m、横10m、高さ1.5m。 2~3段の階段状に積み上げた大小の貼石(はりいし)が表面を覆っており、下部には石が敷かれていることも分かった。
また、突出部の約15m北で縦2m、横1mの箱形の石棺も見つかった。約30個の平たい石で覆ってあり、石棺の内部を調査する。
現地説明会は6月8日午前11時から開かれる。
[参考:5.24中国新聞、5.28読売新聞]
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