兵庫県教委が7日、丹波市春日町山田の山田大山古墳群で5号墳を新たに発見し、県内最古級となる6世紀初め(古墳時代後期)の横穴式石室が見つかったと発表した。 渡来系の人が造ったとされる「T字形」としては県内5例目で、最も古いという。
横穴式石室の県内導入期(6世紀前半)に、明確なT字形が見つかったのは初めてという。
事前調査で1~4号墳が確認され、谷筋最奥部の2号墳を発掘調査したところ、7世紀前半に造られ、後半に追葬されたとみられる石室を確認した。 同古墳の北側に隣接した5号墳を新たに確認した。墳丘は直径約8m、周濠を含めると同約11mと規模は小さい。 埋葬施設は、平面形がややいびつなT字形をした横穴式石室(横2・8m、縦1・25~1・35m、高さ1・2m)で、羨道は横0・6m、縦1mだった。石室からは須恵器7点などが出土し6世紀初めの築造とみられ、県内最古級とわかった。
現地説明会が10日午前10時~11時半に開かれる。
[参考:神戸新聞、産経新聞]
横穴式石室の県内導入期(6世紀前半)に、明確なT字形が見つかったのは初めてという。
事前調査で1~4号墳が確認され、谷筋最奥部の2号墳を発掘調査したところ、7世紀前半に造られ、後半に追葬されたとみられる石室を確認した。 同古墳の北側に隣接した5号墳を新たに確認した。墳丘は直径約8m、周濠を含めると同約11mと規模は小さい。 埋葬施設は、平面形がややいびつなT字形をした横穴式石室(横2・8m、縦1・25~1・35m、高さ1・2m)で、羨道は横0・6m、縦1mだった。石室からは須恵器7点などが出土し6世紀初めの築造とみられ、県内最古級とわかった。
現地説明会が10日午前10時~11時半に開かれる。
[参考:神戸新聞、産経新聞]