歴歩

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明日香村・石神遺跡 湖西古窯跡群産の須恵器が初出土

2018年04月13日 | Weblog
 奈良文化財研究所(奈文研)の調査で、天武天皇が築いた飛鳥浄御原宮(きよみはらのみや)時代に官庁があったとみられる明日香村の石神遺跡で、静岡県浜名湖西岸の湖西古窯跡群産の須恵器が供膳具(食器)として使用されていたことがわかった。
 湖西古窯跡群の須恵器は関東の集落などで多く出土しているが、飛鳥での供膳具としての使用が明らかになったのは初めて。
 石神遺跡から出土した飛鳥浄御原宮期とみられる須恵器の産地を分析したところ、調査対象の約4%、供膳具に限ると5%弱を湖西窯産が占めていた。 尾張産の須恵器が多かったという。
[参考:毎日新聞]

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 湖西古窯跡群
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大山古墳(仁徳天皇陵) 墳丘は40m大きかった

2018年04月13日 | Weblog
 百舌鳥・古市古墳群(大阪府)にある国内最大の古墳、大山古墳(仁徳天皇陵、堺市堺区)の墳丘が、同古墳を管理する宮内庁書陵部が周濠の水中に隠れた墳丘全体を測量した結果、従来考えられていた486mよりも約40m大きい525mとわかった。
 同庁が2016年⒓月〜⒘年3月に音波探査を実施。本来の墳丘裾(縁へり)は三重の周濠のうち、最内側の周濠(水深約3・5m)内に延びており、墳丘長は少なくとも525mになることが確認された。
 墳丘裾はさらに、周濠の堆積ヘドロの下に埋もれている可能性もあるという。
 2番目に大きい古墳は、誉田御廟山古墳(応神天皇陵、羽曳野市誉田)。
[参考:共同新聞、読売新聞、毎日新聞]


さらに40m大きかった…国内最大の大山古墳

「仁徳陵」40メートル長かった 520メートル超、築造当初
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