9 NPB Teams in Okinawa

　２月１日ＮＰＢがキャンプ入り。古い言い方をすれば球春到来である。NPB全12チームのうち9チームが沖縄県にいる。

　沖縄本島には6チーム。北から、名護市・北海道日本ハムファイターズ、宜野座村・阪神タイガース、沖縄市・広島東洋カープ、北谷町・中日ドラゴンズ、宜野湾市・横浜ベイスターズ、浦添市・東京ヤクルトスワローズが、それぞれキャンプ中である。
　離島には3チーム。久米島（久米島町）・東北楽天ゴールデンイーグルス、石垣島（石垣市）・千葉ロッテマリーンズ、宮古島（宮古島市）・オリックスバファローズが、キャンプ中である。
　最も本島に近い久米島でも、100km、宮古島は300km、石垣島に至っては410kmも離れている。410kmっていったら、東京と大阪くらい離れている。

　本島も離島も、少なくとも本球場とサブ球場、ブルペン、それなりのトレーニング施設がある。さらに、球団関係者は１ヶ月、プラス報道陣を収容できる宿泊施設があることになる。タイガース（だったかな）は確かホテルムーンビーチを宿舎にしていて、系列の旅行会社がキャンプ見学ツアーまで組んでいる。
　球場等は地元自治体が負担して整備しているものだろう。プロ野球が使うのだから、施設設備の要求水準も低いはずがない。高校野球などの予選会場、一般開放でも使うのだろうけど、この1ヶ月のための準備は、相当の負担のはずだ。それでも、これだけの球団が沖縄でキャンプする。1ヶ月間報道され続けるメリットは、あるのだろう。