YouTube... たまに見る。
子供のころ見たテレビ番組などが…おそらく違法にアップロードされているのだと思う…見れるので、楽しい。
この前『600万ドルの男』を見つけた。この番組(原題:The Six Million Dollar Man)は、1970年代中ごろアメリカで放映され、数年遅れで日本でも放送された番組だ。最初のタイトルは『サイボーグ危機一髪』で、後にこのタイトルになった。石ノ森章太郎の『サイボーグ009』の影響だろう。
詳しい設定が思い出せなかったので、Wikipedia(英語版)で調べてみた。
主人公のスティーブ・オースティン(大佐)は月に行ったことがある宇宙飛行士。スペースシャトルの基礎となった”lifting body”のテスト飛行中に事故に遭い、瀕死の重傷を負った。左目失明、右腕・両足に回復不能の大けがを負ってしまう。彼は人体を補完強化する改造手術(バイオニック組織移植手術)を受けて、バイオニック・マン(サイボーグ)となり、OSI(Office of Scientific Intelligence)のエージェントとして活躍する。
この改造手術の費用が600万ドルは、放映開始当時の日本円で約18億円だった。
子供のころ、18億円なんて、見当もつかなかった。
…僕には3億円強奪事件の記憶がある。
スティーブ・オースチンの改造費用(バイオニック組織移植手術)も随分安くなった。それでも600万ドルだけどね。
オープニングを見ていて、時代が変わったなあと思ったこと。主人公の手術をするときに、左目、腕、両脚の説明がアニメーション(?)で表現されるのだが、バックにリレー式計算機がガチャガチャ音を立てていたこと。現在の子供が見たら、どう思うかな。あの頃は、あの音も随分カッコよく感じたものだった。
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この番組のスピンオフ(兄弟・姉妹番組)が、『史上最強の美女地上最強の美女バイオニック・ジェミー(THE BIONIC WOMAN)』だ。この番組は去年リメイクされて、現在放送中である。タイトルはBIONIC WOMANである。
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テレビ放送時、スティーブ・オースチン(リー・メジャース)の声は広川太一郎さん。OSIのオスカー・ゴールドマン部長(リチャード・アンダーソン)の声は家弓家正(かゆみ・いえまさ)さん。家弓さんの、『スティ~ブ』の声がカッコよかったな。
いろいろなことを思い出すものだ。