おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

曖昧さ

2010-09-26 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


人生 なにもかも理屈通り というわけにはいかず
多少の駆け引きも必要?

どうも この駆け引きというのが苦手で
ときどき 言われます
ヘタすぎるね やり取りが 
もうすこし よく考えて進めたらどう


損得勘定ということも頭の隅っこには残しておかないと
善意だけでは 世の中 なかなか住みづらくなるってモンよ

解かってはいるつもりですが
結果的には ボランティア仕事になってしまっていることが
やや 多いです
でも 言ってはいるのですよ
“タダでというわけにはいかないのですよ 支払いの猶予を
つくっているということですからネ 払えるようになったら
どうか ヨロシクネ”

お客さんの状況によっては なんとなくそんな流れになって
しまっています・・・が  いい加減な解決で終わることはよいこと
ではありません ネ
なんとなく 自分の仕事の結果も いい加減なものと推量されてしまいそうですから ネ
是は是 非は非 の精神を貫けるよう努めたいと思います


というところで 対中国外交姿勢の問題
だれしもが思うであろうこと
行動を起こすときは その行動の意味を相手が誤解しないような態勢で行うべき
そのような意味ではない と後で色塗りをしても
相手が灰色と理解してしまえば なんとなくその流れになってしまう
実は 緑色だったのだ いや 橙色だったので と弁明しても
相手の理解次第で 謝罪色にも 弁済色にも 容赦を乞う色にも
なってしまう
相手あっての外交
一方的な思い込み外交は絶対避けるべき
すくなくとも まずは 対話の機会を
双方 相手の主張・出方を見極めてから(そこまでいけなくとも相手の歩く方向をジックリと見てから近づいて まずは第一声)

相手がこちらを キチンと見てもくれないうちに重大な行動を
決定してしまうのは どうみても まずい
と思うのです



曖昧さ といえば仕事上でも ボンヤリ解釈をしていて
最近 大反省をしたことがありました

被補助人に関してですが(簡単にいうと判断能力に少々
心配のある方についてのこと)
【補助では他の保佐や後見とちがって 単に補助開始の審判
だけで事足りるというわけにはいかなくて 補助人の権限
つまり 
同意権だけ
代理権だけ
同意権と代理権
なのかを決めなければならない】

ということと

【付与される代理権の範囲は
同意権の対象となる行為と異なっていてもかまわない】
そうなのです
代理権については 特定の法律行為 と
アッサリした形で 条文にありました(あまり実務上で
論点になっていなかった?ので曖昧に理解していました)


お恥ずかしい話(恐ろしい話)ですが
少々(なんてもんジャないですね) 理解不足でして 
ある質問で気付かされ
ドッキリ なんというものではなく ヅドン と脳天に打ち込まれ
ました
まったく お客様は 学習材料を与えてくれる先生でもあります
プロとして 恥ずかしい というより申し訳ない



10月は行政書士会 マンション管理士会とも無料相談会の
連続です
シッカリと準備をせねばと 心を新たにした次第です