一時 川端康成先生のものを 集中的に読んでいたことがありました
・・・若かりし頃
こう言ってはなんですが とても好きだったのでしたが なんとなく
自分には繊細過ぎて
自分の解釈が幼稚すぎたせいもあり 繊細さと女々しさとの区別も
ろくにつかないのに
必要以上に 無粋な男らしさにこだわっていたせいか・・・
自分の女々しさの部分が膨らんでしまいそうな気配を感じて(先生には
まったく責の無い
生意気すぎて 恐れを知らなすぎるもの言いで 心から詫びたい気持ちですが)
自然と
遠のいて行ったのでした
その頃付きあいのあった女性が読んでいたのが
ジャン・クリフトフ だったことが わけもなく ?
気になったりして・・・
昭和40年代に ノーベル賞を受賞なさったときにも おおいにうれしかったのでした
が
本を手に取ることはなく・・過ぎ
そういえば ロマン・ローランもノーベル賞作家ですね
先日 中学校時代の教科書にあったのが 先生の作品
掌の小説
にある
夏の靴 であったことを思い出すことがあって 久しぶりに 文庫本を開いて
約120編ほどのなかから
どういうわけか 夏と冬 を選んで それから読み出しました
すると
思わず グッと胸が詰まり 一瞬 嗚咽してしまっていました
生意気を覚悟で言ってしまいますが いいものだ とか 価値があるとか
なんとかという思いより先に
“すごいなー”
という感想でした
若い頃に読んだ時と この年齢での読書が これほどに感銘の大きさと
形が違うものかなのかと あらためて
年月を思いました
まだまだ まだまだ 興味のある小説家さんたちが おられるのですが
あとの年月中に どれほどの人たちの
作品に逢えるのやら
できるだけ 楽しませていただきたいものだけれども・・・
楽しませていただく なんて 不謹慎すぎる言い様
でしょうね
反省します
さて 本日は おてんとうさんの光が こんなにも ありがたいものだったのか と
思ってしまったほどの
ほんとうに久しぶりの晴天
この眩しさを大事につかわさせていただいて 仕事に 学習に 努めたいと思っています
本日は 某労働関係基本法の学習
職域違反とならない範囲で
いろいろな角度からの相談があるので つまるところは 持ち合わせの知識総動員
で 対応するしかないこととなります
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