おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

敬意を表し

2016-04-03 | ◆ マンション管理業務  《 全般 》

 

先日は 久しぶりに 自身との体力勝負 という感の一日
でした

7時過ぎに事務所をスタート
9時より 某マンション管理組合理事会に顧問として同席

14時まで ビッシリ 管理運営事項の検討・整理
5時間の熱論継続です
(次期役員候補さんの紹介などもありましたが)

いっさいの飲食なしで というのが会場のルール?らしく
日頃 事務所にて コーヒーと補助者さん作の我が家独自茶
お代わりオールフリーということに慣れきっている自身は 
やや悪戦苦闘?止む無し と思いきや 熱論に集中し喉の
渇きも忘れ 
最近とみにチカクナッタ トイレタイムもガマンでき
没頭状態というのは スゴイものだ と 思いました

そうして 一件終え 事務所に急ぎ足で戻っての 外国籍の方
の婚姻の案件の面談ということ でした
その面談前の 補助者さんが淹れてくれたコーヒーの美味しかった
ことといったら・・・なにしろ 日頃ほぼ1時間おきのものが 
9時間の
インターバル後
でしたので・・・

さて 今年の 某マンション管理組合においての私の判断での
より重要な成果は
管理組合と自治会との峻別 
ということについて 顧問先において 一定の方策と成果をみた
ことではないか
そのように思えたのでした

国の発表による マンション管理の新しい指針や標準管理規約
お目見え というタイミングもあり
それと 自身が一貫して示してきた行動ともほぼマッチした内容
のものだったこともあり・・・

 

管理組合と自治会とのあるべき姿の問題

理論的にも 理解に少々どころか おおいに時間を必要とする
テーマであることを実感させられること多しの どちらかというと
『何が問題なのですか? 両者の関係ってどのような形でもいい
ことで 不法とか不当とかどうとか そんなの メンドウだから 
今のままで いいです』
という雰囲気がモロに見え隠れすることが おおよそ どの理事
会にもあることなのですが 
先日の顧問先管理組合理事会の粘りには敬意を表するに値する 
熱を感じ続けていました
なにしろ 無報酬で 華の土曜日の貴重時間を割いての 毎回の
務め
全う の成果でしたので・・ 


最近特に なによりも思うことは 管理会社さんが関与なさってい
ても 私のように 顧問として第三者的に(委任先は 管理組合さん
ですが)
事を見る立場にもいる者の存在は そうとうに意味のあることでは
ないのか ということです
例を挙げると 
究極的には 当然 委任者たる管理組合さんの利益優先は 当然
とものことなのですが 場合によっては 第三者的立場で 双方の
主張を整理し 
議論がかみ合っていないようなことの整理 
些細な誤解からできてしまう溝の修復
それと 
いわゆるクレーマーと より第三者的・当事者外立場にて対峙する
場に立つことが必要とされる場面に控えとしてブルペンで準備している
者がいることの有効・有用性
また
率直に言って 同じく受任の立場にあるが契約更新のことなどから
言いたいことも言えない あるいは 言うべきことも諸々の考量から
ついつい控えてしまうということがあるであろう管理会社に対し 管理
組合とはまた異なる向きから直訴することも可 といえる立場に居る者
でもあること・・・

などなど

いつだったか 管理会社さんからも 
『 理事会の場に同席していてくれて 助かりました 』 との言葉を
マンション理事会メンバーさんの前で いただけたことが あったりした
   とても とっても 嬉しかった

 

管理会社が既にいるのに そこへ管理組合顧問が登場
あるいは 顧問が居る場面に 管理会社就業 等
ということについての 顧問というもののあり方に関して

管理組合と管理会社の間に存している という立場
どうみたって 利害衝突関係の間に挟まっているようなことで 
さぞや
身の置き所に困ること多し と お思いの方が多いのですが
実のところ つまるところは マンションの管理運営上の実利
ともいえるものをも追求している(追究している)とも理解される 
三当事者のお付き合い
なので 私の場合 違和感というものを まず 感じたことがない
というのが 実感

マンション管理組合の 管理

マンション管理会社の 管理

管理組合管理人の   管理

第三者管理人の    管理

理事会における    管理

その他 諸々 マンション管理運営上登場する 
管理 
というもの

これらの管理をジックリと見詰め
管理・運営を全うすることに関与させていただくことこそ
マンション管理士としての 自身の生きる道であり 
努め続けるべきこと

国交省が新たに示した 標準管理規約・指針を再学習しながら
弥生の小雨の日曜の朝 今 管理という言葉の意味を
しみじみと 思っているところです

                

北海道新幹線

五年間出席番号一つ前だった同期の友が 力を尽くして
取り組んでいたことでした

その友は 残念なことに 一番列車を見ることなしに 逝って
しまった
その友を偲びながら 感謝しながら 
乗車の機会をつくらせてもらおう と 思っているのです      
                                                         この路線で 春休み 夏休み 冬休みなど 
                                                         函館の寮や下宿と苫屋との行き来を
                                                        したのでした