おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

無茶をするにも 程 がある

2016-11-26 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

(本日は 超個人的記事 ともいえる ブログ内容です
そうしたことは ほぼ無興味 という方は どうぞ
スルーを 
お願い申し上げます

ある思いが募って ついつい 記してしまったのでしたが・・・)

先日のクラス会のお別れ時近く
悪友の一人が とつぜん 学校時代のこと その後
実社会に出てからの 暫くのこと
などを
北国の海が眺められる二人だけの窓辺で トツトツと
語り始めました

いつの日にか 級友のだれかに 伝えたかったある思いが
為せたことだったのでしょう・・・

いつだったか 私も 親友と トツトツと 
いろいろ訊ねられた折
語り 
『 無茶をするにも 程というものがある とてもとても自分には考え
られないことだ 』 と その友に言わせ 
≪しょうがないなー≫とでもうったえているような面持ちに
させてしまったこと・・・ 

懐かしく思い出します 

 

若かりし頃
どうにもこうにも文系の大学に進みたくて 
しかし 貧乏もいいところということで
学校は 高専を特別奨学制度を利用しての ヤットコトサの 入学

大学へは 経済的に とても進めない あきらめるしかない ということと 

学区制改編があり 希望の普通科高校
は受験禁止となったりし・・・

普通科高校へ通う気はマッタクなくなり
そもそも気が向かないのを承知で(自己責任ですが)
工業高校と国立工業高専を受験したのでした

卒業したはいいが 約半年で 某民間会社を退職
某試験を受けたくて その後の とんでもない目標を抱えた
京浜蒲田周辺での新聞配達の生活となります

その試験は 往時から 最高の難関
しかも 受験資格は 大学卒
バリバリの著名な法学部を出て なおかつ おおよそ その後予備校
に数年通って
ナントカカントカ合格する者は 40人に一人 ときによっては
それ以上の倍率

そんな試験に挑戦
どうせやるなら 一番困難ものをやるんだ
とばかりに・・・

大学を出ていない ので 大卒並みの知識を保持するものか否かを
検査されるごとく これまた モノスゴイ
倍率だった 一次試験を経なければならず・・・
これも当時の境遇からして 当然のごとく 全科目 完全独学
なんとか それをくぐって 今度は 登場する法律用語は
すべて辞書で調べつつの これまた全科目完全独学

教室での授業 なんぞ 一切経験無し 
ましてや 予備校なんぞ
夢のまた 夢

家族の生活の糧のためにも 労働は一時期たりとも隙間なく
連続

そんなことで 東京から北国に舞台をうつしての 主に郵便
配達をしながら 法律の学習を
自分の独力だけで続けるしかなかった日々でしたが・・・

幸せだった 

なにがって 好きなことを やってみたかったことをできる喜びの日々
だったのだから
そんな無茶を許してくれる 家族(まず なんといっても 妻が理解して
くれていたこと≪貧しいながら学習本の購入は すべて許してくれた≫)
に囲まれていた 

憲法条項と法律条項の関係は などという根本的常識とでもいうこと
さえ ボンヤリとしか理解できないような状態でのスタートライン
かたや 試験場には 法学部卒ばかり のような・・・
なにしろ 自分の最終卒学校は工業系
文系の教科の高校レベルの知識は ゼロ 状態 
一次試験は2度目の試験にて どうにか通過
二次試験(短答式)は6回目で 初めて合格 その後 数回

二次試験の論文式には どうにも 立ち合ってもマワシもつかむ
ことができないようなことで・・・

雪道の外仕事から帰って 急いで食事をすませ 机には向かうが 
どうにも頭の芯が ボヤーッとしているような そんな日々に悶々と
しながら
も・・・・

若かりし頃 自分を支えたキーワードは 
『大学卒程度の知識も 法律も 日本における表現なのだ
それなりの読解力さえあれば 超専門的な分野でも
たぶん 理解は不可能じゃない
10回読んで だめなら 20回 20回で カジラレないなら
次の日に また その読解に挑戦すればいいだけ
どっちみち 乏しかろうが自分には 自分の力しかない
のだから 
続けるか やめるか 
どちらかしかない』

ということで とにもかくにも 読解にさえ近づくことができれば
あるいは ナントカナルンダロ・・・・という一念

今の業務における調べごとも この精神で
理解できるまで とにかく 挑戦
もっとも 理解できないまま お客様と対応など
モッテノホカ ですが

若いということは たしかに オソロシイ 面もある?

 

今保持している国家試験資格は 全部 完全独学
いわゆる模擬試験すら 参加したこともありません
さいわい 一回目で スルー

世には 私など どうにもオヨバナイ すごい方も
おられること モチロンですが・・・負けないように

未だに 某 最難関試験のことは どんな高性能な消しゴムででも
心というところから 消しきることができないでいます

 

『 無茶をするにも程がある 』 

とても とっても 愛おしく 懐かしい言葉です

もっとも 自分自身は 愛おしいセリフなんぞと
のたまっていればよかった身でしたが
周囲は おそらく あきらめていたんでしょうネ

“ トクオのいいように 生きたいように 生きてネ
つまるところ キット そうするんでしょうけど・・・ ”

まったく どうしようにもない 無茶 というより
超ムチャクチャ人間たる 一介の素浪人人生であります

 

さて あらためて 新標準管理規約と
ジックリ
格闘したいと 思っている 本日

国交省のホームページには 新も旧も
載せて 一刀両断的にすることを避け あたらしいほうを
ことさら 目だたせさせすぎないようにしている?ような?

いろいろ 議論を引きずっているような?部分が
諸々 散見されますし・・・

 

今日は 高層マンションの固定資産税見直しに関する記事など
インターネット上で 見えてました

昨日まで 初雪の名残の当地でしたが・・・

いよいよ 十二月ですね

年内に終えたいことをピックアップして
態勢をととのえなければならないと・・・

その前に 大好物たる コーヒーを もうひとカップ
いただきます

 

                 はたけやまとくお事 務 所