おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

報酬出費が心配 決断がにぶる

2019-05-05 | マンション〔外部専門家・  第三者管理〕

 

(委任料による管理組合会計への影響等に関して 質問が多いので

ほぼ 再掲という記事ですが 掲載させていただきました ご容赦を

お願い申しあげます)

 

 

『管理会社が関与している  それでも  顧問というものは必要 ?』

『以前のマンションと違って 今度は管理会社に管理を委託しています 
 
そのうえ顧問として係わっているマンション管理士がいるのですが 

彼は
 
どのような立場で なんのために動いているのですか ?』

『顧問というもの なにをしてくれるのか ワカラナイ のですが・・・

ナンノタメ 委任しているの ?』

 

 

以前にも記していますが
 
管理会社さんが管理委託契約の下 関与なさっていても
 
顧問として第三者的にも(委任先は 管理組合さんですが) 事を見る立場にもいる者の存在は 

そうとうに意味のあることでは ないのか ということ

 

委任者たる管理組合さんの利益優先は 当然 のことなのですが 場合によっては 

第三者的立場での言動も担当する

それも つまるところ 管理組合さんの委任に応えること 

 

・ さまざまな主張を整理  

・ 議論がかみ合っていないことの整理・調整    

・ 些細な誤解からできてしまうさまざまな関係者間の溝の修復

・ 理事会で 知識不足役員からの執拗ともいえる口撃に 

 その場で

 役員へ助言しつつ 指導として対応 

それと  

・ 管理会社も対応に困る いわゆるクレーマーなどと より第三者的・当事者外立場にて対峙 

  落しどころを探索

・ 管理会社さんからの知識だけではなく より適格な視角から管理運営知識を採り入れる

   手助けをする

・ プロとしての オリジナル管理運営手法の提案

・ 管理会社とは異なるルートでの 主治医的なファースト・オピニオン や セカンド・オピニオン

  の適時提供

 

などなど

 

 

顧問とは ?

ひとつのキーワードとして 

≪より客観的に 第三者的にも管理運営を注視し より妥当策を提示する立場の者≫

管理委託契約更新確保への配慮のことなどから遠慮して 言いたいことも言えない 

あるいは 言うべきことも諸々の考量から ついつい控えてしまうということがある管理会社に対し
 
管理組合とはまた異なる向きから 管理業務委託受任・委任双方の

よりより関係のため 諸々打診することも可 といえる立場にも居る


管理会社さんからも   『 理事会の場に同席していてくれて 助かりました 』 との言葉を

マンション理事会メンバーさんの前で いただけたことが あったりし

とても とっても 嬉しかった

 

 

管理組合と管理会社の間に存している という立場 どうみたって 利害衝突関係の間に

挟まっているようなことで   顧問というもの さぞや身の置き所に困ること多し なのだろう 

と お思いの方が多いのですが つまるところは マンションの管理運営上の妥当な実利ともいえるもの

をも追求している(追究している)とも理解される三当事者のお付き合い

なので 私の場合 身の置き所にドギマギ ということを 感じたことはない

 

マンション管理組合自身による 管理

マンション管理会社の 管理

管理組合管理人の   管理

第三者管理人の    管理

理事会における    管理

その他 諸々 マンション管理運営上登場する 管理   というもの

これらをジックリと見詰め マンションでの暮らしを全うすることに関与させていただくことこそ

マンション管理士としての自身の道であり 努め続けるべきこと

 

 

マンション管理士は

[管理組合の相談に応じ 助言・指導し 管理運営の援助をする]

今も

管理・運営の援助 ということのあるべき姿を アレコレ

思っているところです

 

   

   〔マンション管理士を使ってみたいが 報酬出費が心配 という

   組合員さんもおられますが 管理組合会計はマイナスどころか

   プラスになることが多い というのが 私の経験上からの ほぼ 

   確信に近い思いです〕

 

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