何々教 という固有の宗教をもっているわけではないのですが
なんとも不思議なこの世にある
崇高な存在 至上の存在 のようなものには多少敬意を払うつもり程度の畏敬の念はもっているつもりなので
このような状況を 無宗教主義者というのか
半宗教保持者とでもいうのか 自分でもよくわからず・・・
宗教観を尋ねられると
≪無宗教主義者と断定は出来かねるのですが
まあ それに近いような信念保持者 とでもいうことになるのでしょうか ≫というような 曖昧もいいところの答えで
ノラリクラリ かわしているような・・・
一番困るのは
『カミサマって ドコににすんでいるの?
カミサマにも パパとママがいるんでしょう?』という類の
幼い子からの究極の一発問答
“大きくなったら 一緒に調べよう ネ”
ぐらいのごまかしで済むうちはいいのだけれど・・・
さて ある宗派では 日曜日には日常と離れ 休息を
ということが
休息をとってもいい というより
むしろ 休息をとらねばならない という意の教義でもあるようで?
その真似をというわけではないのですが
しばらく 週末も 平日と変わらぬ グズグズの生活が続いていたので 昨日は 休息をできるだけ貫くことに
というわけで
カーク・ダグラスの 【 突 撃 】 を観ました
だいぶ以前にDVDを手に入れていたのでしたが
なんだかんだで やっとお目にかかれました
1957年の制作
スタンリー・キューブリックの作品ということで以前から気になっていたもの
想像以上に といってはなんですが
ヨカッター
軍事政略を見事に批判し 品性があり なおかつ 討ち付ける 反戦映画になっていると思います
戦闘シーンも CG技術なんぞ近づけないほどリアル
最近のアクション場面は ハナからCGの助け という観念が走ってしまい 迫力半減(これは私の勝手な理解)
言わずと知れたことでしょうが カークはマイケル・ダグラスの
お父さん
マイケルもいい役者さんなんでしょうが なんといっても作品に恵まれるかどうかの部分で ある意味 今の方はかわいそう
単純に比較されて ひとまとめに 二代目はどうも イマイチ
ということが 最近映画界に限らず多いですが
なんといっても 硬いことを言うようですが 文化の質が違い過ぎている
と思います
最後は好き嫌いの問題かもしれませんが
最近は わざわざ映画館へ という気をおこさせてくれるものに
巡り合えません
もっとも 私のような年齢の者をターゲットにはしてないのでしょうが
分化は進んでいるかもしれないけど
文化は イマイチ 進んでいないかなー
進んでなくてもいいけど 品性だけは 退化してほしくないなー
それにしても 以前の映画界には 誰が観賞しても裏切られることなく あらゆる年代の批判に耐え得る ヨカッタナーと思える素地のある作品が多かったような気がするんだけど こう思うのも年寄りのタワゴト かな?
とにかく まだまだ 観残している名作が タクサン
機会ある度 楽しませてもらうつもり です
でも もう一度観たいと思っても さまざまな理由から
観るのにそうとうな決心が必要なものもあり・・・
私の場合は フェデリコ・フェリーニの 【 道 】
あの女優さん(ジュリエッタ・マシーナ)が ある人にうり二つ
その方の人生と重ね合わさってしまうので 息苦しくて 画面を直に観られないでいるのです
いつの日にか 泣きまみれになってもいい状態にあるときに
観させて頂こうと思っています
想像しただけで 泣きまみれになってしまいそうなので
なんといっても
あのテーマ曲を聞くだけでも 眼がしらが・・・・
ジェルソミーナ
我ながら 困った性分です
登場人名 間違っていないとは思うのですが
もしものときは ゴメンナサイ(後で訂正させていただきますので
点検すればいいだけのことなのだけど なぜか インターネットも調子悪く・・・)