能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

増税・円高・電力事情・・・空洞化は進むのか?

2011年09月16日 | 社会・経済

3.11以降の政治の混乱、経済の停滞、グローバル対応の遅れ、異常なまでの国家債務・・・。

この国は大変なことになっています。

 

それに加え、復興増税、史上最高レベルの円高、電力不足、進まぬTPP・・・。

日本企業は海外への移転を目指し、外資系企業は日本に来ようともしません。

日本企業も海外へ工場を移転するなどの動きを加速。

これでは、国内景気は低迷し、さらには雇用危機の到来は必然的に訪れます。

 

グローバル展開を目指さないのであれば、内需の拡大しかありません。

新産業を興す、世界が注目する新テクノロジー開発、環境やパイオなどでのイノベーション、高付加価値の商品・サービス開発・・・。

それにより雇用を増やし、国内経済を活性化する・・・。

そんな解決策しかないはずです。

 

これには手を付けず、直面する短期的課題を解決するための小手先の政策を打ち出す政府。

本当に危機的だと思います。


今日のニュースでも国民年金支給額の削減や復興増税が取り上げられていましたが、

今からの時代、国民一人一人が「清貧の思想」「清く貧しく美しく」「武士は食わねど高楊枝」

・・・といった世界に生きていくしかないかもしれません。

こうなれば、平成の鎖国という政策もありかもしれません・・・苦笑。


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