能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

クリス、16勝目はなりませんでした・・・残念 あとは沢村賞の受賞を熱望しています!がんばれ、カープ

2016年09月22日 | カープ大好き!

ズムスタで行われたカープvs.阪神。

残念ながら、カープ1-4で敗戦・・・残念。

クリス・ジョンソン投手・・・16勝目、逃しました・・・。

でも、勝ち星、防御率からいくと、沢村賞の可能性もあるかもしれません。

外国人投手で言えば、バッキー投手以来、52年ぶりだそうです。

最終回の誠也の28号ソロホームラン・・・盛り上がりました!


優勝が決まった今、個人記録が注目されています。

誠也の首位打者、アライさんの打点王・・・。

残り試合は、3試合。

ちょっと難しいかもしれません。

でも、「神っている」誠也、カープスピリットを牽引するアライさん・・・。

最後の最後に見せてくれるかもしれません。

がんばれ!カープ


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サラリーマン終活 定年後30年代時代の備え方 現役時代はリハーサル・・・ゆでガエル世代のReスタート

2016年09月22日 | マネジメント

今週の日経ビジネス誌(2016.9.19号)の特集「サラリーマン終活 定年後30年代時代の備え方」。

なかなか身につまされる話です。

今年の同誌では、現在の50歳代を「ゆでガエル世代」とネーミング・・・その存在感の薄さを指摘しました。

定年から死ぬまで30年間・・・自由な時間は10万時間を超えるそうです。

趣味に生きる、田舎に移住する、社会貢献にいそしむ、働き続ける、起業する・・・。

まさに、人生二毛作です。

 

ただ、第二の人生には、意外な3つの落とし穴があると指摘します。

 

「定年ホームレスの憂鬱」・・・居場所がない・・・家の中では配偶者に邪魔者扱い、地域コミュニティにも溶け込めない・・・記事では、400名の退職者が寺に入り、僧侶を目指す事例が紹介されています。「夫源病」という病気があるようです。

 

「自覚なきナルシストたち」・・・サラリーマン時代の経験と実績で、自信満々で起業したものの、空中分解を起こす・・・。自信が過信となる・・・60歳代でぶつかる挫折です。

 

「トリレンマの囚人」・・・住宅ローン、親の介護、60歳~64歳は年金が受給できない・・・お金の面でも定年後は大変なようです。

 

こうした状況を受けて、経済コラムニスト大江英樹さんは助言します。

第二の人生、遅くとも52歳から考えよ

漠然とした不安や焦りが最大の敵。

52歳前後から、計画的に「サラリーマン終活」を始めるべきだと説きます。

 

セカンドライフの「落とし穴」「失敗パターン」

仕事編

1 同僚との付き合いを優先してきた・・・誰もいなくなるかも

2 退職後は何もせずにのんびりしたい・・・体の続く限り働けば不安は解消

3 勤務先に再雇用してもらうつもり・・・邪魔者扱いされる可能性大

4 定年後は起業でもするか・・・起業は別物

5 自分に何が出来るか分からない・・・自分の能力の棚卸をすべし

生活編

1 定年後は妻と長く一緒にいたい・・・相手に迷惑!?

2 長年の友と縁遠くなっている・・・定年後の人生の支えになるかも

3 定年間際にやりたいことを慌てて探す・・・準備には510年は必要。

4 地域活動など社会貢献したい・・・安易に溶け込もうとしても無理。

5 生活イメージが湧かない・・・ライフプランなど「見える化」せよ。

 

こうした厳しい状況の中、イキイキと定年後の人生を送るシニアのケースが紹介されています。

大学野球の指導者として働く元キリンビールの執行役員、

マラリア撲滅のNPOの仕事に携わる元住友化学の社員、

TOC理論の普及に邁進する元オムロン常務、

山形県でワイン造りを始めたリストラ社員、

理想の「介護」を目指して事業を起こすシニア・・・。

勇気づけられます。

 

作家の安部譲二さんは、

「看板なくても道を切り開け!」

とエールを送ります。

「運が良いと信じれば、看板が無くても道は切り開ける。そのためには、自分の中で何かのおまじないを見つけることだよ。」

なかなか奥の深い、懐の深い助言です。

 

この特集のまとめは、「現役時代はリハーサル」。

定年はゴールではなく、「本番」へのリハーサルととらえるべきと締めくくります。

「就職が目標」という学生がいたら「就職はスタートにすぎない」と諭すように、

定年はスタート台ととらえよと助言しています。

 

気力、体力・・・次第に落ちていく年代。

ラストスパートは大変ですが、乗り越えなければならない壁。

「ゆでガエル世代」のご同輩諸君!

もう一度ギアを入れて、もう一山乗り越えていくことにしましょう!

 

小職としては、働きながら、電話をかけながら、パソコンに向かい合いながら、突然、ばったり逝く・・・

・・・そんな終わりが理想だと思っています。


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