ベストセラーのランキングに入っている「定年後」。
読んでみました。
最近、年金や雇用保険などの相談を受けることが多くなってきました。
皆さん、定年という未知の領域に踏み込む不安を持たれているようです。
皆さん、定年という未知の領域に踏み込む不安を持たれているようです。
必ずお話します。
「年金の繰上げ支給は、出来る限り避けること(長生きリスクに備える)」
「部分年金と雇用保険のベストミックスプランを立てること」
「身体が動く限り、働き続けること」
最も大切なことは、働いて稼ぐこと・・・。
人生100年のライフシフト時代・・・。
当たり前のことですが、これが最良の保険になります。
定年後 50歳からの生き方、終わり方
楠木新著 中公新書 780円+税
楠木新著 中公新書 780円+税

著者の楠木さんは、生命保険会社に勤続した、いわばプロのサラリーマン。
「会社が嫌いになったら読む本」「人事部は見ている」といった著作があります。
今では、定年の専門家として、雑誌や新聞に登場されています。
「会社が嫌いになったら読む本」「人事部は見ている」といった著作があります。
今では、定年の専門家として、雑誌や新聞に登場されています。
同書では、定年後に訪れる環境変化を具体的な事例、ケースをもとに解説。
仕事、家庭、地域社会・・・
基本は、働くこと・・・そのために50歳代から準備を重ねることの重要性を説かれています。
著者自身、50歳からサラリーマンを続けながら、作家としての「複業」を続けてきました。
目次
第1章 全員が合格点
第2章 イキイキした人は2割未満?
第3章 亭主元気で留守がいい
第4章 「黄金の15年」を輝かせるために
第5章 社会とどうつながるか
第6章 居場所を探す
第7章 「死」から逆算してみる
60歳からの人生、自由にできる時間は8万時間あるそうです。
特に、60歳から75歳までの間を、著者は「黄金の15年」と位置付けています。
75歳というのは、健康寿命とほぼ一致。
仕事、家庭、趣味・・・自らの意思で動ける期間ということが出来ます。
特に、60歳から75歳までの間を、著者は「黄金の15年」と位置付けています。
75歳というのは、健康寿命とほぼ一致。
仕事、家庭、趣味・・・自らの意思で動ける期間ということが出来ます。
同書では、元気に活動している定年退職者の事例を紹介しています。
同書は、いわば、サラリーマンへの応援歌・・・売れている理由がよく分かりました。
ぜひ一読いただきたい一冊です。