日曜日の昼下がり・・・佐々木マキさんの展覧会に行って来ました。
佐々木マキさんと言えば、村上春樹さんの表紙や挿絵で一躍有名になった漫画家、イラストレーター。
佐々木マキさんは、1946年神戸生まれの70歳。
絵本作家としても知られています。
絵本「はぐ」、絵本「ぼくが飛んだ」「いとしのロベルタ」・・・素敵な世界で魅了する佐々木マキさんです。
つい最近まで、佐々木さんは女性かと思っていました(笑)。
佐々木マキ見本帖 in ひろしま美術館
ポップでシュールなナンセンス・ワールド
本展では、佐々木マキ約45年間の多岐にわたる創作活動を振り返る初めての展覧会。
マンガや絵本の原画のほか、挿絵や装丁画、版画、写真、陶製フィギュアなど約180点を展示しています。
佐々木作品・・・なんといっても村上春樹さんの単行本、文庫本の表紙が印象に残っています。
悩み多き青春時代・・・「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」・・・何度も何度も読みました。
佐々木さんのイラストは、あの頃の思い出を呼び起こします。
この頃、はまっていたのは、
矢作俊彦や沢木耕太郎、そして、レイモンド・チャンドラー、ダシール・ハメット、ロス・マクドナルド・・・。
ちょっと、ハードボイルドな世界にドップリ浸かっていました。
ちょっと、ハードボイルドな世界にドップリ浸かっていました。
懐かしいなあ。
羊男・・・謎の人物でした。
徹夜で読書なんていうのは日常的・・・読書も体力・・・やっばり若いというのは大きな武器です(笑)。
村上文学をビジュアル面で後押ししたのが佐々木マキさん。
生まれ育ちが同じ神戸・・・ということがあったんでしょうね。
ひろしま美術館は、広島銀行が設立した美術館。
パワーをチャージするために、たまに訪れます。
特に、ゴッホの「ドービニーの庭」、ラウル・デュフィの「ダービーの行進」からは、エネルギーと元気とパワーをいただけます。
そのほか、ルノワール、ヴラマンク、ロートレック、ローランサン、ピカソ、マチス、モネ、セザンヌ、スーラなど世界的な価値を持つ絵画を楽しむことが出来ます。
上野の美術館の混雑ぶりと比べると、まさに天国です。
佐々木マキ展・・・10月22日まで、ひろしま美術館にて開催中です。
村上春樹ファンには、ぜひとも鑑賞していただきたい展覧会です。
村上春樹ファンには、ぜひとも鑑賞していただきたい展覧会です。