能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

修行を積んだお坊さんでも、悩みは深いんですね・・・凡人の小職・・・ちょっと安心しました

2020年11月20日 | まち歩き

通勤の道すがらにある寺院。

修行を積まれたお寺の僧侶でも、悩みは深いんですね。
凡人の小職・・・ちょっと安心しました。

人間らしくやりたいなあ。
人間なんだからなあ・・・。
ここのお寺のお坊さんは、ちょっとしたコピーライター。
いつも気づきをいただいています。

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リモートワークの達人・・・オフィスのない世界 どのような人生を送りたいのか?自分の人生の重心をどこに置くのか?

2020年11月20日 | 本と雑誌

新型コロナウイルスは、ビジネスの世界にも大きな影響を与えました。

「3密」回避のため、テレワークやリモートワーク、ZoomやWebexやスラック、会議 もオンライン、教育研修もオンライン・・・95誕生以来、今まで25年かけて必要と 思いつつ実現しなかったことが次々に現実のものとなっています。

そして、ハンコもなくなり、ペーパーレス社会に差し掛かっています。

さらに、東京の渋谷でもオフィスを縮小し、都心を脱出する企業も増えているそうです。

オフィス賃料も下落しているとのこと・・・コロナ、恐るべしです。

リモートワークの達人

ジェイソン・フリード&デイヴィド・ハイネマイヤー・ハンソン著  

ハヤカワ文庫 (早川書房)

 

同書は、2013年に刊行され、世界中でリモートワークのバイブルとして広まった一冊。

早川書房から出版されているというのも面白いです。

著者は、ベースキャンプ社を経営・・・20年以上もリモートワークで働いているそうです。

だからこそ言えるリモートワークのコツを伝授しています。

 

目次

・イントロ オフィスのない世界 

・リモートワークの時代がやってきた・・・通勤は人生の無駄づかい、9時〜5時からの解放 リモートワークの誤解を解く

・リモートのコラボ術・・・コアタイムを決める、同じ画面を見つめる、印象より中身、ミーティングを減らす

・リモートワークの落とし穴・・・孤独は人を狂わせる、自由は屈従になりうる、顧客の不安を取り除く

・リモート時代の人材採用・・・人柄が大事、地域で賃金差別をしない、文章力のある人を雇う

・リモート時代のマネジメント・・・席を見張るのはやめよう、1対1で話そう、無駄な手続きや承認を根絶しよう、怠けより働きすぎに注意しよう

・リモートワーカーの仕事スタイル・・・1日のリズムを作る、コンピュータを着替えよう、存在感は仕事でアピール

横石崇さんが書かれている解説もなかなか面白いです。

 「リモートワークで働こうとするのであれば、まずは自分の人生の優先順位につい て割り振りしなければならない。」

 「どのような人生を送りたいのか、自分の人生の重心をどこに置くのかといった戦 略が必要になる。」

「目的地を決めるのは、まぎれもなくあなたでしかない。」

「コロナウイルスは、孤独化ウイルス」

オフィスがなくなる日も、そう遠くないと思わせる一冊でした。

リモートワーカー、テレワーカー必読の一冊です。


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