昨年より、かなり遅れて広島市も梅雨入りのようです。
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ちょっと鬱陶しいレイニーシーズン。
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せめて、心の中に明るい太陽を持って、楽しく乗り越えていこうと思います。
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昨年より、かなり遅れて広島市も梅雨入りのようです。
ウクライナの戦争、円安、株安、インフレ、スタグフレーション・・・。
日本経済も世界経済も減速化・・・。
相変わらず、廃業率が開業率を上回るという状態が続いています。
倒産件数は9000件と減少傾向にありますが、その裏には「自主廃業」という倒産件数にカウントされない事実があります。
自主廃業の件数は、倒産件数の実に3倍!
大変です。
ただ、最近、まわりを見ていると、ノマドワーカー、個人事業主、フリーランスといった友人が増えています。
早期定年を選択しスモールオフィスを立ち上げる、ノマドワーカーとしての事務所を持たない社会保険労務士、自分の趣味を活かしたショップを立ち上げる・・・大海に乗り出す友人たちの健闘を応援したいと思います。
フリーで働く!と決めたら読む本
中山マコト著 日経ビジネス文庫 800円+税
著者は、マーケターであり、コピーライター。
会社員を辞めて、自ら独立した経験をもとに、個人事業主として成功するためのノウハウをまとめた一冊を刊行。
独特の文体も、とても読みやすく一時間程度で読むことが出来ます。
通常、独立開業本というのは、開業資金、役所への届け出、販路開拓、税金、社会保険といった分野の解説が多いのですが、同書は、マインド部分を中心に解説し、「なんちゃってフリーランス」ではなく「プロフェッショナルフリーランス」を目指すことを推奨しています。
当然と言えば当然ですが、「徹底した準備が成功を支える」と主張します。
そして、リスクヘッジの方法を具体的にあげています。
1 借金はするな!
2 極力、オフィスは持つな!
3 通勤はしない
4 スタッフを抱えない
5 リースを組まない
6 広告宣伝をしない
なるほどです。
イニシャルコストをかけない、ランニングコストを最小限に抑える・・・。
スモールオフィス、ホームオフィス(SOHO)の鉄則です。
目次
Chapter1 フリーランス成功のための絶対法則
Chapter2 金銭的リスクを、徹底的に回避する
Chapter3 自分を最強の商品に仕立て、スタートしたその日から、売れっ子フリーランスになる方法
Chapter4 フリーランスの掟
・差別化するな!先鋭化せよ!
・仕事はもらわない
・仕事を選ぶ
・コンパクトに生きる
・お客様を徹底して選ぶ
・柱となるクライアントを作らない
・長期契約はするな!
・ガイドラインを徹底する
Chapter5 選ばれるための仕事術
Chapter6 独自の集客力をもつ方法
Chapter7 プロフェッショナルフリーランスとお金
Chapter8 プロフェッショナルフリーランスのタイムマネジメント
Chapter9 プロフェッショナルフリーランスの人脈術
さらなる飛躍のために
同書のコアとなるのは、
「何をしたいか」ではなく、「どう見られたいか」を考える・・・というコンセプト。
自分自身のキャッチフレーズ、オリジナル肩書、起業案内、ダイレクトメールなどの作り方まで、懇切丁寧に解説が加えられています。
さらに、
分身営業術、語り部名刺、ヒストリーカード、リーズンなどの著者オリジナルのツールも紹介されています。
これは、効きそうです。
書名どおり、フリーで働く!と決めた方には、最初に読んでいただきたい一冊です。