梅雨明けが発表されました。

広島市、梅雨明け。


それにしても短い梅雨でした。

さあ、夏到来!

梅雨明けが発表されました。
名門MIT(マサチューセッツ工科大学)のメディアラボ所長を務めていた伊藤穣一さんが日本に帰ってきました。
現在は、千葉工業大学の変革センター長に就かれています。
DXの時代、この日本で、デジタル最前線の進化の後押しをしていだたきたいものです。
伊藤穣一さんが新刊新書を出されました。
テクノロジーが予測する未来 web3、メタバース、NFTで世界はこうなる
伊藤穣一著 SB新書 900円+税
最近、メディアにも出始めたDAO(ダオ)についても分かりやすく解説されています。
DAOとは、分散型自律組織のこと。
経営者と従業員の区別もなく、直接民主主義的なガバナンスを行われます。
プロックチェーンを中心としたweb3のメインストリームです。
web1.0は「読む」、web2.0は「書く」、そしてweb3.0は「参加する」という説明をされています。
伊藤さんは、「join」と表現されています。
ビジネスの世界も、映画の製作現場のようになるとのことです。
一つの企画に基づいて、プロデューサーや映画監督、俳優さん、カメラマンと、スタッフが集まり作品を完成させる・・・そして、仕事が終わればチームは解散・・・また、新たな仕事を求めて彷徨う・・・そんな仕事のやり方になるようです。
WAGMI・・・「参加者皆で達成しよう。きっと出来るさ!」という仲間意識が中心になります。
目次
序章 web3、メタバース、NFTで世界はこうなる
第1章 働き方 仕事は「組織型」から「プロジェクト型」に変わる
第2章 文化 人々の「情熱」が資産になる
第3章 アイデンティティ 僕たちは、複数の「自己」を使いこなし、生きていく
第4章 教育 社会は、学歴至上主義から脱却する
第5章 民主主義 新たな直接民主主義が実現する
第6章 すべてが激変する未来に、日本はどう備えるか
DAOを中心に動いていくデジタルの世界・・・これをクリプトエコノミーと呼んでいます。
リアルな現状の世界のフィアットエコノミーと対比させています。
2022年以降は、クリプトエコノミーで回っていくという指摘です。
同書では、メタバースについても最新事情を解説しています。
FaceBookがメタと名称を変えたように、時代の変革を巻き起こすメタバースの世界。
web3とバーチャルリアリティがシンクロした新しい仮想空間が生まれます。
さらには、お金に替えられない価値が可視化されるNFT。
「代替できない価値を持つトークン」・・・ブロックチェーンの中で新たな価値が創造されることになります。
テクノロジーの進化・・・web3、メタバース、NFTで世界は、未来は、大きく変わりそうです。
ワクワク感、ドキドキ感があります。
最新デジタル・テクノロジーの動向を知るには最適な一冊です。