日経産業新聞10月25日号に一面トップに「働きがいこそ外資の強み」という見出し。
働きがいのある会社トップ10では、10社中6社が外資系企業という結果が出たとのこと。
働きがいのある会社トップ10(調査機関GPTW)。
10位 マネーフォワードG
9位 マイクロン(米国)
8位 ディスコ
7位 モルガンスタンレー(米国)
6位 パーソルキャリア
5位 レバレジーズG
4位 アメリカンエクスプレス(米国)
3位 DHLジャパン(ドイツ)
2位 セールスフォース(米国)
1位 シスコシステムズ(米国)
最近では、人的資本経営、ダイバシティ、インクルージョン、BHR、健康経営といった人材にスポットライトを当てた経営論が幅を利かせるようになってきました。
働きやすさ、働きがい、エンゲージメント、やりがいを持った社員が多い会社は、業績も良好な傾向にあります。
さらには、そういう会社には優秀な人材が集まってきます。
天使のサイクルに入ると、指数級数的にその会社は強くなります。
同記事では、セールスフォースジャパン(米国)が取り上げられていました。
営業支援ツールでSFA業界のトップ会社。
「最高のチームは家族のように働く」「同社の世界イベントには取引先や製品利用者も参加」「日本の本社ビル最上階にはシェフ駐在の交流フロアと日本庭園」
マーク・ベニオクCEOは、社員も取引先も「オハナ」と呼び、フレンドリーら接します。
「オハナ」とはハワイ語で「家族」という意味だそうです。
これからの時代、社員のやる気を引き出す新たな人事労務施策が求められてきます。
日本では、少子高齢化、人口減少が進み、優秀な人財を集め、繋ぎとめるだけでも至難の業。
「ヒト」を真ん中にして、家族のように働く空間を創ることがカギになると思います。