能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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キムタクさんのポスター連張り・・・マイナビ転職の大キャンペーン 人事担当者、採用担当者、管理監督者は大変な時代になりました

2025年01月23日 | マネジメント

広島市の中心部にある地下街シャレオ。

キムタクさんのポスターが連張りになっています。

マイナビ転職の一大キャンペーンです。

木村拓哉さん、カッコいいですね。

「7・5・3」

ヒチゴサンと言われています。

入社3年以内に、中卒者の7割、高卒者の5割、大卒者の3割が会社を辞める比率です。

最近では、さらに辞める率が高まっているように思います。

大卒初任給は、「失われた30年」でほとんど上がっていませんが、最近では初任給30万円を超える企業も出てきています。

少子化の中、優秀な人財を獲得するための人事施策なのだと思います。

転職ブームで、人材の流動化が起こることは、経済活性化にも繋がります。

また、適材適所、働く人のモチベーション向上にも繋がります。

終身雇用、年功序列の昭和の人間からすると、「石の上にも3年」「会社は我慢するところ」「最低でも5年勤めないとキャリアにはならない」と言いたいところですが、今の若い人たちは、もっと合理的でキャリア意識も高いようです。

ブラック企業ではない「ホワイト企業」に入社しても、「ハードワークもないし、これじゃ自分のキャリアや専門性が高まらない」とトットと転職していくのが、今のご時世です。

一人採用するために、100万円以上の採用コストがかかると言われています。

人事担当者、採用担当者も大変な時代です。

最近では、退職代行会社が繁盛しているようですし、突然、代行会社からの電話が入るといいます。

人事部受難の時代になりました。

会社に入ってもらったらもらったで、そこから上司や管理監督者の苦悩が始まります。

腫れ物に触るように新入社員に接しなければなりません。

いきなり辞められると×マークが付いたり、ある一言がパワハラだと言われることもあります。

たいへんですね~。

 

若い人たちには、キムタクさんのようにカッコよく働く大人になってほしいものです。

がんばれ!


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