昔、暮らしていた呉市(くれし)。
広島県の中央部の瀬戸内海に面した街です。
その中心市街地の商店街「れんが通り(旧中通り)」に行ってきました。
がら~ん・・・。
人がいません。
広島県の南部にある呉市は、造船と鉄鋼が主産業の人口21万人の街。
昨年、日本製鉄(旧日新製鋼)が閉鎖され、その跡地に防衛省の施設の建設案が上がっています。
呉市は、旧帝国海軍鎮守府、呉海軍工廠が置かれた都市、現在は海上自衛隊呉総監部が設置されています。
ネイビー(海軍)の街です。
呉市も御多分に漏れず人口の減少が続いています。
商店街「れんが通り」も行き来する人たちが少なく、空き店舗やシャッターが下りているところも多々あります。
でも、B級グルメという点でいうと、魅力度マックスです。
ラーメン、冷麺、カツどんから、饅頭、甘味まで、多様な老舗があります。
帝国海軍は、7つの海を支配した大英帝国がお手本。
洋食やバー、洋服店、帽子店が市内に残っています。
海上自衛隊では、今でも毎週金曜日には、曜日感覚をなくさないように、カレーライスがランチになるそうです。
火事で全焼したトンカツ屋さんも復活していました。
がんばれ!
名物・呉冷麺といえば、ここです。
帰省した際によく行ったアメリカン居酒屋の「KEI」も復活。
ハンバーグとビールが最高に美味しいお店でした。
あの時のマスターから代替わりしたんでしょうね。
名物・フライケーキ。
中に餡が入った揚げパンのような饅頭です。
呉市役所・・・豪華すぎます(笑)。
戦艦大和を建造した呉という街。
灰が峰。
呉市の郵便番号と同じ737メートルです。
名物「黄ビル」。
スナックや居酒屋が入るテナントビルです。
路地に入ると、昭和が残っています。
昔からある老舗店。
今では、戦艦大和の10分の1のモデルが展示されている大和ミュージアム、陸揚げした本物の潜水艦「鉄のくじら館」が人気です。
ぜひ、呉の街にお越しくださいね!
B級グルメをお楽しみください。